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ぽつねん

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ベッセルの電ラチェ1年保たなくて悲しい
次はACデルコの1/4買ってみようかな
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おたこ

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フーリエ解析まずいかもしれん‼️ベッセル不等式、パーセバルの等式から怪しい‼️
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ひで

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ベッセルの電ドラボールⅡ凄まじいな
トルクは勿論だけどレスポンスが半端ない
今日仕事デビューだけどもう手放せないな
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ヴィレ

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ベッセル・ヴァン・デア・コーク「身体はトラウマを記録する」読了。
「起こってしまった事をなかった事にはできない。だが、対処できるものはある。それは、トラウマが体と心と魂に残した痕跡だ」
人間の苦痛のほとんどは愛と喪失に関係する。PTSDという言葉が精神疾患を抱えた帰還兵から由来するのは有名な話だけど、実際問題人生の危機はそれだけではなく。様々なきっかけから起こるトラウマの事例と回復例が載っている。自分も悩んでいるトラウマ反応としてのskin pickingの症例もある。生身の身体の重要性を理解出来ていないから知覚が機能しない(解離)。そのためにgroundingが必要になる。自分の場合だけど、痛みで感覚を現在に戻すし自己制御できる一方で自罰にもなるから、代替のgroundingを学び直す必要がある。
いろんな回復の基礎が載ってるけど、自分に一番合ってると思ったのはセルフによるリーダーシップ。自分自身と折り合いをつけ、足を引っ張らないようにする事。心は社会を形成している、要は「自己は単一ではない」という事。それが内的家族システム療法(IFS)である。自分の場合、十何年と同じ物語を書き続けているんだけど、最近になってやっと「これは自伝だった」と気が付いた。逆に何故今まで気が付かなかった?と思う程に衝撃的だった。それぞれの自己が別々の人格を持ち、内的家族となり、過去の重荷を背負っている。それを「私」が見渡して文字に起こす。それがセルフによるリーダーシップ。セルフは傍観者だけでなく再編集する事もできる。救いだったのは自分がそれぞれの人格をそこまで嫌いじゃなかった事、回復を促す保護者の人格が後に誕生した事。だから死のうと思った時にこの物語が突如発生したんだ、回復のためにこれを書いてたんだなと思った。
トラウマというのは脳への外傷なんだと改めて思った。解離しやすい傾向があると自分の感覚に自信が持てない。タイトルの身体っていうのは基本的にフラッシュバックの事例、身体の主導権を握る過程。自分はカウンセリング通して「自分の感情や感覚や経験を否定されない経験」を積んでいる感じ…という風に私は「〜の感じ」「〜な気がする」という言葉が多いのだけど、これは情動的な体験と判断が混同してる故。自分の感情に自信がないんだよね。だからそこに証人witnessがいる事でやっぱりその感情だったんだと確認しているような。感情を表現する言葉をきちんと持つ事がどれだけ大切な事かと思う。
数年越しに読みたかったけど、ずっと読むのが怖かった。注釈入れると700ページ近いけど、個人的には読みやすいと思った。ただし気分が落ちてると事例に引っ張られて全く進まないので、体力がないと読めないと思う。トラウマの有無に関わらず脳科学的にもおすすめ。
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