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朔太郎

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黒沢清監督「スパイの妻」

1940年の神戸を舞台に関東軍731部隊の細菌兵器を巡る人達について描かれます

貿易商を営む高橋一生、その妻蒼井優、そして彼女の幼馴染の憲兵東出昌大

高橋の国民服を拒絶し、三つ揃えスーツで通すダンディズムやファシズムの象徴のような東出も素晴らしいですが、何と言ってもこの映画の主軸は蒼井優(聡子)でしょう

彼女の映画リテラシーは大変高く「40年代の女優の話し方」という演出意図を瞬時に理解し、監督の演技指導もほぼ受けることなくそのまま本番に挑んだそうです

旦那さんに甘える可愛い妻から、欺き欺かれ徐々に自立した女性に変わっていく
そして精神病院に入院、終戦。聡子はひとりアメリカへと渡る
ラスト、海岸で慟哭するシーンに胸が熱くなる

女性が運命に翻弄されると言う意味でイーストウッド監督の「チェンジリング」(大傑作!)を思わせ、個人的に「CURE」と並ぶ黒沢監督の最高傑作です

この映画の脚本は「ドライブ·マイ·カー」の濱口竜介監督が大岡昇平の「酸素」を参考に書いたものだそうです

【お見事です】

#映画 #最近見た映画やドラマ #日本映画
#黒沢清
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ジェリー

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読了。

「ダンディズム 栄光と悲惨」
生田耕作

以前に中野香織さんの新潮選書の「ダンディズムの系譜」を面白く読んで、18世紀末から19世紀初めのイギリスの社交界に君臨したブランメルという伊達男に興味があった。
この本はそのブランメルについて、その哲学と生き様を、著者が熱い思いで綴ったものだ。
またブランメルの周辺のユニークな人物についての小論と、後にブランメルをボードレールらフランスの詩人たちが讃え、ダンディズムを美学とした経緯にも触れられている。

作品も何も生み出さず、ただお洒落と態度と警句で社交界に君臨したというのはちょっと離れ業過ぎて信じがたいとこもあるけど、資本主義と民主主義が悪い意味でも猛威をふるっていく時代において、貴族的な振る舞いがすごく魅力的にみえたのは納得できるし、破滅してもなお己を貫くところは悲惨だけど見事だと思った。

ボードレールとならんでダンディズムの文脈で良く名前のでてくるけどよく知らなかったバルベーに関する賛文や、ブランメルの友人である男装の女性冒険家ヘスター・スタンホープに関する記述もとても面白かった。
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A.

A.

ダンディズム、10歳とは思えないくらい綺麗な馬体✨
#万葉ステークス
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あましび

あましび

手頃なダンディズムと奸計に彩られた空

無菌室と塊になれない迷子

ネクタージュースと泣いた翌日

魔が差した預言者と後部座席から見た人々

寛解しない聴力と明け方の篝火

針先の穴と原寸大の血小板

耳の穴の奥と海洞に浮かぶ泡

進化とアブスラクトを保つバランス

耳の穴の奥と海洞に浮かぶ泡/無菌室でかたまりになれない迷子にバースデーソングを/耳の穴の奥と海洞に浮かぶ泡/明け方の篝火が寛解しない聴力を包む/届かない声が耳の穴の中で泡になる

泣き虫と夏桜

森林を進めば蝶になるのに大勢の大人に囲まれています
#詩のこころみ
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