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ごちん

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モルッカ諸島、1番暑くても30度前後だから、モルカンパイソンもそこまで温度上げずでもいいんだな
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帯椀 稀能毘

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アマプラ版「沈黙の艦隊」三連休で見ますた。

うーん。最初の違和感(キャストとか、海江田と深町の関係性とか)からすると、全体的には良くなってる気がするんだけど…

なんか足りない。

海江田と「やまと」の無双ぶりがまず不足。
序盤のモルッカ海峡での対潜水艦戦は、原作では5対1で圧勝してる。
リアルに寄せる意図があるのか、海江田と「やまと」がそんなに無敵じゃないので、「海江田と同等の操艦」と評される深町と「たつなみ」もそれに引っ張られて弱くなっている。これも原作の東京湾海戦では、米原潜5隻を相手に立ち回り、最後は撃破されるもクルーは全員生還してる(その際「やまと」には助けられず自力で脱出)。

大沢たかおの海江田はいい感じではある。海江田の不気味な感じがでてる。
一方、「たつなみ」クルーはイマイチ。玉木宏の深町は好演なのだが、海江田との関係性がやはり引っかかる。窮地にはまった『たつなみ」を海江田が『助けようとする』というムーブは、海江田が深町を「助けるべき存在」と見ているということであり、原作のような二人の関係性では有り得ない。
原作でも優男だった速水副長を女性化したのはアイデアとしては良かったが、水川あさみは違うだろと。あと、南波水測長(ユースケ・サンタマリア)が威張りすぎ。アレは潜水艦の内部構造への現代的解釈(ソナーマンもCICにいる)の反映なんだけど、水測長があんなに偉そうか?

政治ドラマパートでは、江口洋介の海原官房長官がえらくマイルドなヒトになってる。原作の海原は、30代のイケイケ政治家で、海江田に「戦後生まれの楽天家」と評された人物。恐らくモデルは官房長官時代の安倍晋三。それが今作の海原は、まるで晩年の安倍晋三のような、良くも悪くもできたヒトになってる。
外務大臣を守旧派にしたのは現代日本の政治体制を反映してるが…。

と言うことで、いちおう今後に期待しつつ、あんまりかなー、という感想でした。

#沈黙の艦隊
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