共感で繋がるSNS

人気

関連検索ワード

新着

うにまる

うにまる

ソロ瓦礫の王の第二形態楽しすぎる
GRAVITY
GRAVITY1
夢見る機械の修理屋

夢見る機械の修理屋

重機という名の、血も涙も持たぬ異形の神々が降臨し、聖なる山河を幾何学的な廃墟へと変貌させる。代々受け継がれた祭祀の器や、魂が宿ると信じられてきた巨石は、黒いアスファルトの底に埋没し、名もなき瓦礫の一部へと解体された。文明の進軍は慈悲を知らず、繊細な手仕事が数世紀をかけて紡ぎ出した生命の文様を、画一的な規格という名の闇に呑み込んでいく。彼らの足元で脈打っていた大地の律動は、高周波の電気信号と騒音にかき消され、先祖の霊魂は居場所を失った渡り鳥のように、黒煙が渦巻く空へと静かに霧散していった。地表は、意味を剥ぎ取られた冷酷な平面へと成り果て、そこにはもはや神との対話の余地など残されていない。略奪は進歩という美名のもとに正当化され、土の匂いは、冷たいコンクリートの乾いた拒絶によって上書きされていくのだ。
GRAVITY
GRAVITY
みゃこ太

みゃこ太

承知いたしました。「完全おまか
『桃太郎2:リ・ブート』
序章:英雄の憂鬱と、鳴かないキジ
鬼ヶ島決戦から二十年。
村は、桃太郎が持ち帰った莫大な財宝によって、かつてないほど潤っていた。藁葺き屋根は瓦になり、畦道は石畳に変わった。人々は豊かな暮らしを享受し、桃太郎は生きる伝説として、村長(むらおさ)の椅子にふんぞり返っていた。
だが、桃太郎は退屈していた。
平和は素晴らしい。しかし、刺激がない。毎日の仕事といえば、隣村との水利権争いの仲裁や、増えすぎた野良犬の対策会議ばかり。
「ああ、鬼退治、楽しかったなぁ……」
中年太りした腹をさすりながら、縁側で呟く。
かつての盟友たちも、寄る年波には勝てなかった。イヌは老衰で大往生し、サルは知恵をつけすぎて村の議会で桃太郎と対立する野党のリーダーになり、キジは数年前の冬、南へ渡ったきり帰ってこない。
今の桃太郎の腰にあるのは、錆びついた名刀「日本一」だけだった。
そんなある嵐の夜。村の宝物庫が、内側から爆発した。
第一章:奪われた財宝と、黒いきびだんご
「村長! 大変だ! 宝が、宝が勝手に動き出した!」
村人の悲鳴とともに、桃太郎が現場に駆けつけると、信じられない光景が広がっていた。彼が持ち帰った金銀財宝――珊瑚の樹、金の延べ棒、美しい織物――が、まるで意思を持ったように宙に浮き、渦を巻いて東の空、つまり鬼ヶ島の方角へと飛び去っていくのだ。
そして、空っぽになった宝物庫の床には、奇妙なものが一つだけ残されていた。
それは、ドス黒く変色し、腐ったような臭いを放つ「きびだんご」だった。
「これは……まさか、お婆さんの?」
桃太郎がそれを拾い上げた瞬間、脳内にしわがれた、しかし憎悪に満ちた声が響き渡った。
『久しぶりだねぇ、桃太郎。我らが奪われたもの、利子をつけて返してもらうぞ』
それは、二十年前に彼が討ち取ったはずの、鬼の総大将の声だった。
第二章:単独行、そして意外な新相棒
村はパニックに陥った。財宝が消えたことで、村の経済は一夜にして破綻の危機に瀕した。
「私がケジメをつけてくる」
桃太郎は再び旅装束をまとった。だが、かつてのように送り出してくれるお爺さんとお婆さんは、もうこの世にいない。きびだんごをねだる仲間もいない。完全な単独行だ。
錆びついた刀を研ぎ直し、彼は二十年ぶりに船を出した。
鬼ヶ島は、以前来たときとは様子が違っていた。かつての禍々しい雰囲気はなく、ただ静まり返った廃墟だった。
「おい、出てこい! 亡霊ども!」
桃太郎が叫ぶと、瓦礫の陰から小さな影が飛び出した。
それは、まだツノも生えそろっていない、人間の子供ほどの大きさの「小鬼」だった。小鬼は怯えながらも、錆びた包丁を構えている。
「お前が、父ちゃんたちを殺した魔王『モモタロウ』か!」
小鬼の言葉に、桃太郎は言葉を失った。魔王。自分はヒーローではなかったのか?
小鬼の名は「羅刹(らせつ)」。生き残りだった。
羅刹は語った。二十年前、鬼たちが宝を集めていたのは、贅沢のためではなかった。島の地下深くに封印されている、世界を喰らい尽くす怪物「虚無(きょむ)」が目覚めないよう、魔力を持つ宝物で結界を張っていたのだと。
桃太郎が宝を奪ったことで結界が弱まり、「虚無」が目覚めかけている。死んだ鬼の大将の残留思念が、最後の力で宝を呼び戻したが、もう手遅れかもしれない、と。
「俺は……とんでもないことをしてしまったのか」
正義だと信じていた行いが、世界を滅ぼす引き金だった。桃太郎は膝から崩れ落ちそうになる。
その時、島の中央、かつての鬼の城があった場所から、空を裂くような咆哮が轟いた。地面が割れ、そこから形のない、漆黒の霧のような怪物が這い出してくる。
「虚無」だ。それは触れた端から岩を砂に変え、海水を干上がらせていく。
羅刹が包丁を握りしめて震えている。「くそっ、僕がやらなきゃ……父ちゃんたちの代わりに!」
無謀にも飛び出そうとする小鬼の前に、中年太りの背中が立ちはだかった。
「待て。ガキが前に出るもんじゃない」
桃太郎は腰の「日本一」を抜いた。錆は落ち、往年の輝きを取り戻している。
「でも、あんた、父ちゃんの敵だろ!」
「ああ、そうだ。だからこそ、私が責任を取る」
桃太郎は懐から、あの黒い腐ったきびだんごを取り出した。
「小鬼、いや羅刹。取引だ。このきびだんごを食えば、お前は私の家来になる。家来になって、私の代わりに死ぬ気で戦え。その代わり……」
桃太郎はニヤリと笑った。二十年前の、怖いもの知らずの少年の顔で。
「この国一番のヒーローの戦い方を、特等席で見せてやる」
羅刹は一瞬ためらったが、その腐った団子をひったくり、一息で飲み込んだ。
「……まずい! 最高にまずいぞ、クソ魔王!」
「ハッハッハ! 文句は帰ってから聞く!」
終章:本当の「めでたしめでたし」
戦いは熾烈を極めた。
「虚無」には実体がない。剣で斬っても霧が晴れるだけだ。
「羅刹! あいつの核を探せ! 奴が一番嫌がる場所に、お前のその包丁を突き立てろ!」
羅刹は小柄な体を活かし、瓦礫を飛び回り、「虚無」の懐深くへと潜り込む。桃太郎は囮となり、ド派手な剣技で怪物の注意を引きつけた。
ついに、羅刹が怪物の中心に輝く小さなコアを見つけた。「そこだ!」羅刹が包丁を突き立てる。怪物が悲鳴を上げ、実体を現した一瞬の隙を、桃太郎は見逃さなかった。
「うおおおお! 桃太郎流・真っ二つ斬りぃ!!」
二十年分の退屈と、後悔と、そして新たな覚悟を乗せた一撃が、怪物を両断した。
***
朝日が昇る。
「虚無」は消滅し、呼び戻された財宝もすべて砂となって崩れ去った。
何もかも失った鬼ヶ島の海岸で、中年男と小鬼が並んで座っていた。
「あーあ、村に帰ったら大目玉だ。宝は全部パーになっちまった」
桃太郎が嘆くと、羅刹が鼻で笑った。
「ざまあみろ。少しは反省しろってんだ」
二人の間には、奇妙な連帯感が生まれていた。かつて主従の証だったきびだんごは、今は対等なバディの証となっていた。
「なあ、魔王」
「なんだ、家来」
「腹減った」
「……奇遇だな。私もだ」
桃太郎は、村の方向を見つめた。財宝はない。だが、これからは自分の手で、本当の豊かさを作っていかなければならない。そして、隣には角の生えた新しい相棒がいる。
「帰るか。うちの村のきびだんごは、腐ってなけりゃ、けっこう美味いんだぜ」
二人の影が、朝焼けの海に長く伸びていた。
(完)
GRAVITY
GRAVITY1
風鳴・シン

風鳴・シン

#戦姫絶唱シンフォギア
#二次創作

戦姫絶唱シンフォギアLV(LOVE)

俺と風鳴翼の純愛LOVEストーリー

ある日、風鳴翼はいつも通りノイズと戦っていた……
逃げ遅れた1人の男(俺)をみつけ、彼を助けようとするが
実は彼もシンフォギアである。

「俺は適合者になった。
俺の聖遺物の名は……
疾風の雷鳴
歌う曲はETERNAL BLAZE

翼を守るために俺は戦う。」

そう、俺は覚悟するのであった。

弦十郎「君の覚悟は伝わった……だが、無茶はするなよ?」

俺「わかってるって…んじゃ、行ってくるぜ!」

冷静沈着、剣の歌で殲滅する
それが「防人」としての彼女の日常。

だが、その戦場に
一人だけ、取り残された男がいた。

逃げ遅れ、瓦礫の陰で立ち尽くす
それが、俺だった。


「下がれ! ここは危険だ!」

翼は即座に判断し、彼を庇うように前へ出る。
その瞬間

ノイズの一撃が、
彼女ではなく、彼を狙った。

だが。

砕けたのは、俺の身体ではなかった。

閃光。
雷鳴。
そして、歌。

遥か空響いてる
祈りは奇跡に……

彼の胸元で、聖遺物が応えた。

翼「……これは!?」

翼が目を見開く。
それは見慣れた輝き
シンフォギアの起動反応。

翼「……君が、適合者……?」

彼が静かに立ち上がる。
恐怖は、もうなかった。

「俺は……
誰かの背中に隠れて生きるつもりはない」

雷光が彼の身体を包む。
装甲が形成され、
その姿は、剣ではなく「意志」を纏っていた。

「翼……
今度は、俺が君を守る」

一瞬の沈黙。
そして、翼は小さくだが確かに笑った。

翼「……君は、本当に無茶をする」

だが、その声は
どこか、安堵に満ちていた。


「だが……
隣に立つ覚悟があるのなら」

彼女は剣を構える。


「共に歌おう。
防人としてではなく――
生きる者として」

ノイズの群れが迫る。
だがもう、恐れるものはない。

翼を守るために。
この想いを、歌に変えるために。

彼は覚悟する。

——これは戦いではない。
愛を貫く、選択なのだ。

最後のノイズが、
翼の剣と彼の雷光に貫かれ
消滅した。

静寂。

戦場に残るのは、焼けた地面と、
荒く息を整える二人だけだった。

俺「……終わった、か」

彼がそう呟くと、
翼は剣を下ろし、深く息を吐いた。

翼「……ああ。君の動き、即席とは思えなかった」

その言葉には、評価と
わずかな戸惑いが混じっている。

翼「守られてしまったな。私が」

翼は小さく笑うが、
その肩は、ほんの少し震えていた。

俺「……翼?」

彼が一歩近づくと、
彼女は視線を逸らす。

翼「すまない。戦いが終わると……気が抜ける」

防人として、
強く、気高くあろうとしてきた彼女が
「弱さ」を口にする瞬間。

翼「守れなかった過去がある。
だから……守られる側になるのが、少し怖い」

その声は低く、静かで、正直だった。

彼は答えを急がない。
ただ、そっと彼女の隣に立つ。

俺「…俺はさ」

風が吹き、
彼のギアの残光が消えていく。

俺「翼を"守らなきゃいけない存在"だなんて思ってない」

翼が、驚いたように彼を見つめる。

俺「一緒に立ちたいんだ。
背中を預け合える相手として」

少し間があって――
翼は、ふっと力を抜いた。

翼「……君は、ずるいな」

そう言って、
彼女は彼の胸元に額を預ける。

翼「そんなことを言われたら……
拒めるはずがない」
GRAVITY
GRAVITY4
daisuke107

daisuke107

『斜行のなかで』


午後の街角で
濡れた舗道に
誰かの影が 過去の影をなぞっていた
それは 誰かのうしろ姿
あるいは 過去の亡霊


風が吹いていた
「どこにでも 風はある」
そんな声が どこかで 途切れた
けれど 風は もう この瓦礫のあいだで
沈黙のなかに 息をひそめている


ひび割れた鏡のなかで
光が ゆるやかに かたちを失っていく
上へ 下へ
螺旋の記憶を ゆっくりと 沈んでいくように


掌に 紙片の匂いがのこっている
それは 古い手紙の 乾いた匂い
記憶の端で 皮膚が 紙片のように 剥がれいく


そして 声が 交差せずに すれ違っていく
まるで 別々の夢を
同じ夜に 見ているように



夜の底で
誰かが くすくすと笑った
それは 言葉のぬけがらか
古い貨幣が どこかで ころがる音か



この都市は いま
呼び名を持たぬ 境界のうえに 浮かんでいる
昼も夜も 交わらず
風も 声も とどかない

ただ 影だけが
永遠の午後を 歩いている


#自由詩


自作の詩の星自作の詩の星
GRAVITY
GRAVITY16
すがらすま

すがらすま

瓦礫原くんが使用する魔法の名前と内容の案をを考えてみました!

魔法の名前:物質分析(マテリアルアナリシス)
内容
視線を集中させることで、モノや人など対象の構成物質およびその分布を把握することができる。
ただし把握できる物質はその物質自体に対する高い理解を持つものに限られる。ゆえにイニチリウムなど未知の要素が多い物質は対象外となる。瓦礫原くんは生粋の科学者であるため、現実に存在する物質であればおおむね把握可能と考えてよい。
視認できる範囲内のものであれば魔法の対象にとることができるが、距離が離れるほど、また対象の範囲が広いほど多くの精神力を有し、発動までの時間も長くなる。

基本的に戦闘向きの魔法ではないが、例えば毒物を主体に戦う相手などであればその毒を打ち消す薬品を素早く選びとるなどして対抗することが可能である。また物質の分布も分かるため、毒や武器を隠し持っている相手に対しても事前にそれらを見抜くことができる。
世界線リレイ創作の星世界線リレイ創作の星
GRAVITY1
GRAVITY9
🌐N

🌐N

#お話してみたい
川原礫さんとどこかのタイミングでお話してみたいなと思ってます。
どのような世界を見ていて感じていて理想がどのようにあるのか知ってみたいですね。
GRAVITY
GRAVITY2
もっとみる

おすすめのクリエーター