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今日の練習は昼から…。
寒すぎても身体固まってるから昼からでもいいかも💦
久しぶりのアスラン。
ハミ受けがどうなるかなと思いながら運動します…。首が多少上がりがちなのでハミ受けで調整しながら、何とか落としながら速歩。
というか馬の気乗りが早いというのが正しい感じ。
なので駈歩もすぐにスイッチング。常連か先生を乗せてるかのような駈歩だったので声掛けしながら動かしました。長い駈歩出来てたのでそこはネックにならないかなと思いました。
とはいえ、速すぎるのは事故の元なので優しく乗れたらと思います😊
#鬣に白髪
#運動前に色々
#二面性を見た感じ



快

太郎
その背凭れの高いプラチナの玉座は人知れず壊れてしまっていた。表面的にはおだやかな面持ちの王はいつからか独裁者に変貌していた。灰色の芝生は丈高く伸びて言葉を狂わせた。黄金の鬣をした野生馬たちを引き連れた新しい王が撃ち殺されたあとすべての言葉は灰燼に帰した。
言葉の王は襤褸の黒い衣を重ね着して舌をもつらせた。言葉という約束は行為に騙されすぎていた。信徒を失ってしまった、その王は大声で何かを叫んだがすべては暴風のなかに消された。
言葉の王の庭を人びとは華やかな孤島とうわさした。失われた言葉たちへの信仰はいま壊れた玉座として、この世の悲惨をごまかす頽落と化した。その玉座はそれを継ぐ盲目の佞臣たちがいたずらに操り、この国の言葉たちは腐ったまま死んだ。


太郎
その背凭れの高いプラチナの玉座は人知れず壊れてしまっていた。表面的にはおだやかな面持ちの王はいつからか独裁者に変貌していた。灰色の芝生は丈高く伸びて言葉を狂わせた。黄金の鬣をした野生馬たちを引き連れた新しい王が撃ち殺されたあとすべての言葉は灰燼に帰した。
言葉の王は襤褸の黒い衣を重ね着して舌をもつらせた。言葉という約束は行為に騙されすぎていた。信徒を失ってしまった、その王は大声で何かを叫んだがすべては暴風のなかに消された。
言葉の王の庭を人びとは華やかな孤島とうわさした。失われた言葉たちへの信仰はいま壊れた玉座として、この世の悲惨をごまかす頽落と化した。その玉座はそれを継ぐ盲目の佞臣たちがいたずらに操り、この国の言葉たちは腐ったまま死んだ。


不明なエラー
あたりは、まるで絵の具をぶちまけたように滲んでいく。
縞々のキリンが、涙のような雨を飲みながら私を見ている。
グリーンのライオンは、口を開けて何かを言いたげだが、声は泡になって空へ昇っていった。
パープルのワニは、ゆっくりと目を閉じて、私に背を向けた。
世界は、音のないレコードのように回転をやめた。
それでも、私はまだここにいる。撃ち抜いたはずなのに、消えない。
ピンクの銃口から滴る液体は、血ではなく、蛍光の涙のように地面を染めていった。
私は、かつて夢を撃った。
現実という檻の中で、色を失った夢を。
仕事、責任、誰かの期待。
そういう灰色の積み木の中で、いつのまにか息ができなくなっていた。
だから私は、最後の色を探したのだ。
それが、ピンクだった。
優しくて、狂っていて、救いのように甘いピンク。
気づくと、キリンが首を傾げて言った。
「まだ、戻れるよ」
その声は遠く、まるで水の中から聞こえてくるようだった。
ライオンは、グリーンの鬣を揺らしながら微笑んだ。
「君が撃ったのは、世界じゃない。
君の心の奥にある忘れた色。」
ワニは、紫の涙を流しながら呟いた。
「悲しみを撃っても、愛は死なない。」
私は銃を落とした。
ピンクの銃は、音もなく溶けていった。
代わりに、掌には一枚の花びらが残っていた。
薄く、透けるようなピンクの花弁。
「これは?」と聞くと、キリンが空を見上げて答えた。
「君がかつて、誰かにあげた優しさだよ。」
世界が静かに色を取り戻す。
縞々のキリンは空に還り、グリーンのライオンは森の奥へ消えた。
パープルのワニだけが、最後に振り返って、にやりと笑った。
「また逢えるよ。今度は生きる色の中で。」
私は、涙を拭った。
ピンクの空が、朝焼けのようにじんわりと広がっていく。
撃ち抜かれたのは、私の絶望だった。
その向こうに、まだ見ぬ未来の色があった。
少しサイケで、少し切ない。けれど、そのすべてが生きている証のように、美しかった。
それは白昼夢のように。
PINK -MONDO GROSSO Remix-
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