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マメルリハ

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マメって発達障害なのよ。
ADHDとASD持ちで、障害者手帳も持ってる。

だから初見の人には、最初から開示してる。
隠しても、いずれ「ん?この人なんか変だぞ」ってバレるしね(笑)
変に誤解されたり、後から気まずくなるくらいなら、最初に言った方がラク。

でもだいたい言われるのが、
「え、全然そう見えないですよね!」ってやつ。

別に努力して“普通っぽく”してるわけでもないし、頑張って抑え込んでるわけでもない。
ただ、子どもの頃からそうしないと生きていけなかっただけ(笑)

マメが子どもの頃は、「発達障害」なんて言葉すら無かった。
学校でも先生にゲンコツもらうのが当たり前、みたいな時代。
今みたいに「特性」なんて優しい言い方もない。
要するに、周りから見たら「変なやつ」で終わり。

だから生きていくには、自分で何とかするしかなかった。
誰も説明してくれないし、助け方も分からないし、
こっちはこっちで必死に“生存モード”を身につけただけ。

結果として、今は「見えない」って言われる。
でもそれって、“消えた”んじゃなくて、
長年のサバイバルの成果が染みついてるだけなんだよね。

だからといって、今の子たちが「恵まれてる」とは思わない。
支援や理解の言葉が増えたのは良いことだけど、その一方で――
社会に出たときに必要になる 回復力(折れても戻る力) とか、理不尽への耐性とか、そういう“生き抜く筋肉”は育ちにくい環境もある。

正直、社会に出たら生きていけるのか?って心配になる。
実際、長女も今まさに躓いてるしね。

能力がないとか、根性がないとか、そういう話じゃない。
環境との相性が合わなかったり、最初の失敗で自己評価が削れたりして、そこで悪循環に入ってしまうことは普通にある。

だからマメは思う。
「逃げてもいい。でも、戻り方を一緒に作る」
これができるかどうかで、その後は変わるんだろうなって。
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