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しーも

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One Way Ticket (To the Blues)

ニール・セダカ

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さ丸

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共産主義の失敗は 歴史の偶然ではない
構造として必然だった

多くの共産主義国家で起きたのは
平等の実現ではなく
平等の強制だった

なぜ強制になるのか
それは共産主義が最初から
左脳の設計思想で組まれていたから

左脳は分ける
測る
整列させる
同じにする
管理する

平等は左脳が大好きな言葉だ
だが左脳の平等は
人の内側を見ない

内側の欲求
誇り
意味
つながり
生成欲求
この右脳の領域を無視したまま
外側だけを揃えようとする

その瞬間
制度は人間の自然からズレ始める

人間はただ平等なら動くわけではない
人は
自分が何を生んでいるか
誰とつながっているか
この感覚がないと
やがて生きる気力を失う

だから共産主義は
人を動かすために
別の燃料を必要とする

そこで使われた燃料が
恐怖と監視だった

監視は左脳の必然だ
なぜなら左脳は信じない
数と証拠しか信用しない
だから
見張る
記録する
評価する
処罰する

こうして
共同体を作るはずの制度が
牢獄のように変形していく

ここが共産主義の第一の崩壊点


共産主義が失敗した最大の理由は
ゼロを扱えなかったこと

ゼロとは
余白
未定義
曖昧
生成前
まだ形になっていない可能性の層

社会が生きているというのは
ゼロが流れているということ

人間は
余白を持ち
遊び
無駄を重ね
そこから新しい意味や工夫を生む

これが生命の呼吸

だが共産主義は
ゼロを怖がった

曖昧さは管理できない
余白は怠けに見える
自由は秩序を壊す
非効率は敵に見える

だから
ゼロを消しにかかった

計画経済
ノルマ
統制
監視
党の正しさ

これは全部
ゼロを殺して
イチだけで社会を回そうとする発想

イチだけの社会は
一見安定して見える
だが呼吸がない
呼吸がない社会は必ず腐る

つまり
共産主義は
平等を目指して失敗したのではなく
ゼロを消したから失敗した


では 右脳が開くと何が変わるのか

右脳が開くとは
ゼロに耐えられるということ
未定義を怖がらないということ
他者の感情を現実として扱えるということ

この条件が揃うと
共産主義は強制を必要としなくなる

なぜなら
人の内部に秩序が生まれるから

監視で動く社会は
左脳でしか回せない

共鳴で動く社会は
右脳が回路になっている

縄文の強さはここだった
彼らはルールがないのに回っていた
それは
人間が右脳でつながっていたから

自分の生存が
共同体の生存と直結している
自然の循環が
明日の命と直結している

この感覚を持つと
奪うことが損だと身体でわかる
盗むことが恥だと空気でわかる
与えることが誇りになる

これが右脳の倫理

右脳倫理が成立すると
共産主義は
恐怖の制度ではなく
自然な循環として成立しうる


共産主義が成功する鍵は
平等ではなく生成

平等を掲げると
人は
奪われる側と奪う側に分かれる

だが生成を掲げると
人は
生む側になれる

何を生むのか
労働ではない
金でもない

つながり
安心
循環
文化

共同体の空気

これらは数字にできないが
社会を支える本体

右脳が開くほど
人はこの生成を価値として認識できる

だから
右脳が開いた社会ほど
共産主義的な配分は
自然に起きる

逆に
右脳が閉じた社会では
分配は強制になり
監視が必要になり
支配に変形する


共産主義が失敗したのは
人間性を無視したからではなく
人間を左脳だけで扱ったから

右脳が開けば
共産主義は
恐怖で縛る制度ではなく
共鳴で回る循環として成立する可能性が高くなる

縄文は証拠だ
国家も金もなく
共同体が維持できた文明が実際にあった

だから次の問いはこうなる

共産主義を選ぶか資本主義を選ぶかではない
右脳が開く文明を選ぶか
左脳だけで走り続ける文明を選ぶか

その選択が
国家とお金と労働の形を根っこから変えていく


国家とは何か
お金とは何か
労働とは何か

私たちは当たり前のようにこの三つの中で生きている
だが不思議なことに
そのどれも「本来こうあるべきものだった」と説明できる人は少ない

それはなぜか
これらが自然発生したものではなく
“人類が生き延びるために作った装置”だからだ

装置は便利だ
だが同時に
使い方を誤れば人を縛る

いま私たちは
その臨界点に立っている



国家とは「守るための殻」だった

国家はもともと
外敵から身を守るための共同体装置だった

血縁や土地を共有する人々が
外からの脅威に対抗するため
ルールを決め
役割を分担し
力をまとめた

つまり国家とは
「守るための器」だった

ところが時代が進むにつれ
国家は次第に“管理する側”へと変質していく

人口を把握し
税を徴収し
労働を割り当て
国境を線で区切る

守るための仕組みが
管理するための装置へと反転した

この瞬間
国家は人のための器ではなく
人を収める枠になった


お金は本来、信用の記号だった

お金はもともと
「信じ合える」という約束を可視化した道具だった

物々交換の不便を解消するために
価値の代替として生まれたもの
つまりお金そのものに価値があったわけではない

ところが
いつしかお金は目的に変わった

信用を表す記号が
信用そのものとして扱われるようになった

そして
お金を多く持つことが
価値の証明になっていった

ここで大きな反転が起きた

本来
人間 → 信頼 → お金
だった流れが

お金 → 人間の評価
へと逆転した

この瞬間から
人は「生きる」ためではなく
「稼ぐ」ために生きるようになる


労働は生きる営みだった

本来 労働とは
生きることそのものだった

狩る
育てる
作る
分かち合う

それは生存と直結していた

しかし近代以降
労働は切り離される

生きるために働くのではなく
お金を得るために働く
お金がないと生きられない構造が完成する

ここで
労働は「生の表現」ではなく
「交換条件」へと変質した

人は自分の時間と体と感性を切り売りし
生存権を維持する存在になった

そしてその状態が
当たり前だと思い込まれていった


国家・お金・労働が結託した瞬間

国家は秩序を維持したい
資本は増殖したい
人は生きたい

この三者が重なったとき
とても強固な構造が生まれた

国家は税を集め
企業は利益を追い
個人は働き続ける

この循環自体は合理的だ
だが問題はそこから「降りられない」こと

働かないと生きられない
従わないと排除される
疑問を持つと危険視される

こうして
仕組みはいつの間にか目的を失い
維持すること自体が目的になった


では 何が必要なのか

答えは壊すことではない
反乱でも革命でもない

必要なのは
この仕組みを相対化できる視点だ

国家も
お金も
労働も

すべては
人が生きやすくなるための道具にすぎない

道具が主人になった瞬間
文明は歪む

だからこそ
右脳が必要になる

右脳は
役に立つかどうかではなく
それが「生きている感じがするか」を問う

この感覚を取り戻すと
国家も
経済も
労働も
もう一度「人の側」に引き戻せる


国家は目的ではない
お金も目的ではない
労働も目的ではない

すべては
生きるという営みを支えるための装置にすぎない

もし今
それらが重く感じられるなら
それはあなたが間違っているのではない

構造が人より前に出すぎただけだ

そして今
その歪みに気づく人が増えている

それは壊すためではなく
“もう一度 人の側に戻す”ための兆しだ

預言者の星預言者の星
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ゆち

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ありがとう😊
幸せだったよ♡♡
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