関連惑星
石川県の星
1059人が搭乗中
参加
石川県や県内各地に縁のある皆さまにとって、居心地のよい惑星となったらいいなと思っています。縁の有無はご自身で「縁がある」と思えるかどうかでご判断ください🙂
特別な情報交換や共有だけでなく、この星の皆さまと共有したいなと思うものであれば日常の投稿も歓迎です。
お願いごと。この星への「悪意」のお持ち込みはご遠慮ください。どうぞよろしくお願いします。
宝石の星
649人が搭乗中
参加
天然石の星
204人が搭乗中
参加
天然石が好きな方はどなたでも歓迎していますが、非公開アカウントは承認していませんのでご了承ください!
投稿や他のユーザーとの交流もぜひたくさんしてくださいね✨
もちろん皆さんの投稿を見る専門でも大丈夫です!
【禁止事項】
・勧誘、宣伝、営利目的と思われる行為
・異性の出会い目的と思われる行為
・その他規約に違反する行為
↑投稿やコメントなどで上記に該当するものを見かけた場合削除させていただきますのでお気をつけください!
※明確には【3回】投稿削除の措置を取らせていただいた方は【惑星から追放】いたします。
(あまりに酷い場合は一発で追放になる場合もあります)
治安を守るためにご協力お願いいたします🙏
ルールやマナーを守って楽しみましょう( *ˊᵕˋ)ノ
·.⟡┈┈┈┈┈┈┈┈ ✧┈┈┈┈┈┈┈┈⟡.·
フリーセリフの採石場
95人が搭乗中
参加
フリーセリフを投下する惑星となっております。
バン対象セリフやマナーの無い方は降りて頂きます。またセリフ以外の投稿はご遠慮下さい。
交流等をしたい方は別の星へ是非移住なされて下さい。
セリフ使用時注意事項
基本的には無許可でご自由にお使いください
※改変等をしたい場合書き手様へDMにてご確認下さい※
セリフ生産時
「#フリーセリフ」こちらのタグを必ずご使用下さい
その他ルールはございませんが、より利用しやすくする為複数ハッシュタグを活用して頂けると有り難いです
鉱石の星
67人が搭乗中
参加
天然石の形や色がすきで
好きな海の近くに水晶のでる山があったことから鉱石採取拾いに興味を持ちました☺️
🌟鉱石にまつわる施設やイベント情報
🌟好きな石、もち石紹介
なんでもどうぞ
採集してはいけないところや
採集でのマナーや予備知識
(注意事項やあると便利なもの、コレクションの仕方などなど)
交換できる場所になればいいなと思います
⚠️ここだめだよー!とか
🙆♀️ここはいいよーとか
ここは採集するツアーやってるよーとか
これ拾ったよーとか
あれば情報お願いします🙇♀️✨
石に心奪われるの星
57人が搭乗中
参加
なんでもないただの小石から
海岸等に落ちてる綺麗な石
天然石、宝石等に至るまで
全ての石が対象⟡.·
石のオブジェ、建造物等も可⟡.·
石に心奪われる、石好きの皆様の
心奪われた素敵な石たちを紹介したり
素敵な石に出会えた喜びを共有共感できる
素敵な石たちに癒される場になればいいなと思います⟡.·
❁︎惑星名について
『石に心奪われるの星』は『階段に心奪われるの星』の惑星主様から『心奪われるの星』の使用許可を頂いております。
地学と宝石箱の星
48人が搭乗中
参加
ようこそ🪨ROCK &STAR🌟地学と宝石箱の星へ
宝石の国の星
46人が搭乗中
参加
『宝石の国』
原作:市川春子 講談社・月刊アフタヌーン
アニメ:orange
好きな方はぜひ!
クッキーランの星
40人が搭乗中
参加
クッキーランOB&キングダムの混合の星です( ˇωˇ )
主はほほとんど反応無いことありますが
よろしくお願いします
イラストスクショ自由( ˙꒳˙⭕️)マル
クッキーランKの星
28人が搭乗中
参加
「クッキーラン キングダム」の星へようこそ!
この星では「クッキーラン キングダム」での思い出、情報などを楽しく共有する事が可能です!
初心者クッキーさん、ベテランクッキーさんも大歓迎です!!皆で仲良くしましょう!
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じゃがてゃん
コーヒーも☕


𝕒ℚ𝕦𝕒🌬️
#575🎶
石畳 日本人など 居りませぬ
#親鸞聖人


梅茶漬け

りん。

たかやん
回答数 211>>
おろち丸

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りよう
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うまい棒、チョコ、コ一ヒ一クッキ

こと🐬✩.*
博多のチョコレートショップの「博多の石畳」
#クリスマス #クリスマスケーキ

LAST CHRISTMAS

にゃんごろ

GAKU
#写真愛好家
#今日の1枚


❄️
おでは友達とクッキ焼いてカラオケだ〜

みゃこ太
『桃太郎2:リ・ブート』
序章:英雄の憂鬱と、鳴かないキジ
鬼ヶ島決戦から二十年。
村は、桃太郎が持ち帰った莫大な財宝によって、かつてないほど潤っていた。藁葺き屋根は瓦になり、畦道は石畳に変わった。人々は豊かな暮らしを享受し、桃太郎は生きる伝説として、村長(むらおさ)の椅子にふんぞり返っていた。
だが、桃太郎は退屈していた。
平和は素晴らしい。しかし、刺激がない。毎日の仕事といえば、隣村との水利権争いの仲裁や、増えすぎた野良犬の対策会議ばかり。
「ああ、鬼退治、楽しかったなぁ……」
中年太りした腹をさすりながら、縁側で呟く。
かつての盟友たちも、寄る年波には勝てなかった。イヌは老衰で大往生し、サルは知恵をつけすぎて村の議会で桃太郎と対立する野党のリーダーになり、キジは数年前の冬、南へ渡ったきり帰ってこない。
今の桃太郎の腰にあるのは、錆びついた名刀「日本一」だけだった。
そんなある嵐の夜。村の宝物庫が、内側から爆発した。
第一章:奪われた財宝と、黒いきびだんご
「村長! 大変だ! 宝が、宝が勝手に動き出した!」
村人の悲鳴とともに、桃太郎が現場に駆けつけると、信じられない光景が広がっていた。彼が持ち帰った金銀財宝――珊瑚の樹、金の延べ棒、美しい織物――が、まるで意思を持ったように宙に浮き、渦を巻いて東の空、つまり鬼ヶ島の方角へと飛び去っていくのだ。
そして、空っぽになった宝物庫の床には、奇妙なものが一つだけ残されていた。
それは、ドス黒く変色し、腐ったような臭いを放つ「きびだんご」だった。
「これは……まさか、お婆さんの?」
桃太郎がそれを拾い上げた瞬間、脳内にしわがれた、しかし憎悪に満ちた声が響き渡った。
『久しぶりだねぇ、桃太郎。我らが奪われたもの、利子をつけて返してもらうぞ』
それは、二十年前に彼が討ち取ったはずの、鬼の総大将の声だった。
第二章:単独行、そして意外な新相棒
村はパニックに陥った。財宝が消えたことで、村の経済は一夜にして破綻の危機に瀕した。
「私がケジメをつけてくる」
桃太郎は再び旅装束をまとった。だが、かつてのように送り出してくれるお爺さんとお婆さんは、もうこの世にいない。きびだんごをねだる仲間もいない。完全な単独行だ。
錆びついた刀を研ぎ直し、彼は二十年ぶりに船を出した。
鬼ヶ島は、以前来たときとは様子が違っていた。かつての禍々しい雰囲気はなく、ただ静まり返った廃墟だった。
「おい、出てこい! 亡霊ども!」
桃太郎が叫ぶと、瓦礫の陰から小さな影が飛び出した。
それは、まだツノも生えそろっていない、人間の子供ほどの大きさの「小鬼」だった。小鬼は怯えながらも、錆びた包丁を構えている。
「お前が、父ちゃんたちを殺した魔王『モモタロウ』か!」
小鬼の言葉に、桃太郎は言葉を失った。魔王。自分はヒーローではなかったのか?
小鬼の名は「羅刹(らせつ)」。生き残りだった。
羅刹は語った。二十年前、鬼たちが宝を集めていたのは、贅沢のためではなかった。島の地下深くに封印されている、世界を喰らい尽くす怪物「虚無(きょむ)」が目覚めないよう、魔力を持つ宝物で結界を張っていたのだと。
桃太郎が宝を奪ったことで結界が弱まり、「虚無」が目覚めかけている。死んだ鬼の大将の残留思念が、最後の力で宝を呼び戻したが、もう手遅れかもしれない、と。
「俺は……とんでもないことをしてしまったのか」
正義だと信じていた行いが、世界を滅ぼす引き金だった。桃太郎は膝から崩れ落ちそうになる。
その時、島の中央、かつての鬼の城があった場所から、空を裂くような咆哮が轟いた。地面が割れ、そこから形のない、漆黒の霧のような怪物が這い出してくる。
「虚無」だ。それは触れた端から岩を砂に変え、海水を干上がらせていく。
羅刹が包丁を握りしめて震えている。「くそっ、僕がやらなきゃ……父ちゃんたちの代わりに!」
無謀にも飛び出そうとする小鬼の前に、中年太りの背中が立ちはだかった。
「待て。ガキが前に出るもんじゃない」
桃太郎は腰の「日本一」を抜いた。錆は落ち、往年の輝きを取り戻している。
「でも、あんた、父ちゃんの敵だろ!」
「ああ、そうだ。だからこそ、私が責任を取る」
桃太郎は懐から、あの黒い腐ったきびだんごを取り出した。
「小鬼、いや羅刹。取引だ。このきびだんごを食えば、お前は私の家来になる。家来になって、私の代わりに死ぬ気で戦え。その代わり……」
桃太郎はニヤリと笑った。二十年前の、怖いもの知らずの少年の顔で。
「この国一番のヒーローの戦い方を、特等席で見せてやる」
羅刹は一瞬ためらったが、その腐った団子をひったくり、一息で飲み込んだ。
「……まずい! 最高にまずいぞ、クソ魔王!」
「ハッハッハ! 文句は帰ってから聞く!」
終章:本当の「めでたしめでたし」
戦いは熾烈を極めた。
「虚無」には実体がない。剣で斬っても霧が晴れるだけだ。
「羅刹! あいつの核を探せ! 奴が一番嫌がる場所に、お前のその包丁を突き立てろ!」
羅刹は小柄な体を活かし、瓦礫を飛び回り、「虚無」の懐深くへと潜り込む。桃太郎は囮となり、ド派手な剣技で怪物の注意を引きつけた。
ついに、羅刹が怪物の中心に輝く小さなコアを見つけた。「そこだ!」羅刹が包丁を突き立てる。怪物が悲鳴を上げ、実体を現した一瞬の隙を、桃太郎は見逃さなかった。
「うおおおお! 桃太郎流・真っ二つ斬りぃ!!」
二十年分の退屈と、後悔と、そして新たな覚悟を乗せた一撃が、怪物を両断した。
***
朝日が昇る。
「虚無」は消滅し、呼び戻された財宝もすべて砂となって崩れ去った。
何もかも失った鬼ヶ島の海岸で、中年男と小鬼が並んで座っていた。
「あーあ、村に帰ったら大目玉だ。宝は全部パーになっちまった」
桃太郎が嘆くと、羅刹が鼻で笑った。
「ざまあみろ。少しは反省しろってんだ」
二人の間には、奇妙な連帯感が生まれていた。かつて主従の証だったきびだんごは、今は対等なバディの証となっていた。
「なあ、魔王」
「なんだ、家来」
「腹減った」
「……奇遇だな。私もだ」
桃太郎は、村の方向を見つめた。財宝はない。だが、これからは自分の手で、本当の豊かさを作っていかなければならない。そして、隣には角の生えた新しい相棒がいる。
「帰るか。うちの村のきびだんごは、腐ってなけりゃ、けっこう美味いんだぜ」
二人の影が、朝焼けの海に長く伸びていた。
(完)
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