
光芒

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飲んだ流れで、お互いに踏み込みすぎた
でも踏み込んだ先にあった熱や温もりは形が違った
すれ違いが続き、私が提案した機会は呆気なく流れた
12月になり私も会社での飲み会や年末年始に向けての仕事が忙しく、彼もまた状況は同じ
タイミングが悪かったね
今日、美容院の予約をした
髪を伸ばし始めた時から私は彼が好きだった
次に彼と顔を合わせる時はもう、私の髪型は刈り上げるほど短くなる
私たちはまた、優しかっただけのころと同じ関係に戻るだけだよ

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私にとって弱さを見せることがとてつもなく大きな課題なのだと思い知らされた
「いつもおおらかで笑顔だから、弱っている姿も見てみたいね」「泣いてしまっても私が慰めるよ」と言ってくれたこと、夜の公園を歩きながら優しく私の肩や背中に触れてくれたこと
そんな言葉をかけてくれるなら、そんなに優しく触れてくれるなら、私が振り絞って「声が聞きたい」と口にした夜のこと、何もなかったような顔をしないで
私のことを包み込むような真似をしないでほしかった
期待してしまった私も考えが足りなかったし、そこまで大きく期待しているなんて自分でも思わなかった
また適度な距離感で、私は私を守りながら暮らしを続ける

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少し早めにお店に向かい、食事からの帰り道には会話が盛り上がってしまった
そのまま帰るつもりがあまりに盛り上がってしまったため、私はつい「公園を歩きませんか?」と提案
「金木犀が見たくて」と理由を後付けするも彼には響いておらず「行こう、散歩デート」と返されてしまった
夜風に当たりながら歩き、話をした
いつも理性的で会話中心の私たちとはどこか違う空気感で、彼はいつもより距離が近く私の体に自然と触れる大きな手のひらが温かくて嬉しかった

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きっかけは他愛ない会話の中
冗談のつもりでふと口にした言葉に彼女の表情がほんの少し強張った気がした
気のせいだったかもしれないけど、私の中では蟠りが残ってしまい、ずっと心残りだった
昨日顔を合わせた時にはもう時間が経っていて、もしかすると彼女は気にも留めていないかもしれないとは思っていたけど、「あの時のあの言葉、もしかしたら会話すら覚えてないかもしれないけど私はあなたにこの言葉を放ったことが自分でとても悲しくなった、配慮が足りなかった」と声にした
彼女はやっぱり「全然覚えてないですし、気にしてないですよ、本当に」「でもありがとう」と返事をしてくれて、私は私を許すことが出来たと感じた出来事

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でも私は誰から聞く専門的な知識や話より、彼の話し方や言葉の使い方によって受け取れる情報や心地良さがあることに気付いている
彼が私に対して選んだ言葉や声色が、何より一番私に響いている

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奇跡のような時間だといつも思っているし、これほど親しくなっても尚彼に対する敬意や好意が薄れることなくあるのは、彼の持つ魅力が途轍もなく大きいのだと思い知らされる

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🍂さんと話をしてたら共通の知人が声をかけてくれて「最近マスク外したんですね」「外した途端風邪引いたけどね」なんて言ってた
風邪を引いた時は「移されたなあ」と笑っては何度も口にしてたのに、昨日は笑いながら私を横目で見るだけで特に何も言わなかった
実のところ私が移したというのは何も言うまい…と黙っておいた

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いいんだ、と思いつつ、叶わなくていいことを口にしてしまったな、と後悔

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今日会った時に「王将行ったんだね」と声をかけられ「さすがに今日は一日ジムだし激増しはやめました」と言うと「激増し食べてスタジオににんにく臭撒けばよかったじゃない(笑)」と笑われて、釣られて笑った

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そう見えてるよ

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今の車がとっても好きで写真もよく撮るんですって言いながらも、本命は違う車で…と言うと「浮気性だね(笑)」と笑われ、でも乗ったら乗ったで今の車がやっぱりいい!って思うかもしれないじゃないですか?って言うと「それはそれで浮気性じゃないか(笑)」と笑われた
🤦♀️🤦♀️🤦♀️

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そんな話をしてたら「まだそんなに経ってない?上達するのが本当に早いな、僕の教え方が上手いのかな」って言うから「そうですよ!先生のおかげですね」と言うとすかさず「冗談だよ」と柔らかい笑顔を向けてくれる

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今日の振りはなんとなくついていけたから、教えてもらう箇所も少なかった
まだ慣れないクラスだから向かいながらそわそわして、着いても緊張してた
「今日はなんだか緊張してます」と言うと「なんでよ」と笑われた
「他のクラスでも緊張する?」と聞かれたから「いや、ここは慣れないので」と答えると「大丈夫だよ、気負わなくても」といつも通り優しく声をかけてくれた
ありがとうお兄さん〜

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彼は私のことを名前で呼ぶようになった
「私は顔を覚えるのも名前を覚えるのも自信がないので無闇に話しかけたりはしませんが、あなたはとてもよく目立つのでどこにいても分かります」と言われ、私って目立つのか、と認識

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今日も大変いい一日でした
大好きなIRさんは今日も可愛く笑っていたし、🍂さんといる時の安心感を思い出すと🍂さんに会いたくなった

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付きっきりで振りを教えてくれていた🍂さんが「お知り合いが多いんですね、たくさん声を掛けられる」と言ったとき、今日は特別声を掛けられる回数が多いな、と気付いたくらい
時々発生する、数ヶ月分の言葉を交わしたなと思う日が昨日だった

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大変に難しかったけど、合間合間の大きな動きは分かるからなんとなくついていく作戦で乗り切った
元々できると思って入ったわけじゃないからそこそこ合わせられるくらいで楽しめたのでオッケー
終わったら🍂さんが1から100まで付きっきりで教えてくれて、気付けば1時間
30分のレッスンで汗かけなかったけど、しっかり教えてもらいながら汗かいて、お風呂に入って帰宅
足元だけでも動画に撮るといつどんな振りを踊ったか覚えられますよ、と言われ帰ってから何度もステップを踏み直してはなんとか記録
来週は代行で先生がお休みのため、再来週また入ってみようと思う

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お兄さんは私よりずっと難しいレベルのエアロを受けてる話を聞いてたし実際に踊る姿も何度か見たことがある
「最近エアロはどうですか」と声をかけてくださり、しばらく色んなIRの踊り方やレベルによっての難しさで盛り上がった
「少し上手く踊れるようになりたい気持ちが芽生えてきて、今日も昼のクラス一回目を受けたんです。しばらく続けてみようと思ってます」と言うと「同じレベルなら月曜夜のクラスにいつも出てるので一緒に出ませんか?」と誘ってくれた
分からなくても僕が教えるので、と言ってくれたのが心強くて嬉しかった
明日からまた頑張ろう
新しいことを始めるのに、仲間がいてくれることは大変ありがたいね

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エスカレーター式で自動的にレベルが上がったクラスに毎週入ってたから比較的優しい振り付けだったけど、最近熱が入ってきて違う曜日のレッスンに入ることに
これがなかなか難しくて今までも二回ほど参加してどちらも心折れて終わってたけど、今回初めて月初のレッスンに参加できるからこれを機に通い続けて少しでも上達したいという意気込み
相変わらず難しいけど一回目を受ければ途中から飛び入り参加するよりずっと楽なのではないかと踏んでる
もちろんまだまだ心折れる日もあるだろうけど、根気強く続けてみたいな

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「一週間は禁煙してください」と言われ、「はい」と答えた
帰宅してまずタバコを吸う

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どこかで私が私であることを否定していることには気付いている

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楽しかったし程よく疲れたし、いつものメンバーがずっとそばにいてくれて大変ありがたかった
と同時になんだか私自身、自分のままでいられる姿の範疇を越えていることに気が付いた
IRさんのことが本当に本当に大好きでたまらなかったけど、ようやく諦めがついた
彼女の周りには彼女を輝かせる環境があって、その環境は今の私がいられる場所じゃない
早かったのか遅かったのかも分からないけど、タイミングは今じゃなかったってだけ
これに気が付いてかなり心が軽くなった
私は私のまま、彼女は彼女のままで、今まで通り暮らしが続いていきますように

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これは乳酸が溜まって疲労が蓄積されるのを防ぐための声掛けなのかな?
どういった効果があるんだろう

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ロッカールーム、レッスン前、レッスンが終わった後、階段やトレーニングルームですれ違い様に声をかけてくれる人も何人かいらっしゃって、本当にありがたいな
あそこにいる時の自分が好きだし、そう思わせれてくれる皆のことがなにより大好き
たくさんの元気をもらっていて、一緒に笑い合えるのが幸せ
いつもありがとうございます

光芒
友達と喋ってたら後ろからひょっこり大好きな人がやってきて、あ!って顔を傾けたら「なになに?」って言いながら反対側に頭傾けるから一生顔合わせられなくて笑った
ラブレター付きのプリン、明後日会えるのが楽しみだなあ

光芒
あんまり自分の脳みそが安直で笑っちゃう
今日は雨でも心は穏やかだよ

光芒
明日は大好きなIRさんに昨日焼いたプリンをお届けするからドキドキ
今までも何度かお菓子を焼いては渡してるけど、喜んでもらえるといいな〜の気持ちはいつも世界一大きい
今日はジムで仲良しのお姉さんに届けたら、すぐに目の前で開けて完食してしまってあまりにも愛だった

光芒
先週から気持ちがかなり通常運転に戻って来ていて嬉しい
それでも何だか落ち着かなくて眠れない夜を迎えてしまっている
また明日からほどほどに頑張ろうね
今日はプリンを焼いたから、好きな人たちに配るのが楽しみ🫶🏻

光芒
今日はレッスンの前に座り込んでたら、大好きな人が「セクシーなウェアだね〜〜背中丸見え!」って言いながら背後から近づいてきて「いいんです、後ろの番号だから背中見えないし…」って答えたら「見えてるよ〜〜外したくなる、外したい」なんて言われてもう🤦♀️🤦♀️🤦♀️🤦♀️🤦♀️
しばらく背中を狙われてくるくる回りながら、にやりと笑う顔に死んでしまった
狡い人だな〜ほんと

光芒
誰かのことを考える暇もなく、ただ楽しくみんなと話しをしたり笑ったりするだけで気持ちが良かった
今日は大好きなIRさんに会える日
前は会えるのがあんなに楽しみだったな〜と思い出してみたり
初心に戻って、できるだけ自分を大事に暮らしてみよう

光芒
ジムが終わってかっこいい車でうちに寄って、ごはんを食べてシャワーを貸して髪を乾かしてあげる
なんて贅沢な夢なんだろう、話したいことたくさんあるよ

光芒
大好きなIRさんのことを本気で好きなんじゃないかと考える時間があって、それについてかなり苦しんだ
苦しんでいたのも、ただ好きなのではなくて心のどこかで彼女を羨ましく思っていたからだった
私にとっての彼女は恋の対象ではなく、人として憧れられるほどの魅力を纏った人なんだと気付いて、心が軽くなった
良くも悪くも私は私にしかなれないけど、私はそれを受け入れられる
彼女の良さは、彼女にしかないもの
違う人間だからこそ私は彼女を素敵だと思える
彼女が持つ魅力を存分に引き出し続ける姿を私は見守っていられたら良いな

光芒
「春のイメージがあります」と言うと「私は年中春です」と柔らかく笑ってくれた
