書籍ではなく論文だが…心理学分野で、唯一のノーベル賞(ノーベル経済学賞)を受賞した、Kahneman・Tversky (1979)の『プロスペクト理論』をオススメしたい。数理心理学の基礎的かつ代表的な理論で、人間の認知バイアスの1つ(損失回避)を実験により定量的に測定しており、心理学を統計的、数学的(数理的)視点から学ぶのにオススメである。深く知りたい時はトヴァスキー(トヴェルスキー)とカーネマンで検索してみると良いと思われます…Kahneman, Daniel, and Amos Tversky (1979) "Prospect Theory: An Analysis of Decision under Risk", Econometrica, XLVII, 263-291.