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現代詩の星

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38 投稿数 93 メンバー

惑星主: ジン
現代詩のコミニティです。 詩誌:現代詩手帖/詩と思想/ココア共和国/詩あ/季刊びーぐる(廃刊)/詩学(廃刊)/ユリイカ(総合詩誌ではなくなり、寄稿詩と投稿欄のみ)etc.

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よだか

よだか

蠹骸

あゝ
私の心に蛆が湧く
手足には蜈が這う
目には蚤が棲む
掌は爪が食い込んでゐる

何故だろう

私はこんなに醜いのに
幸せに笑う彼奴がいる?
ミルクの如き白い歯は
黒と赫に染まる私を見つめる

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よだか

よだか

よだかと申します
詩に興味が湧いたので入らせていただきました!
ぼちぼち自作の詩を載せようと思いますのでぜひ見てくれたら幸いです
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"じぶんしか知り得ない想い"を形に残したいとき、ただひとりで記録するということのほかに、だれかに授けるという選択肢がある。その行為は"理解してほしい"よりも限りなく傲慢だ。わたしが授けた言葉によって、わたしという存在を持ち歩きながら生きていてほしいのだ。わたし以外にきみがわたしの一部を持って生きている、勝手ながらそれが愛おしいわけです。

#現代詩 #詩 #散文詩#エッセイ
#わたしの細胞分裂
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よだか

よだか

僕を咲う

遠い春の風が寂しく靡いている
嗚呼 柔らかな孤独が僕に笑う

色々の花が咲き擾れる春の中
まだ蕾の僕に触れる

嗚呼 この醜さを抱いてくれる
僕はあなたに微笑む
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その人が、そうしなければ生きてこれなかったから得た能力を、やさしいだとかじぶんにはできないだとか、きれいな言葉で甘えて、無意識に使い果たす人がいちばん無慈悲だ。

#しずかな窃盗
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ふるさ

ふるさ

古本市で偶然発見
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音のない声がコタエをもっていて、それはどこにも生み落とすつもりのないもので、そのカタチはぼくにも2度とわからない。このままなつかしい匂いだけで生きていけるし、空中に浮かぶ見覚えのある光は、もう充分だよって、すぐ後ろまでつけられた足あとを眺めている。おなじ道を何度も歩く不必要さを押し付けたのは、行き場のない声で、いまを力強く踏みつぶしているせい。

#現代詩 #散文詩 #詩 #エッセイ
#地続きのアルバム
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"愛は終わらない"そう信じたいくせに、一瞬燃え上がるものを愛と呼ぶ潔さが、人生だと思ったりもする。好きだと言い合えば、ふたりにしかできないことができて、愛してるといえば、永遠という幻想を遠くから眺めることだってできる。それらは、約束ほどに残ることもなく、ほとんどが刹那的に消えてしまうのだけど、"好きなひと"と明け方まで話したり、喧嘩して泣いた夜のこと、そういう出来事のことは、いまもすごく愛してる気がしてしまう。

#現代詩 #散文詩 #詩 #エッセイ
#あの日のこと
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ふるさ

ふるさ

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夏のおわりがさみしいのではなく、夏がおわるということを思い出したときがさみしい。特になにをしたわけでもない夏は、暑さのせいで景色と匂いが無駄に焼きついている。その不快さの隙間にあった、平凡の記憶がほんの少しのあいだ、忘れられない。

#現代詩 #散文詩 #詩 #エッセイ
#感触
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