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#折り紙 #おりがみ #ペーパークラフト
#ユニット折り紙
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ネットで交流していると、昨日までお話ししてた人が急にアカ消ししたり、ログインしなくなったり。リアルでも話したいけど連絡先がわからなくなったり、話しかけられなかったり。
そんな伝えたいけど、伝えられない言葉を置いておく星を作りました🌟
いつか読んでもらえたら嬉しいね✨🪐
※他の住人のお手紙には基本触らないのがいいと思いますので、いいねのみでお願いします✨✉️
anNinaさんのnatalというアルバムに収録されている「シメオンの海」という曲の歌詞にインスパイアされて作った星なので、アルバムのジャケット画お借りしています✨
「シメオンの海」
手慰みに始めた宛先のない手紙
今日も崖の上から海へと瓶を投げる
深海まで落ちて押し潰れたガラス
水に溶ける言葉
波紋のように広がる
片親の星
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片親を愛し、片親に愛された者。
紙刺繍の星
11人が搭乗中
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紙刺繍が好きな方ってなかなかいらっしゃらないんだよなぁ( ˙-˙)
ということで、紙刺繍をしている方、興味がある方にお集まりいただきたい気持ちで惑星をつくりました。髪刺繍で作品を作ることがお好きな方、よかったら作品を披露しませんか? 興味がある方、この機会に作品を作ってみませんか?
搭乗お待ちしています( . .)"
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ウーマーイーツ


おかち

小陈(ヤンちゃん)
なむろん

マグロ

ヤマ
風力は2-4
最大で紙片が待って小枝が動く程度

ににに*
洗濯、古紙片付け(進捗80%)、洗濯物たたみ、風呂掃除、掃除機かけ
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daisuke107
午後の街角で
濡れた舗道に
誰かの影が 過去の影をなぞっていた
それは 誰かのうしろ姿
あるいは 過去の亡霊
風が吹いていた
「どこにでも 風はある」
そんな声が どこかで 途切れた
けれど 風は もう この瓦礫のあいだで
沈黙のなかに 息をひそめている
ひび割れた鏡のなかで
光が ゆるやかに かたちを失っていく
上へ 下へ
螺旋の記憶を ゆっくりと 沈んでいくように
掌に 紙片の匂いがのこっている
それは 古い手紙の 乾いた匂い
記憶の端で 皮膚が 紙片のように 剥がれいく
そして 声が 交差せずに すれ違っていく
まるで 別々の夢を
同じ夜に 見ているように
夜の底で
誰かが くすくすと笑った
それは 言葉のぬけがらか
古い貨幣が どこかで ころがる音か
この都市は いま
呼び名を持たぬ 境界のうえに 浮かんでいる
昼も夜も 交わらず
風も 声も とどかない
ただ 影だけが
永遠の午後を 歩いている
#自由詩

daisuke107
Ⅰ
その部屋には、
いつも薄い光が射していた。
午後の終わりのような光であり、
夢の名残のようでもあった。
彼は、
その光の中で、
何かを見つめていた。
声を持たぬまなざしが、
沈黙のかたちをなぞるように、
そこに在りつづけていた。
Ⅱ
壁には、
古びた紙片がいくつも貼られていた。
それらは、
風化した記憶の皮膜のように見えた。
夜になると、
一枚ずつ剥がれ落ちて、
音もなく
床に降り積もっていった。
まるで、彼の時間が
静かに崩れてゆく音だった。
Ⅲ
「そんなものに、なぜ……」
誰かが、あるいは風が、
そうつぶやいた。
けれど、彼は答えなかった。
ただ、
口元に
ひとつの歪みが浮かんだ。
それは笑みではなく、
否定の届かぬ場所に
漂う
嘲りの残響だった。
Ⅳ
彼は、
古びた紙片に囚われていた。
だが、
そこに温もりはなかった。
その執着は、
夜の底にかすかに浮かぶ漁火ではなく、
沈まぬための錨だった。
Ⅴ
わたしは、
いつもあの部屋を
遠くから見ていた。
灯りが揺れるたび、
彼の輪郭が
この世界から
少しずつ剥がれていくのを、
黙って見つめていた。
それが、
彼の選んだ
孤独だった。
わたしは、
ただそれを
見送るしかなかった。
#自由詩 #自己同一性

い
少女ユナの世界には、色というものがなかった。朝も昼も夜も、すべてが灰色で塗りつぶされ、人々は色の存在を語ることすらない。ユナは子どもの頃からときどき夢を見た。夢の中だけに現れる、色鮮やかな花々の庭。その名前も知らないまま、大人たちに話しても「そんなものは存在しない」と笑われ続けた。けれどユナは、その庭が「ある」と信じていた。理由なんてなかった。ただ、その庭の花たちは、いつも彼女をじっと待っている気がしたのだ。
ある日、街を歩いていると、古い本屋の奥で一冊の薄い本が目に止まった。ページは黄ばんで、表紙には見覚えのある模様。震える指で開くと、そこにはたった三行だけの文章があった――“世界のすべての色は、花彩命の庭から生まれる”“色を失った者だけが庭に辿り着ける”“庭は、心の声を聞く”。その瞬間、ユナの胸の奥で何かが強く跳ねた。本に挟まれていた地図のような紙片を握りしめ、彼女は家へ戻ることもせず、そのまま歩き出した。
地図が示す先は街の外れ、誰も近づかない森の境界だった。そこに古びた石門がひとつ、世界から取り残されたように立っていた。色のない世界の中でも、その門だけは妙に存在感があった。ユナが門をくぐると、空気の質が変わった。湿った木の匂い、足元の土の柔らかさ、遠くから聴こえる見たことのない鳥の声。それはユナが生まれて初めて感じる“生の匂い”だった。
道なき道を進んだ先、急に視界が開けた。そこに広がっていたのは、まさに夢で見た場所――花彩命の庭。ただし夢に見たような色鮮やかな風景ではなく、そこに咲く花々はすべて灰色で、まるで息を潜めて眠っているようだった。ユナは困惑し、夢との違いに心を揺らした。すると、背後から柔らかい声がした。
「色がないのは、庭があなたを試しているからだよ」
振り返ると、一匹の白狐が立っていた。額に小さな葉の紋が光っている。ユナが声を失っていると、狐は静かに言葉を続けた。
「私はミオ。この庭の守り狐。花彩命の庭は、人の心に触れたときに色を咲かせる。けれど君は、生まれてから一度も色を見たことがないだろう? だから庭は、まず君の心の形を知りたがってるんだ」
ユナは自分の胸に手を当てた。心の形なんて、自分でも知らない。けれど庭に引き寄せられた理由が、ようやく少しだけ理解できた。
ユナはゆっくりと庭の中央へ歩いた。そこには、一輪だけ他の花よりもかすかに光る蕾があった。手を伸ばすと、その瞬間、胸の奥で押し込めてきた記憶が溢れ出す。誰にも気づかれなかった寂しさ。いつも“平気なふり”をしていた幼い自分。泣きたくても泣けなかった夜。溢れた記憶は涙となり、蕾に落ちた。
すると、蕾が静かに震え、灰色の花びらが淡い桃色を帯びていった。光が灯るように、色が広がっていく。ユナは目を見開き、手を口に当てた。
「これ……私の色……?」
ミオがうなずく。
「そう。君の悲しみが咲かせた色。でもそれは弱さじゃない。長い間、誰にも見せず抱えてきた“強さ”でもあるんだ」
その言葉に胸が熱くなった。ユナは涙を流しながら笑った。自分の心が花を咲かせたという事実が、たまらなく嬉しかった。
その後、庭のあちこちを歩くたびに、ユナの心の断片に触れた花が色づいていった。過去の恐れは深い青に、誰かに向けた優しさは薄紫に、小さな勇気は黄金色の光となって咲いた。庭はユナの人生そのもののように彩りを増していき、彼女は自分の中にこんなにも多くの感情があったのだと初めて知った。
しかし、色が増えるほどに、庭を囲む森の奥から黒い霧が立ち上り始めた。ミオは険しい顔をして言った。
「影が動き出したね。色を手にした者は、必ず影と向き合わなければならない」
影――それはユナが生きてきた世界の痛み、恐れ、見ないふりをしてきた心の暗部。逃げれば庭は再び色を失う。ユナは震える手を握りしめ、霧の中へ足を踏み入れた。
霧の中心に、ユナは“もう一人の自分”を見た。色を持たず、瞳は深い闇のよう。声はユナのものなのに、どこか幼い。
「私を置いて色を探しに来たの?」
その一言だけで、ユナの胸が痛んだ。影のユナは、色を知らない世界でずっと押し込められ、泣きたくても泣けなかったもう一人の自分だった。
ユナは首を振って言った。
「置いてなんかいない。あなたがいたから、私はここへ来られたの。だから……一緒に色を見たい」
影のユナは驚いたように瞬きをし、その体が小さな光の粒に変わってユナの胸へ吸い込まれていった。黒い霧が晴れ、庭の中央に一本の大きな木が姿を現す。その枝には、今にも開きそうな大きな蕾がひとつ。
ユナが近づき、そっと手を重ねると、蕾はゆっくりとほころび、彼女の生きてきたすべての感情が色となって花を咲かせた。赤、青、紫、黄色、白……色が混ざり合い、一つの大きな光となる。庭全体が光に包まれ、世界で初めて見る“色”が空へと駆け上がった。
遠くの街にも色があふれ、人々の頬に温かな彩りが戻っていく。ユナは空を見上げ、胸に手を当てながら静かに微笑んだ。
「ありがとう。私……やっと、自分の色を見つけたよ」
花彩命の庭は風を揺らし、色づいた少女を送り出すように光を散らした。庭はまた次の誰かが来る日まで、静かに命の色を育て続けるのだった。

カムイ
光が折れ、
影が浅くずれた。
立っているかたちは、
人の形に似ていた。
硬さのない輪郭だけが
空気の中に留まっていた。
髪に似た線がふれ、
粒子がゆっくり軌道を外れる。
その外れ方が、
呼吸だけを模したように見えた。
細い指のような角度が
紙片の裏を返し、
机の影を薄く曲げる。
その動きには
重さがなく、
しかし完全な無機でもなかった。
歩行に似た圧が
床の線を湾曲させ、
廊下の温度を静かに沈めた。
沈んだ温度は
皮膚のない体温のように漂う。
沈むものがあり、
生まれた溝に、
影の密度が吸い込まれていく。
視線とも光軸ともつかない方向が
遠景の輪郭を曇らせ、
曇りはすぐ停止する。
その停止は、
何かを忘れた機械のようだった。
線が払われ、
空気が一枚剝がれ、
光の角度が別の値へ移る。
移り方は、まるで
誰かが触れたあとの余白だった。
扉が閉じる。
振動が壁へ吸い込まれ、
音は残らない。
そこにあった形だけが、
温度の薄い残滓として
室内に貼りついていた。
その残滓はゆっくり輪郭を失い、
人形の記憶のように
均一へ溶けていった。


ナッツ
吉増剛造
『吉増剛造詩集』
穿たれた紙片の、焦げた匂い、さそわれ、
ガラスから漏れた陽光に逆らいながら列車は、
尾をひく、
「魔」とは離れ離れに、胸はちいさく、
吸い込む風のつよさに肺は凍えて、
やがて、キャベツが黒く萎びて…
塵の街、氷の家、
灯油の「魔」の匂いに部屋は焼かれて、
無謬の世界に行く駅の、
照らされた花、
(walk、walk)
夜なれど、
花はこの世の誤りなのだ
「疾走詩篇」は、
裂かれたあとに咲く、
季節をまたぐくらいなら、
裂けろ、今生の詩になるな!
分岐路に運ばれる詩篇のみ、
「魔」の一行は千々に別れ、
瞬間の火花の喉を覗くのだ
String Quartet No. 2 in F-Sharp Minor, Op. 10: II. Sehr rasch

カムイ
その下に置かれた影の皿は、ゆっくりと傾きながら、
乾いた時間をこぼしていく。
裸足の記憶は石のように冷たく、
海のない場所で波の形だけを繰り返していた。
光はその形を覚えていない。
ただ、折れた風の中で
影のようなものが震えただけだった。
朝という名の紙片は、
机の裏側で湿り、
鋼の指先によって静かに破られた。
それが始まりなのか終わりなのか、
どこにも書かれていない。
影の心臓はゆっくりと回転し、
海図の裏側へ吸い込まれていく。
空は薄い膜のように剥がれ、
裏返った光が
梯子のない窓の縁にひびを入れた。
そのひびは、誰にも触れられず、
風だけがそこを通り抜けるたび、
砂の声を灰色に変えていった。
夜の深みでは、
影の骨が海の形を思い出そうとしていた。
だが海は、
名を持たない朝の中に折りたたまれており、
その端からは
濡れた光だけがこぼれていた。
それを拾おうとした影の手は、
石の温度に触れた瞬間、
記憶を忘れ、
ただ薄い線を残して消えた。
線はやがて皿の底に沈み、
誰も知らない方向へ
ゆっくりと沈黙した。
その沈黙は、
終わりに似ていたが、
完全には終わらず、
光の影だけが
最後の脈を刻んでいた。
――そのころ夜の奥で、
誰かの終わりが
ゆっくりと形を捨てていた。
影の皿はその気配を拾い上げ、
濡れた空の下で黙ったまま揺れた。
光は、来ない朝に向かって
折れた指を伸ばし続け、
終わりを探すように
石の心臓を押し返していた。
時間はもう進まず、
ただ薄い膜のように
生と死の境界を漂っていた。
影の声はそこに触れたが、
何も言わずに沈み、
沈んだ場所だけが
静かに冷えていった。
机の端で、濁った風が
小さな鼓動をひとつ壊し、
その壊れた音が
死の方向へゆっくり流れた。
流れの先には、
まだ終わらない終わりがあり、
それを待つ影の形が
淡く浮かんでいた。
夜明けは来なかったが、
夜明けを待つという行為だけは
消えずに残り続けていた。
宇宙の裏側から落ちてきた風の欠片が
机の角にぶつかり、
濁った朝の皮膚を剝がす。
そこには
ひび割れた影の海が広がっていて、
紙片だったはずの何かが
ゆっくりと溶けていくのが見えた。
それを見ていたものは誰もいない。
ただ、濡れた鋼が
何度も何度も
空の境界をなでるように曲げていた。
午後の名残は薄く、
光の破片はどれも同じ表情をしている。
影の皿は再び机の中央に戻り、
乾いた声を吸い込んだ。
その声は
朝の端で折れた影の記憶と混ざり、
石の心臓に
小さな揺れを与えた。
揺れはやがて波になり、
波は海を持たないまま
濡れた空へと立ち上がる。
その立ち上がりの中で、
光は静かに反転し、
影の裏側へ沈んでいった。
どこにも終わりはない。
だが、どこにも始まりはなかった。
ただ、夜明けだけが
何度折り曲げられても
形を捨てきれずに
そこに残っていた。
それで十分だった。
影も、光も、海も、朝も、
どれも意味を持たないまま、
皿の底へゆっくりと沈んでいった。

さーち
それにしてもファンミの花火、本当に圧巻だった!紙片が降ってくるほどの距離で打ち上げ花火を見たのは初めてで、あの迫力と一体感が忘れられないし、風磨くんが心を動かされた瞬間や価値観を、ファンミで考えてくれたのは嬉しいなぁ〜
#hoursz
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