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ひるね

星屑
身体障害や知的障害を描いた19〜20世紀英米文学作品8篇のアンソロジー。収録作家はエリザベス・ギャスケル、D・H・ロレンス、アーネスト・ヘミングウェイ、ユードラ・ウェルティ、フラナリー・オコナー、ウィリアム・フォークナー、ジャック・ロンドン、キャサリン・アン・ポーター。
監訳者による気合いの入った解説も付いており、ケアの倫理や文学、社会における障害の位置付けについて再考できる短編集でした。
とはいえ一つ一つの作品の面白さで言えば同氏の監訳作品でコロナ禍の最中に出版された『疫病短編小説集』の方がオススメかも。こっちはどの短編もエッジが効いていて読み応え◎


