昔の不良は反抗的だった。だから厳しく指導すれば改心の余地があった。今の不良は逃げることしかしない。何故なら、反抗すればWi-Fiを切られるから。今の子は20歳まで臍の緒に繋がっている気分で、だからこそお腹に戻らせろと喚く。本当に子どもと戦うならWi-Fiを切る所から始めなければならないが、これは中毒患者の癇癪と闘うも同じ。だから親としても戦わず、最初から平和的解決をしようとして、子どもはそれをのらりくらりと交わし続ける。そういう二重の主導権の取り合い構造。