ここで見かけた村田沙耶香さんのタダイマトビラを読んだ母から産まれたからと言って愛さなくて良い、愛を求めるのは家族愛というものが当たり前にある、という刷り込みによるものだ、という概念はわかる新しい家庭に自分の愛の帰着先、安心できる家を求めるのもわかるただ、最後の母の変貌ぶりとSF的展開が、SFなのか主人公の諦めの帰着先の比喩なのかがわからなかった