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笑顔のきっかけ

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仕事に勉強、会社に学校、家庭環境etc,,, 辛い事が多い現実世界。 もしかしたら辛い事しかないかもしれない…… そんな1日の1分でも30分でもGRAVITYに いれる間だけは笑顔でいてもらいたい! そんな【笑顔】の【きっかけ】を作れたらなと 思って立ち上げた惑星です。 みんなで【笑顔】溢れる投稿していきましょ!

自然の顔の星

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惑星の主が変わる何かの現象が起きましたが盛り上げていきたいですね〜 色々な写真を是非!

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笑顔で頑張っているあなたを応援します✊ ̖́- 『笑う門には福来る』 笑顔の花を咲かせて紡いで下さい❁⃘*.゚

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笑顔って色んな笑顔あるんです🫲☺️🫱

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自分のありのままをさらけだす惑星です 変顔であっても、そうでなくても、 心に寂しさや疲れ、悲しみなどがある人に向けて、面白い投稿で嫌なことを吹っ飛ばしてもらおうという考えから作った所存であります。

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やなきち

やなきち

年内最終月の12月が今年1番ペースいいな
8回のランで60kmは頑張ってるぞー!
寒いし顔は痛いけど冬走るのが一番好きだな
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名前決めてください

名前決めてください

グラ顔いい人ばっかで
もう自分の投稿消そうかな笑
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OKAW

OKAW

顔だけ出す忘年会スタイルで
今日もダブルヘッダーこの時間に完了!

#おつかれさまでした
#HANAKIN
冬に聴きたいR&B❄️✨
冬に聴きたいR&B❄️✨
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R&Bの星R&Bの星
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レタス🥦

レタス🥦

カルピスが下ネタで使われ出してから、ほぼ共通認識になってきたけど、

それを利用してカルピスって何?(笑)みたいなわかってそうなのに聞いてる女の投稿がゲボクソきしょい🖕

そういうバ◯女はリアルで性格とか顔とか終わってるからこんな微妙な規模感のSNSでしか構ってもらえないんやろうな

哀れや
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keyman

keyman

会ったらどんな顔するんだろうね☺️会ったらどんな顔するんだろうね☺️
緊張して変な顔してると思う
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しょうご

しょうご

福留さんとテレサ・テンさん顔似てんな
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しろちゃん

しろちゃん

あなたが大切だから「気をつけて行くんだよ」と送り出すし、「暖かくして寝るんだよ」とふとんをかける。寝顔を見る度に今日も無事帰ってきてくれて健やかでいてくれて安心する。
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フェンリル5150

フェンリル5150

『Oneday in Autumn 完』



その後のことはあんまり覚えてない。

気がつくと、久美子に貰った住所を頼りに、千秋の家まで全力疾走してた。

なかなか出逢わなかったのは、入退院を繰り返してたからだ。

クリスマスが毎年来ないだなんて、千秋には明日も不確かだったからだ。

一気に符合する彼女のピース。

俺はバカだ。本物の大バカだ。
くそったれ。

家に着くと
優しそうなお父さんが出迎えてくれた。
お母さんは一緒にアメリカに渡ってるらしい。

僕の名前を告げると、涙を滲ませて、奥から何冊かのぼろぼろのノートを出して来た。

「もしも君に会えるなら、渡そうと思ってたんだ。これは千秋の日記だよ。5年前。あの子が病院で王子様に出逢った時から書き始めた、王子様への想いを綴った日記だよ。君にはとても重いものだろうし、申し訳ないとは思うんだけど、帰って来れるか分からない娘のためにも、それを読んでやって欲しいんだ。あの子の王子様、君への想いがどれほどのものかを、覚えていてやって欲しい。どうかお願いします」

僕は黙ってうなずき、ノートを開いた。


***


涙が止まらなかった。

高1の秋。
僕は確かに千秋に逢っている。

大事故に遇って、大手術からの奇跡の生還。
しかし、楽しいはずの高校生活を送るはずだった彼女に与えられたものは、いつ爆発するかも分からない爆弾だった。

体力的にも精神的にも限界だった頃に、ふと、見舞いで病院を訪れていた僕に出逢って、病院の庭に咲いていた金木犀の花を手渡され、がんばろうって励まされた。

僕が、同じ高校の同級生と知った彼女は、辛いリハビリにも耐え、退院後も何度も何度も挫けそうになる自分を、僕が渡した金木犀で作ったポプリを身にまとって、奮い起たせながら頑張って来た。

いつか、僕と並んで歩く日を夢見ながら。

大学で初めて出逢った時、僕が見覚えがあるって言ったことが、どれほど嬉しかったか。

どんな無茶を言っても、どんなわがままを言っても、優しく受けとめてくれたこと。

そして、生命を脅かされ、ずっと苦しんで来たこの血腫に立ち向かおうと決められたって。

来年も再来年も、ずっとずっと僕と一緒に笑っていたいって。

僕が、笑ってない千秋は嫌だから、元気に直してまた逢おうぜって、背中を押してくれたって。

くそったれ。
僕はどんだけバカなんだ。
君は、どんだけ身勝手なんだよ。

君が。

君が居ない世界なんて、もう考えられなくなってるんだよ。

神様。
どうか、彼女を
僕の千秋を無事に帰して下さい。

千秋の笑顔が見たいんだよ!

神様!


***


10月。
あれから一年。
お父さんからはわりと細やかに連絡を貰ってた。

手術は成功。
生命に危険はもうないらしい。

千秋は、爆弾に勝ったんだ。

術後の処置やらリハビリやらで、ずっとアメリカに居たんだけど、つい先日、帰国して、かかりつけの大学病院に転院してる。

結論を言うと、彼女の記憶はない。
家族すら忘れているほど
見事に記憶が抜け落ちているらしい。

でも、僕は待つんだ。
あの日、千秋が言った言葉を信じてる。

「また逢おうね。行ってきます」

だから今日も
僕はここで座って、帰りを待ってる。

世界中にひとりくらい
こんな王子様、居てもいいだろ?

僕のお姫様が
目覚める日を夢見ながらね。

ほら。

金木犀のにおいが。




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