私にとってのアイドルマスターは、やっぱりゲーム体験であるよりも、人生を共にする“シアターデイズ”でしかない。その一度限りの生の中で、どのゲームの要素を担当アイドルの歴史に当て込むかっていう話をASでもミリオンでもシンデレラでもやってきた。
アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ(ミリシタ)へ雪歩と真美が姉妹で、種族がただの人間じゃなくて上位種で、上位種の血を薄めないために姉妹なのに許嫁で、でも本人たちはそれを普通に受け入れているって感じの劇中劇やりませんか。
とにかく導線を積み上げまくる。ライブ中も繋げまくる。すべてを自分のテリトリーのものにする。この際10thで見せたような寛容主義は一切捨て去りcgSFやMILLIONSTAGEで見せたような獰猛な同化主義をとって、とにかく出てきたもの片っ端から自らのシアターデイズに仕立てあげる。
その特性上声優ではなくアイドル自身が前面に出ることは明白な主演制公演、改めてグリー時代の反省としてシアターデイズの先駆けとしてこれを掲げられる準備はずっと前から整えてある。11thは声優ライブにあらず、と言っても過言ではない。