共感で繋がるSNS
国道ほうれい線

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顔面に刻まれた都市計画。 歩道橋の下で、今日も黄昏れている。 手遅れブティック── https://latebtq.web.fc2.com/index.html
写真撮影
読書
散歩
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定期検診の肺レントゲンに、
公孫樹(イチョウ)が写っていた。
食道裂孔ヘルニアで、
銀杏(イチョウ)が上へ上へと
押し上げた結果らしい。
胸の中まで
黄葉するとは思わなかった。
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「(優しいトーンで)行政書士に相談したら?」

「(ちょっと強めに)ぎょうせいしょしにそうだんしたら?」

「(決める感じで)ギョーセイショシニソウダンシタラ?」

ラジオCMのモノマネをようやくマスターしたと言うだからナニ?というつぶやき。
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レタッチでもなんでもなく、
ただのカメラブレです。
手がかじか蛙…
いや、かじcamか。
心細くなるような寒さなので、
駅を後におウチに蛙。
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青葉シンボルロード。テーブルが少しだけ移動していた。前より座りやすい。ハトには注意書きがあるのに、ヒトにはない。ここは居心地が良すぎて、むしろ「ヒトにサケを与えないでください」と貼りたくなるくらい。
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【速報】悪いヤツほどよく眠る──らしいが、彼の場合はただ「世界で一番いい枕の角度」を見つけただけだ。
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今年もまたハート。クラブかダイヤかスペードにはならなかったのか?青葉シンボルロード、最近はトランプカードだ。来年は花札あたりにしてもらいたい。猪鹿蝶──ま、シカトされるだろう。
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「プラタナスの枯葉舞う冬の道で…」

中学二年の頃、クラスみんなで歌った
合唱曲を思い出す。
課題曲は、
はしだのりひことシューベルツの『風』。
でも、最後の『歩くんだー』
だけワンオクターブ上げる
謎アレンジが、どうしても好きになれなかった。
私はそっと声を消して、
一人フェードアウトした。
今、駿府城公園のプラタナスを見て、
そのときの自分と冬の風が、
少しだけ重なった気がした。
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どこにシステムキッチンがあるんだ?
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街角で長いレンズを向けると、
すぐに「何を撮っているのか」
という空気が漂う。
ここなら、誰も気に留めない。
ただ、富士と、街と、私の距離だけがある。
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ガジュマルです。
あとは、お互い根腐れしない
距離感でやっていきましょう。
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9ヶ月ぶりの登頂 
演出過剰で気取ってみたが
息切れの方も過剰気味 鼻息荒らし
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公園の片隅にゲーム機が並んでた。
ジャンルは、対戦型ゲームらしい。
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浅く腰掛けてる人を人生経験浅めの私が撮影の光景──
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カーラジオから流れてきた曲。
脳が加齢で退化しているせいか、
何言ってるかよくわからなかったけど、
声が好きだった。
検索したら顔もタイプだった。
おじさんなのでこれ以上はモザイクで。
流れる音楽の中で、耳に残る声って貴重。
ソロの歌い手は、やっぱり強い。
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ナツロス

甲田まひる

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鍵をかけたままの部屋で、
どんな想像力が育つというのだろう。
他人の視線を恐れた瞬間、
発想は萎む——筋肉と同じように。
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「見てくれ!」「褒めてくれ!」──自己顕示欲に満ち満ちた、不埒な現代の五百羅漢。
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はればれします
ひれびれします
ふれぶれします
へれべれします
ほれぼれします

「は」と「ほ」しか
つかえないのですね
はひふへほ
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サボってんなー♫──

その昔、外回りの途中、
裏道でタバコ休憩してたら、
カーラジオから
和田アキ子の歌声が流れた。
「サボってんなー」と聴こえて、
ドキッとした。
あれから年月を経た今、
あの歌詞が
「さあ冒険だあー♫」
だったと知る。
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テーブルに座ってみた。
ほんの一瞬。
居心地がすこぶる悪くて、
無意識がやけに高く感じた。
すぐ目と鼻の先のベンチへ戻る。
あそこには、ひとりの居場所が
ちゃんとある。
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路面電車の軌道跡のような地面。肩と肘と皮膚がようやく緩んで、夜の散歩が愉しくなってきた。火照るのは歳のせいかもしれない。
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空が嘘みたいに燃えてた
誰の仕業でもない
だから撮った
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◆カラオケバーにて。
お代わりは駄菓子で──という道場。
奏でたのは、マイクではなく
男性スタッフとのたわいのない雑談。
ゼロ曲でお開き。
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◆土手の階段。
ただの階段なのに、ファインダーを
覗くと急にシネマっぽくなる。

──これはカメラの
せいです、たぶん。

あと、私の人生がドラマチック
じゃないことへの反動です。
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このようにベンチはあるけれど──
車道との距離が近すぎて、
くつろぐには、ちょっと勇気がいる

「つくろいでください」

と言われたなら、
いっそ銅像になってしまうしかない
……つくろぐ、くつろぐ
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◆ 暑さに負けつつあり、活動的でない生き方のせいか、体型もすっかりでっぷり静岡◆すぐに足掛け腰掛け散歩となりぬる
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◆9月はジステンパー◆Septemberの中に隠れた distemper◆夏の疲れが抜けきらないまま、空気だけが急に乾いていく◆涼しさは歓迎なのに、心は落ち着かず、体温計だけが健康を証明している──気分はずっと風邪のまま
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裏蓋のない時代
交換できぬ電池に
都市の声は
封じられていく

──自由な裏蓋の時代から、
不満すら出ない密閉の時代へ。
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◆あまりの酸っぱさに耐えかねて、思わず目をしっかり閉じて無言でR。
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◆何見てるんだよ…と喧嘩を売られたと言う二階三階の誤解じゃなくて、ただのギックリ腰で本当は動けませんの現場一階
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◆涼しそうに見えるけど、
アッチイよー

◆誰に言ってるの?
「アッチイケ」って

◆それ、僕なんだ

◆夜の舗道に立ってる

◆涼しげな顔して、
じわじわ熱を帯びてる──
僕なんだ
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「クサイセリフを言ったせいだ…」
空気清浄機が、感情の濃度に耐えきれず作動。
恋も、詩も、湿度58%。
換気ボタンを押すのは、僕か、君か。
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◆見ざる
◆聞かざる
◆言わざる
◆ニホンザル
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こうなっていませんか?
怒りの声が、
愛のかたちを壊していないか。
沈黙は、守るための言葉にもなれる。
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◆空気清浄機に必要なのは──加湿の潤子より、除湿の澄子◆これが私の必須機能です◆先代が力尽きたので、急遽後任を採用しました
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正体が見えた瞬間、
ありがたい説教も
全部「営業コピー」に
しか見えなくなる。
脅迫状は、差出人を
確認してから読むに限る。
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『シェーン』。
走る少年。走る犬。
野を越え、川を越え、沈黙のまま別れを追う。
棺のそばで佇む犬の目に、
村の時間が沈んでいた。
俳優も犬も、もういない。
でもフィルムを再生すれば、
彼らはまたそこにいる。
犬は、語られないものを語っていた。
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◆我がキノコ頭、頭皮の
風通しが悪いので
髪をカットしたはいいものの、
かなり短くなりすぎて ──
鏡に写る我が姿は
タケノコ王に
タケノコ二つというよりは
瓜二つになっておりました

◆イメチェン成功
◆頭皮の現実逃避の方もね
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磁石になれば
人は寄ってくる

でも私は
アルミニウムでいたい

磁力はゼロ
それでも形を支える

流行に逆らうのは
むつかしくて

まとわりつくのは
砂鉄ばかりだったけど

語りは
にごらなかった
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今日はね、暑さが…また、戻ってきたんだ。
ぼくの家のまわりにはね、
スーパーもコンビニも…ないんだよ。
ちょっと、不便だけど…
それも、まあ…いいかなって。

そういえば…最近、歩いてないなあ。
てくてく…テクシーって、言うんだっけ。
あれ、好きだったんだけどね。

足を使わないでいるとね…
体に、よくないらしいよ。
たばこと…同じくらい、ね。

でもね、歩くって…
ただの移動じゃないんだよ。
風の匂いとか、道のくぼみとか、
知らない猫に…
ちょっとだけ、見つめられるとか。

そういうのが…
あるから、歩くんだと思う。
たぶんね。
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◆今日もみんな、元気に踊ってるんですねぇ……見られることが、生きることみたいに◆でもね、私はね、見られないことに、ちょっとだけ、救われるんですよ◆……なんて、思っちゃうんですよねぇ◆誰にも見られないまま、ちょっとだけ、生き延びてるんです(なんとかレオさん風)
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◆ホットソースがテーブルの片隅でKOBUKURO化していた◆ふたつ並び、封を切られる時をただ静かに待つ◆余談だが、黒胡椒ミルをガリゴリと愛想よくスープにふりかければ、湯気の向こうで人の機嫌がやわらぐ
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◆北口の夜景は、ガラスの冷たさとビルの白い灯りで、まるで涼風が吹いているように見える◆実際は、駅前のアスファルトが吐き出す熱をまとった風◆それでも心だけは、なぜか冷房の効いた部屋に置き忘れてきたみたいだった
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◆主語が強い文章が増えた。
◆スマホ入力の雑さと、
指先の面倒くささと、
SNSの短文仕様と──
◆サイキン略語ばかり使いたがるのも、
きっと、「早く存在したい」からだ。
◆そんな気がしている。しごおわ?
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◆一次会:常磐公園
◆二次会:青葉公園
◆会費:税込150円
◆BGM:セミ
◆酒の肴は「ぼんやり」
◆ 贅沢の定義、更新されました
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◆憧れのコックピットかも知れない。
◆ローマの祝日──というか、
サイゼリヤの平日ランチ
(パセリ・セージ・ローズマリー・
アンド・タイム)。
◆胃袋という名のエンジンのセルモーター始動

……何人用を、タップしたのだろうね。

解答:ひとりよがり用
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◆公園のアーチがS極とN極に見えてきた昼下がり◆鳩まで吸い寄せられてる気がする◆引き寄せても、砂鉄と静寂くらいしか来ないタイプのやつ
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◆「マッチ棒でーす」「綿棒でーす」と並べた串カツは、会話の火種にもならなかった◆関西風のサクサク衣に、静岡の夜はちょっと優しすぎて、油が切れても、思い出の焦げ目は残る◆返事のこない冗談だけが、皿の上で冷めていった
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🍷 サイゼリヤ(ア)山脈◆グラタンの焦げ目が火口のようで、赤ワインのピッチャーは噴煙のようだった◆向かいに座っていた女は、サラダにだけドレッシングをかけて、沈黙を長めに噛んでいた◆それだけのことなのに、なぜか、その夜の夢にまで、山脈が現れたのだった
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◆アツはナツいねー🌞◆ジメジメジトジト、アジアモンスーンだら?◆明日からはANESSA塗らなきゃ、ほんとダメっさ…◆恋もしょんないままで、焼けちゃうら?◆疑似恋愛ばっかに浸っとっても、肌もしみるし、心もしみる◆財布の中身もスレンダー、痩せ我慢ずらズラだに?
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