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「サピエンス全史」読みました。この本は人類の繁栄を3つの革命すなわち、認知革命、農業革命、科学革命から説明する本です。端的に言えば、認知革命は動物から人間への契機であり、農業革命は自然から文明への契機、科学革命は既知から未知への契機と言えます。この本の面白い点は、ただホモサピエンス全体の歴史のダイナミズムを説明するだけでなく、個々の人間の幸福にまで踏み込んでいる点です。また、最終章では人間を超越した新人類についての悲観的な警告をしている点も特徴です。AIの発展とともに、人間固有と思われていた能力が非有機体にも可能なことが判明してきている現代の我々にも刺さる内容です。タイトルの「サピエンス全史」は、これまでの人類史という意味だけなく、これからは新人類の歴史が始まり、旧人類の歴史はこれで終わりというダブルミーニングなのだと思います。

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「砂糖の世界史」読みました。この本は砂糖を世界商品と定義し、それが歴史の原動力になったと主張する本です。世界史を単一の要因に求める都合上恣意性を感じなくもないですが、砂糖産業の恩恵を最大限受けたイギリスの発展が論理的に説明されており面白かったです。また、教科書の世界史が一国史観に基づき出来事順に記述するのに対し、この本は世界システム論を基に相互関係から歴史を捉えるため、歴史の多層性に気づかせてくれます。その意味でも一読の価値がある本でした。

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「感染症の世界史」読みました。この本は世界史と銘打っているものの、一般的な感染症の定義から入り、その起源と人間の生活様式の関係を経て、個別的な感染症の歴史を列挙する形式を取っており、それらの歴史的な繋がりについては不十分と感じました。一方で、各感染症の説明は生物学的説明やその起源、人間への影響を詳細に解説しており、新たな知見をもたらしてくれます。また、この本は事実の列挙や歴史の整理にとどまらず、未来への警鐘の側面を含んでおり、例えばウイルスの薬物耐性やグローバル下でのウイルスの輸出入などの話も出てきます。この本の出版が2018年なのでコロナの話が出てこないのが惜しいですが、読み応えのある良書でした。

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「赤の女王」読みました。この本は性の進化をテーマに、性が人間の心理・本性・文化までもを構成すると主張します。タイトルの赤の女王は生物学内の仮説で、進化に競争相手いるために相対的な位置が変化せず、故に常に進化し続ける必要があるというものです。著者のリドレーはこの仮説を人間の性質に応用していきます。私が一番興味深いと思った点は、本能と学習が対極的なものではなく、実際には複合的であるという主張です。ともすれば、我々は本能を理性で抑えることが美徳とされる世界を生きており、本能を下劣なものとみなす傾向があるが、本能は我々が進化する上で必要な要素であることに変わりはないのである。

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「ぼくらのサイテーの夏」読みました。ブックオフの閉店セールで適当に選んだため児童文学とは知らず、大学生である私にとってかなり物足りなったが、児童文学を高い視座でもって鳥瞰しながら読書したことはある意味で新鮮だった。物語は小学生6年生の主人公のぼく(桃井)視点で展開し、同級生の栗田と出会った夏とそれを経ての成長が描かれる。桃井は小学生らしく幼稚で負けずに嫌いでにぎやかなことが好きな一方で、栗田は孤高で大人びており対照的である。しかしながら両者とも家庭環境が不穏という共通点を持っており、仲を深める契機となる。最終的に両者の家庭環境は改善して児童文学らしくハッピーエンドになる。大学生の視点から読むことで、物語の対比構造や象徴性、メタファーなどに気づけるので、そういう点では面白かったが、内容としてはありふれた児童文学といったところだろう。中学生ぐらいで出会いたかったなあ。

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「大人のいじめ」読みました。この本は近年増加しているハラスメントや職場におけるいじめの構造を分析し、構造的原因と対処法をまとめたものである。職場いじめの間接的原因は、過酷な労働環境、職場全体の加害者化、会社のいじめ放置である。しかしながら、根本原因は労働者が自己の直接的利益に繋がらないにも関わらず、企業の論理を内面化し、自主的にいじめやハラスメントをするように仕向けられているということである。日本の労働者は本来対等な経営者に服従し、経営に貢献しない労働者を見下し、いじめることで優秀な社員というアイデンティティを確立する。だが、それは同時に低賃金での長時間労働という企業の搾取を肯定しているのである。本来は労働組合に加入し、現状改善のために経営者と交渉すべきなのだ。これは個々の企業に限定される問題で自分には関係ないと思うかもしれないが、社会全体が労働者に寛容になることが将来的に自己の利益に繋がることは間違いない。本書は仲間の存在が権利行使を可能にすると述べているが、まさにその通りだと思う。

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「第三のチンパンジー」読みました。人間とチンパンジーの遺伝子は98.4%が同じという事実から、人間の特別性とその要因を他分野にまたがる大局的視点から解釈し、人間とは何かという問いに科学的アプローチでもって考察する本です。単なる人間中心主義に陥らず、同族殺しや生態学的資源破壊といった人間の負の側面にも言及し、過去の事実とその解説だけに終始せず、未来に向けてのメッセージも含まれます。作者のジャレド•ダイアモンドは「銃・病原菌・鉄」で有名ですが、この本はそのテーマを扱った上でより広く俯瞰した記述になっており、入門書的位置付けで読みやすいです。

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「同志少女よ、敵を撃て」読みました。ソ連の女性狙撃手を主人公の物語です。戦争は男の物語として語られるため、女の存在は戦場での搾取対象または家庭を守る存在といった副次的要素であり、ましてや女性兵士の存在は英雄譚的物語にとって異物となり排斥されます。また狙撃手は歩兵と異なり、軍としての同質性を持たない単独者であると同時に、冷酷な殺人者として異質な存在として扱われます。女性狙撃手は二つの異質性を同時に満たす存在であり、その視点から描かれる戦争は従来の戦争描写とは一線を画すと感じました。また、主人公視点で描かれる故の思索や感情描写は、数として還元される兵士を立体的に浮かび上がれせ、戦争の残酷さをより鮮明に感じさせます。

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「コンビニ人間」読みました。主人公があまりに異質でまったく感情移入できず、むしろ不快感や嫌悪感を抱きましたが、この反応は主人公の周囲の人間が主人公に対して抱くものと全く同質なもので、それこそが作者の書きたいことなのかなとも思いました。結末は主人公にとってはハッピーエンドなのですが、大多数のいわゆる”正常”な感性を持つ人は後味の悪さを感じると思います。

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「夏への扉」読みました。コールドスリープとタイムトラベルが一つの物語で共に舞台装置として機能している点が、SF初心者の自分にとって新鮮で面白かったです。表題の夏への扉は前半には現実逃避の象徴する表現として登場し、最後には未来への希望に変わるところに作者の構成力を感じました。

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「星を継ぐもの」読みました。SFは星新一のショートショートぐらいしか読んでなかったので、長編かつ重厚なサイエンス要素にたじろぎましたが、物語の軸が5万年前の宇宙服を着た死体の謎に迫るという点で一貫していて読みやすかったです。最後にこの謎が綺麗に解決するので読後感が良かったです。

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「ボトルネック」読みました。主人公に感情移入して読んでたので、同情してもしきれない。作中通して主人公の価値が否定される様はあまりに酷だった。自分の価値について考えたことがある人には刺さると思う。面白かったです。

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#ちょっと自慢したい
名門大学に通っている

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カフェは見た目の映え重視？場所の落ち着き重視？

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旅行スケジュールは詰め込み派？ゆるゆるのんびり派？

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コンビニは新商品買っちゃう？それともいつものお気に入りを買う？

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コンビニ行かん

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1000万円自由に使っていいよと言われたら、どんなことに使いたい？

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最近感じた小さな幸せを教えて？

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賄いで餃子追加されたこと

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至福や〜って思う瞬間はどんなとき？

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好きな時間まで寝れるとき

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サプライズされるのは好き？

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引退宣言からの当選…選挙どう思う？まさかの展開って体験ある？

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自分は石破氏に否定的なので自公の過半数割れは望ましい一方で、立憲が増えるのは意味わからん｡
参政党の躍進は歓迎するが、これ以上議席を伸ばすのは正直こわい。

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海の日、どこか行った？それともおうちでのんびり？

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こんにちは！
今日からGRAVITYはじめました！よろしくお願いします！😊