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狼夜怜
ゼンレスゾーンゼロストーリー考察です。
前回に引き続き衛非地区に関するストーリーでしたが、シーズン2は当分ここが舞台で進みそうな気がします。
ってことで今回も考察をしていきましょう。
【𝐭𝐨𝐩𝐢𝐜】
①ミアズマは結局なんなのか
②リシュアが叶えたかった夢
③謎の少女を生贄のようにしていた意味
これら3つを考察していきます。
まず1つ目、ミアズマは結局なんなのか。
これに関しては作中でも未だに不明とされていますが、結局ミアズマは単なるエーテルエネルギーとは別のものだと考えられます。
作中でも度々ミアズマはエーテルとは別物として語られている場面があります。
そして今回"夢縋り"という物が出てきたように、ミアズマの根本にあるのは人の夢、つまり想像が関与しているのではないでしょうか。
今回度々でてきた単語、それは(幻覚)という単語です。
さらに1つ前のストーリーでもあったように、最後にリンたちの先生がぼんやりと出てきたことと、これまで様々なキャラがラマニアンホロウにて夢を見ている感覚に陥っているのを見る限り、ミアズマには幻覚作用があるのではないでしょうか。
それを裏付けるように今回のストーリー名は【今でも夢は覚えていますか】です。
これにも疑問がありますよね。
夢は本来寝ている間に見るものであり、起きている状態で見ることはありません。
ただ、ここでいう夢というのは過去に関することだと思われます。
それを表すようにリシュアの夢が語られました。
それは亡き父とのかくれんぼを終わらせること。つまり、子供の時に約束したことを今でも夢に見ていたということになります。
そして今回のラスボスとなったのがリシュアの父がエーテリアスなった姿でした。
そしてこのタイミングでリシュアの夢が叶ったこと、それはつまりラマニアンホロウ内では夢、または幻覚を見ることが出来るということです。
新エリー都のホロウではそういった幻覚が発生したような現象は確認されていません。
つまり、ラマニアンホロウだけは特別で、幻覚作用を持っていることにも繋がります。
そもそもラマニアンという言葉自体リシュアと同じように造語から来たものだと思われます。
ラマニアンを英語に直すと【Ramanian】
これと似た単語がラフマニアンです。
ラフマニアンの意味は「慈悲深い」「思いやりがある」というアラビア語のラフマーンから由来したものと、接尾辞の「-ian」、つまり「〜の子孫」を組み合わせたものであると考えられます。
つまり慈悲深い者の子孫という意味であると思われ、ラマニアンホロウがその組み合わせから来たものであれば、ラマニアンホロウは慈悲深い子孫、つまり零号ホロウから生まれた慈悲の部分に当たるのではないでしょうか。
そしてラマニアンは関係ないとは思われますが、ヒンズー教の男性名、ラマナンからも由来していたとしたら、ラマナンは喜ばせる、楽しませるという意味があり、皆さんも夢を見た事で幸せになったり、楽しい夢を見たりしたことはありませんか?
そういったところからも由来している可能性はあります。
夢、どこかで聞き覚えのある単語ですよね?
そう、今ストーリーのタイトル【今でも夢を覚えていますか】
ここで繋がりますよね。
結論
ラマニアンホロウとミアズマは夢に関わるなにかであり、ラマニアンホロウに入った人は幻覚、つまり夢を見ることになる。
そして今回それを象徴するかのようにリシュアとマナトの夢縋りというものが現れた。
あれは幻覚であり、ラマニアンホロウ、またはミアズマによって夢が目に見える形となって現れたということになります。
さらにリンたちの会いたいと願った先生が前回幻覚となって現れたことで決定的とも言えると思います。
つまり、ラマニアンホロウ内では夢を強く願ったり、覚えている限り、それが目に見える形、夢縋りとなって再現されるということになります。
ミアズマの正体は人の夢から出てきた感情を具現化する物質なのかもしれません。
夢は時に強欲となりえますね。
次回は②リシュアが叶えたかった夢について考察します。
#ゼンレスゾーンゼロ #ゼンゼロ #考察
