
国道ほうれい線
顔面に刻まれた都市計画。
歩道橋の下で、今日も黄昏れている。
手遅れブティック──
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写真撮影
読書
散歩

国道ほうれい線
保湿祐子です。
本日お部屋をキレイキレイしました。
撮影者は加湿澄子。
嫌いにならないで下さい。


国道ほうれい線
視界を区切る網が張り巡らされていて、
クリアに撮れる隙間は、ほんのわずか。
網をフィルターとするのを厭わなければ、
視野はもう少し広がる。
それでもここは、
静かに街を撮れる、貴重な場所だ。
レンズフードは、
いつのまにか傷だらけになっていた。


国道ほうれい線


国道ほうれい線
関係の薄くなった人の名前がふと浮かぶ。
0時過ぎに届くのは、
だいたいコピペ感満載の営業LINEだけ。
毎年「五里喪中です」と返しているが、
既読無視がいちばん賢明なのかもしれない。
LINEという名のメルマガは、
1通200円の従量制に戻してほしい。
(指名はしていない)


国道ほうれい線
もう一品欲しいぃにゃー。
田子重しかないお気に入りのサラダ寿司は不在。
迎春のお寿司は、どこにでもある顔で整列。
ファミリーオードブル、ファミリー用サラダ。
一人では保存がきかず、
食べきれない量ばかり。
買い物か、儀式か。
田子重西中原店屋上。
富士山、異常なし。
本日ポイント5倍。


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公孫樹(イチョウ)が写っていた。
食道裂孔ヘルニアで、
銀杏(イチョウ)が上へ上へと
押し上げた結果らしい。
胸の中まで
黄葉するとは思わなかった。


国道ほうれい線
「(ちょっと強めに)ぎょうせいしょしにそうだんしたら?」
「(決める感じで)ギョーセイショシニソウダンシタラ?」
ラジオCMのモノマネをようやくマスターしたと言うだからナニ?というつぶやき。


国道ほうれい線
ただのカメラブレです。
手がかじか蛙…
いや、かじcamか。
心細くなるような寒さなので、
駅を後におウチに蛙。


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中学二年の頃、クラスみんなで歌った
合唱曲を思い出す。
課題曲は、
はしだのりひことシューベルツの『風』。
でも、最後の『歩くんだー』
だけワンオクターブ上げる
謎アレンジが、どうしても好きになれなかった。
私はそっと声を消して、
一人フェードアウトした。
今、駿府城公園のプラタナスを見て、
そのときの自分と冬の風が、
少しだけ重なった気がした。


国道ほうれい線


国道ほうれい線
すぐに「何を撮っているのか」
という空気が漂う。
ここなら、誰も気に留めない。
ただ、富士と、街と、私の距離だけがある。


国道ほうれい線
あとは、お互い根腐れしない
距離感でやっていきましょう。


国道ほうれい線
演出過剰で気取ってみたが
息切れの方も過剰気味 鼻息荒らし


国道ほうれい線
ジャンルは、対戦型ゲームらしい。


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脳が加齢で退化しているせいか、
何言ってるかよくわからなかったけど、
声が好きだった。
検索したら顔もタイプだった。
おじさんなのでこれ以上はモザイクで。
流れる音楽の中で、耳に残る声って貴重。
ソロの歌い手は、やっぱり強い。
ナツロス

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どんな想像力が育つというのだろう。
他人の視線を恐れた瞬間、
発想は萎む——筋肉と同じように。


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ひれびれします
ふれぶれします
へれべれします
ほれぼれします
「は」と「ほ」しか
つかえないのですね
はひふへほ


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その昔、外回りの途中、
裏道でタバコ休憩してたら、
カーラジオから
和田アキ子の歌声が流れた。
「サボってんなー」と聴こえて、
ドキッとした。
あれから年月を経た今、
あの歌詞が
「さあ冒険だあー♫」
だったと知る。





国道ほうれい線
ほんの一瞬。
居心地がすこぶる悪くて、
無意識がやけに高く感じた。
すぐ目と鼻の先のベンチへ戻る。
あそこには、ひとりの居場所が
ちゃんとある。


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誰の仕業でもない
だから撮った


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お代わりは駄菓子で──という道場。
奏でたのは、マイクではなく
男性スタッフとのたわいのない雑談。
ゼロ曲でお開き。


国道ほうれい線
ただの階段なのに、ファインダーを
覗くと急にシネマっぽくなる。
──これはカメラの
せいです、たぶん。
あと、私の人生がドラマチック
じゃないことへの反動です。


国道ほうれい線
車道との距離が近すぎて、
くつろぐには、ちょっと勇気がいる
「つくろいでください」
と言われたなら、
いっそ銅像になってしまうしかない
……つくろぐ、くつろぐ


国道ほうれい線


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交換できぬ電池に
都市の声は
封じられていく
──自由な裏蓋の時代から、
不満すら出ない密閉の時代へ。


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アッチイよー
◆誰に言ってるの?
「アッチイケ」って
◆それ、僕なんだ
◆夜の舗道に立ってる
◆涼しげな顔して、
じわじわ熱を帯びてる──
僕なんだ


国道ほうれい線
空気清浄機が、感情の濃度に耐えきれず作動。
恋も、詩も、湿度58%。
換気ボタンを押すのは、僕か、君か。


国道ほうれい線
◆聞かざる
◆言わざる
◆ニホンザル


国道ほうれい線
怒りの声が、
愛のかたちを壊していないか。
沈黙は、守るための言葉にもなれる。


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ありがたい説教も
全部「営業コピー」に
しか見えなくなる。
脅迫状は、差出人を
確認してから読むに限る。


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走る少年。走る犬。
野を越え、川を越え、沈黙のまま別れを追う。
棺のそばで佇む犬の目に、
村の時間が沈んでいた。
俳優も犬も、もういない。
でもフィルムを再生すれば、
彼らはまたそこにいる。
犬は、語られないものを語っていた。


国道ほうれい線
風通しが悪いので
髪をカットしたはいいものの、
かなり短くなりすぎて ──
鏡に写る我が姿は
タケノコ王に
タケノコ二つというよりは
瓜二つになっておりました
◆イメチェン成功
◆頭皮の現実逃避の方もね


国道ほうれい線
人は寄ってくる
でも私は
アルミニウムでいたい
磁力はゼロ
それでも形を支える
流行に逆らうのは
むつかしくて
まとわりつくのは
砂鉄ばかりだったけど
語りは
にごらなかった


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◆二次会:青葉公園
◆会費:税込150円
◆BGM:セミ
◆酒の肴は「ぼんやり」
◆ 贅沢の定義、更新されました



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◆ローマの祝日──というか、
サイゼリヤの平日ランチ
(パセリ・セージ・ローズマリー・
アンド・タイム)。
◆胃袋という名のエンジンのセルモーター始動
……何人用を、タップしたのだろうね。
解答:ひとりよがり用


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