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メモ、#雑学

💡 鉄を「錆びさせて護る」方法について
鉄を錆びさせて保護するという方法は、一般的に**「黒錆(くろさび)」**と呼ばれる安定した酸化皮膜を利用することを指します。これは、赤錆(いわゆる普通の錆で、内部への腐食を進行させる)の発生を防ぐために行われる特殊な防食処理です。
1. 黒錆(酸化鉄四三:Fe_3O_4)の形成
通常の鉄が水や酸素に触れてできる赤錆(水酸化第二鉄、後に酸化第二鉄 Fe_2O_3 となる)は多孔質でボロボロと剥がれやすく、酸素と水分が内部に浸透して腐食を進行させてしまいます。
一方、鉄の表面に意図的に生成させる黒錆(酸化鉄四三:Fe_3O_4)は、非常に緻密で安定した皮膜であり、それ以上内部への酸素や水分の侵入を防ぐ保護膜として機能します。
この黒錆を利用する代表的な防食技術には、**「黒染め(化成処理)」や「ブルーイング」**と呼ばれる処理があります。
2. 代表的な黒錆化処理
① 黒染め(四三酸化鉄皮膜処理)
* 方法: 鉄鋼製品を高温の苛性ソーダ水溶液や硝酸塩などの酸化剤を含む特殊な処理液に浸漬し、表面に均一で緻密な四三酸化鉄(黒錆)の層を生成させます。
* 特徴:
* 皮膜は非常に薄く(数 \mu m 以下)、寸法変化がほとんどありません。
* 皮膜自体は耐食性が高いですが、完全な防錆には防錆油やワックスによる後処理が必要です。
* 主に機械部品、工具、銃器(ブルーイング)などに使われます。
② 焼き入れ・焼き戻し時の酸化皮膜
* 方法: 鉄鋼の熱処理(焼き入れ・焼き戻し)の際に、特定の温度と雰囲気(水蒸気など)で処理することで、表面に酸化鉄皮膜を意図的に生成させる方法です。
* 特徴: 黒染めと同様に、緻密な酸化皮膜が保護層となり、耐食性や外観の改善に利用されます。
3. ステンレス鋼の「不働態皮膜」
質問は「鉄」ですが、「錆びさせて護る」という原理の究極的な例として、ステンレス鋼のメカニズムも関連します。
* 原理: ステンレス鋼は鉄にクロム(Cr)を10.5%以上添加した合金です。クロムは鉄よりもはるかに酸化しやすく、空気中の酸素と瞬時に反応して、表面に酸化クロムを主成分とする非常に薄く緻密な保護皮膜を形成します。
* 特徴: この皮膜は**「不働態皮膜(不動態皮膜)」**と呼ばれ、化学的に不活性で、内部の鉄の腐食(錆)を強力に防ぎます。
* 自己修復機能: この皮膜は、万が一傷ついても、すぐに空気中の酸素と反応して瞬時に再生する自己修復機能を持っています。
この不働態皮膜の働きは、**「目に見えない錆び」**によって内部の金属を強力に保護するという、最も優れた「錆びさせて護る」方法と言えます。茶渋洗い…
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シンズ

シンズ

あれ?前回いつ水槽の水換えしたっけ。
基本3~4週間に一度交換してるけど、もう今日が4週目な気がする。

取り敢えず今日本水槽の水換えして、本当は良くないけど明日か明後日の夕方に生物濾過と硝酸塩還元用の濾過槽を洗浄しようかな。
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H

H

先日の風邪でしばらく料理をお休みしてた。葉物野菜を冷蔵庫に保管しっぱなしでダメにしてしまったのだが、スーパーで買った有機野菜がドロっと溶けてるのが不思議だった。一方で義母が作った野菜は溶けることなく、黄色くなって枯れてた。もったいない🥲
この違いがなんなのか調べたら、有機野菜は栽培する際に使われる肥料が未成熟のまま使用された場合、野菜に硝酸塩が含まれそれによって腐って溶ける事があるんだそう。
AIによると通常の摂取量では危険ではないということだが...
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卯奈

卯奈

先日から『人様に提供するために』より安全性に留意する『生ハムの作り方』について考えているのだけれど、やはり食品添加物に頼らざるを得ないなぁと(´・ω・`)
使わないに越した事は無いのだけれど、自己責任の分を超えるなら、その妥協は必要かな。
亜硝酸塩やプラハパウダーですね。
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