2025年のバーニラバニラの最新＆人気コンテンツ -GRAVITY(グラビティ) SNS

あなたの周りに、答えの出ないクイズを急に出してくる人間はいないだろうか。
「一度だけさ、俺が社長に食ってかかった事があんのよ。その時さ、なんて言ったと思う？」

この場合のベストアンサーは「分かりません」だったりする。
何故ならば答えの出ないクイズは答えを出してもらうのが主眼のクイズではなく、その後に続く俺武勇伝、俺日本昔話を相手に語って聞かせることが本題だからである。
んで、その食ってかかった一言は「社長！責任は全部俺が取ります！部下に一切の責任はありません！」だそうである。
知ったこっちゃねぇや。つか知らせないでほしい。
俺は部下を守り、かつそのプロジェクトは後に軌道に乗ったのである…という俺日本昔話をその時は語られた。
いいな　いいな　にんげんっていいな。
とは簡単に言えなかったりする。

「今のお前じゃ絶対に分からないよ。ちなみに分かる？」
と挑発的に言われたのは随分と昔の話、と言いたいけれど先週の話。
仕事論を語り出した先方は昔とは時代が違う、と語り出し、どうジョグレス進化をしたのか判らないがまたも俺昔話に進化していた。
命令口調でしか人と話せない人がいる。
質問をして、相手の誤りを正すことでしか歳下の人間とコミュニケーションを取れない年配者もいる。
こちらが聞いてもいない事に横から口を挟んで「教えてやる」のが親切だと思っている人もいる。
そういう輩に限って「人間、SNSじゃなくて昔ながらの触れ合い、コミュニケーションが大切だ」とかのたまう。
あんたが言ってることは一方通行、バーニラバニラ、バーニラバニラ、バーニラバニラと爆音を流しつつ街を走る街宣車とあんまり変わらんぞ、と僕が関西人なら突っ込んでいる気がする。
ただ、突っ込んでも大抵は無意味である。
相手は既にセイロン(正論)ティーに酔ってしまっているからである。

自分の生活の良い部分だけを切り取って貼り付けられるGRAVITYで、僕が散々情けない事を言うてるのは、学生の頃から周りの大人に俺日本昔話を散々語られ続けて「僕の走馬灯、今死んだら彼らの俺日本昔話やんけ」となり、「イキるな、生きよう」と思ったからだったりします。

Take care of yourself.

#GRAVITY日記

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