関連惑星
音楽の星 公式
182586人が搭乗中
参加
笑顔が溢れる瞬間も、心が静まるひとときも、音楽はすべてを語りかけてくれる。感じたままに、自由きままに、ここは音楽の星。
お風呂チャレンジ星
1139人が搭乗中
参加
お風呂めんどくさい、お風呂に入れない・お風呂に頑張って入る・お風呂キャンセル界隈のポンコツの集まる星⭐️ お互い応援しあって、お風呂に入ろう✨
音ゲーの星
596人が搭乗中
参加
音ゲーマー集まれ〜! 仲間を探したり、リザルト上げたりしましょう!
音楽投稿するだけの星
545人が搭乗中
参加
この星ではプレイリストに入ってる曲や、おすすめの曲などを投稿するだけの星です⭐️
質問コーナー?にも答えてくれると嬉しいです!
皆さんのおすすめの曲教えてくださいっ‼️
主必ずいいねします(いいね漏れすいません💦)
音声ルームの星
433人が搭乗中
参加
音声ルームはみんなのもの。
エモい音楽の星
386人が搭乗中
参加
Classic音楽の
382人が搭乗中
参加
民族音楽の星
378人が搭乗中
参加
民族音楽が好き、興味がある人集合!色々オススメを共有しあいましょう🥰
ちなみに「民族音楽」の定義はあなた次第!
「…的なモノ」でもまったく問題ございません♪
あなたの思う「民族音楽的な何か」を是非教えてくださいませ✨🪘
クラシックの音楽の星
344人が搭乗中
参加
♪クラシック音楽にちょっとでも興味がある人集まれーー
♪どれを聴けばいいか分からないから気に入った曲があったら教えてね
♪楽器やっててもやってなくても関係なし
♪管理人のかーうちゃんはコントラバスを弾いている素人です
どんな人か気になったら
youtube→「コントラバスと生きる かーうちゃん」を見てみてね
音楽をソッと置く星
294人が搭乗中
参加
人気

Sero
回答数 54>>
https://youtu.be/pXLnKaiDeVw?si=x92hEiK6D-acxSOv

あいす
回答数 35>>

わらびむし
↪初音ミク 重音テト
鏡音リン 巡音ルカ
鏡音レン KAITO
MEIKO GUMI
かいりきベア
好きなボカロP
↪DECO*27 ナユタン星人
ピノキオピー wowaka
ユリイカノン すりぃ など…
オススメ曲
↪ハローセカイ
ひとこと
↪プロセカもやっています!
仲良くしてくださいよろしくお願いします!

まだ死

ヤガミライト
回答数 15>>
鏡音リン→alive
鏡音レン→soundless voice
巡音ルカ→MAGA MAGA
MEIKO→夜舞うシルエット
KAITO→call!!!
全員→アイムマイン

ねこのほんき
回答数 49>>
ニーゴKAITO
ニーゴメンバー
伊草ハルカ
チャールズ・バークレー(圧倒的イケメン)
鏡音リン・レン







かつみ
回答数 15>>
鏡音リン→東京テディベア
鏡音レン→Fire◎Flower
巡音ルカ→ダブルラリアット
MEIKO→夜舞うシルエット
KAITO→千年の独奏歌

雨音。(あまおと)
回答数 15>>
鏡音リン…ぼかろころしあむ
鏡音レン…It’s A Whole World
巡音ルカ…抜錨
MEIKO…マンハッタン
KAITO…推定ラブソング

そらいろ
回答数 15>>
鏡音リン▶炉心融解
鏡音レン▶テレキャスタービーボーイ
巡音ルカ▶抜錨
MEIKO▶悪食娘コンチータ
KAITO▶悪徳のジャッジメント

ゆうくん
#イラスト #GRAVITYイラスト部
#鏡音レン

もっとみる 
関連検索ワード
新着

エイト🛹🧠🌈
本音言えば恋したいし好きな人とそうゆうイベント的な日過ごしたい(´-`).。oO
ただ出会いもなく好きな人がいてない…
スタートラインすら立ってないやんけぇぇ!

Boulevard of Broken Dreams

らむね🥤
趣味タグ:音楽,アニメ,学生,ゲーム,写真撮影,映画,スイーツ,ボカロ,原神,ジブリ,カラオケ,ファッション,歌うこと,おしゃべり,絵描き,犬:
自己紹介:漫画やアニメがだいすきです!
絵を描きます!!
ゲームも大好きです♡
星座:水瓶座

あさ
行き先未定
熊本に来たのは、逃げたからだと思っていた。
そう言えば、自分でも納得できたし、説明も簡単だった。
仕事を辞めて、実家にも戻らず、知り合いもいない街に来た。
理由としては、それで十分な気がした。
駅前でタクシーに乗った。
「行き先は?」
運転手の声は落ち着いていて、感情が少なかった。
「……まだ決めてなくて」
言ったあと、少し後悔した。
こんな答えをする年齢じゃない。
「そうですか」
それだけ言って、車は動き出した。
街は、思っていたより普通だった。
派手でもなく、寂しすぎることもない。
知らない場所に来たという実感は、まだ薄い。
信号をいくつか過ぎたところで、
運転手がふと思いついたように聞いた。
「……この街、どうですか?」
一瞬、聞き間違いかと思った。
「え?」
「住む人の目から見て、です」
まだ住んでもいない街を、どう見ろというんだろう。
昨日来たばかりだ。
「……まだ、よく分からないです」
「昨日、来たばっかりなので」
「ですよね」
それで会話は終わった。
信号で車が止まる。
朝の光が、フロントガラスいっぱいに広がる。
赤から青に変わる直前、運転手が、ほとんど独り言みたいに言った。
「行き先が決まってなくても、
走りながら決めても、
ええと思うんです」
返事をするべきだったのかもしれない。
でも、その言葉は質問じゃない気がした。
信号が青に変わり、
タクシーは何事もなかったように走り出した。
降りたのは、駅近くのビジネスホテルだった。
「ありがとうございました」
ドアを閉めると、タクシーはもうこちらを見ていなかった。
その言葉だけが、妙に残った。
部屋を決めたのは、その日の午後だった。
「とりあえず」で選んだワンルーム。
駅から少し離れていて、家賃も安い。
窓から見えるのは、隣の建物の壁だけだった。
仮のつもりだった。
ここは通過点で、長くいる場所じゃない。
そう思っていた。
最初の数日は、落ち着かなかった。
スーパーの場所も分からず、コンビニで済ませることが多かった。
夜は静かすぎて、自分の足音がやけに大きく聞こえた。
仕事は、想像していたより普通だった。
忙しすぎず、暇すぎず。
深く関わることも、期待されることもない。
昼休み、同じくらいの年の男が、いつも近くに座っていた。
天気の話をした。
それだけだった。
次の日も、同じ席だった。
名前を覚えたのは、もっと後だ。
休みの日は、目的もなく街を歩いた。
川沿いの道。
古い商店街。
昼間から開いている喫茶店。
どこも「悪くない」と思った。
でも、「いい」と言い切れるほどでもなかった。
春は、いつの間にか進んでいた。
朝、窓を開けると、空気が少し軽くなっている。
上着を着るか迷って、そのまま出る日が増えた。
ある日、洗濯物を干しながら気づいた。
ハンガーの位置を、無意識に調整している。
風向きも、日当たりも、もう考えなくても分かる。
別の日、昼休みに声をかけられた。
「今日、弁当?」
「いや、外」
「じゃ、一緒に行きません?」
断る理由はなかった。
その日から、昼はだいたい一緒になった。
話す内容は、どうでもいいことばかりだ。
仕事の愚痴。
昔住んでいた街。
最近閉店した店の話。
約束はしない。
でも、次の日も、また隣に座る。
何年後かの春。
朝、目が覚めると、窓の外がやけに明るかった。
時計を見ると、平日のいつもの時間だ。
特別な日じゃない。
窓を開けると、冷たさの抜けた風が入ってくる。
冬の匂いは、もうなかった。
上着を手に取って、少し考えてから、そのまま置いた。
ここで何年目の春なのかを、正確に言えないことに気づいた。
数えようと思えば数えられる。
でも、もう数えなくなっていた。
駅までの道を歩く。
信号の待ち時間も、横断歩道の癖も、
身体が先に覚えている。
ふと、あの朝のタクシーを思い出す。
行き先を聞かれて、答えられなかった自分。
運転手は、行き先が決まっていなくてもいい、
そんな意味のことを言っていた。
正確な言葉は、もう思い出せない。
でも、走りながら決めてもいい、という感触だけは残っている。
昼休み「今日はどこ行く?」と聞かれる。
自然に「いつものところでいい」と答える。
それを聞いて、ここにいると思った。
行き先は、まだ決めていない。
この先どうするかも、はっきりしていない。
それでも、ここで生活している。
仮のつもりで始めた日々は、気づいたら、
全部、自分のものになっていた。
足元を見る。
ちゃんと、地面に立っている。
逃げたかどうかは、もうどうでもよかった。
少なくとも、ここにいるのは、自分が選び続けた結果だ。
行き先は、まだ未定だ。
でも、止まったままではなかった。
#短編小説
#創作
#行き先未定
もっとみる 
