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村上春樹の星

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惑星主: めぐる
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うそつきブロッコリー

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明日の100分de名著、
ねじまき鳥クロニクルなんだが!!!
#村上春樹
#Eテレ
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manacuba

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私がコミュニケーションの不可能性の前で絶望と恐怖と欠乏に怯えていた時、私の中で二人の村上の記憶は蘇ってきた。この天才的な二人は日本語のコミュニケーションの手本として、あまりに大いなる大作を世界に送り出したのだ。それは『ねじまき鳥クロニクル』であり、もう一冊は日本語の共同体にとって真の反抗=異質さの証明である『半島を出よ』である。二人の村上の何という偉大さだろう。人間存在、そして散文芸術への何という励ましだろう。これほどまでの言葉による芸術,つまり世界への関わり方があるのだ。さあ、私はもう自宅に帰ろう。私も『赤十字conspiracy』と『恋の罪、至上の愛』を書く。希望は次の世代へ、さらに次の世代へ託されなくてはならない。
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こりあ

こりあ

承諾ありがとうございます😊
初めて読んだ作品は海辺のカフカです。読むたびに感じるものがキラキラと変わって万華鏡みたいだなって感じます。よろしくお願いします(●´ω`●)
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manacuba

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原初の時代には、感覚は芸術を幾何学模様に捉えていなかった。芸術はそこにある。混沌としてある。いつからか解明は始まる。それは記号。分析するのは記号。芸術は私たちの目に幾何学模様として映る。いつか誰かが言った。世界には混沌の時代があったのだ。混沌は凡庸ではない。混沌を肯定すれば、芸術の上に書かれた記号は消えていく。世界よ、始まりに帰れ。世界を混沌に戻せ。村上龍から村上春樹へ。『コインロッカー・ベイビーズ』から『羊をめぐる冒険』へ。
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manacuba

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「私たち日本人は空っぽの入れ物なんだよ。本当は真剣な悩みなんてない。でもさ、痛みを感じることはできるし、苦しんで泣くことはある。その一瞬だけ私たちは人間らしさを取り戻せる。苦しみと共に自分が生きていることをネガティヴに確認できる。村上春樹が書いてきたこと、死のかたまりをメスで切り開くこと。あの感覚が私にはわかる。彼は人間の痛みだけは信じていたからね。だって私たちがどれほどくだらない人間でも痛みをごまかせる訳ないじゃないか。真剣に生きなければ、最後には耐え難い痛みの中に投げ込まれざるを得ない。精神障害の経験は大きな人間存在の真実を私に教えた。戦後生まれは空っぽの球体、私たちは生きる。束の間の喜びを糧にして、苦しみだけに真実を教わって。それでも私たちが人間でなくなることはない。人は精神障害と死の途上にあり、全て生きているという真実の存在なんだ。」
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