\\本日のチラ見せ// しあわせな夢を見ていた気がする。 温かな日差しの降り注ぐ窓際で、あいつの肩に寄りかかって微睡んでいる… 目をつぶっていても、あいつが俺を眺めているのが分かる。 ちょっと微笑んでいる…いつもの、あの笑顔、何も言わなくても、俺はここにいていいと思える、あの穏やかな笑い方で。 大きな、あたたかな手が頬に、髪に触れていく。(ルーディ) 彼は、夢の中で微笑んだ。 このままずっとこうしていたい… 恋人は、なぜか痛みを堪えるような切実さで、しかし愛おしそうに、囁いた。(レッチェン、俺だ。…俺だよ) ヒュッ、と息を吸い込んで、レッチェンは目を覚ましていた。 手首が枷に引っ張られ、ガチッと鎖が鳴った。冷たい石の床が頬に当たっていた。===もう、早く2人に再会してほしくって頑張って書いてます[大泣き]ようやくクライマックス!下町の剣士ルードルフ×出自不明の青年レッチェン貴族の陰謀に巻き込まれながら、自分らしく生きるために戦います!詳細コメ欄より#BL小説#創作BL