2025年のゴッツンコの最新＆人気コンテンツ -GRAVITY(グラビティ) SNS

2025.08.19
天国に一時帰宅してしまった僕の愛娘
出会った時から最後まで本当に不思議な子だった

何年前か忘れてしまったけど、まだ中学か高校生の頃
実家には犬が4頭いた。普段は朝と夜だけ散歩するけど
夏休みのある日忙しくて休みの日はよく寝てしまう母が昼過ぎに散歩に行くと言い出した
本当に珍しいことだった。

弟と母と犬たちで公園に向かう時、お隣さんは犬の散歩から帰ってきたとこで浮かない顔をしていたのが気になった

道中に深さが120ｃｍほどで、水深は5cmほどの用水路があり、夏だから雑草に覆われていて中が見えなくなっていた。
そこから子猫の声が聞こえた
驚いて草をかき分け覗いたら2匹の子猫
足だけが濡れていて体はとても綺麗だった。近所には野良猫が少なく、十中八九人が捨てたのだろうなと今でも思う。わざわざ自力で上がれない深さの用水路に。

1匹はしゃがんで手を出したらすぐにきたが愛娘は逃げ回った真夏に1時間かけて捕獲した
母は巨体で用水路に入れず、弟はビビりで入れず
暑くてもう帰りたいと文句を言われたが命は見捨てられない

家に連れ帰ってからも1匹は大人しかったけど愛娘だけは牙も爪もむき出しで困った子だった
里親を探したけど、麗しい天使達を手放せず何とか母にお願いして飼うことが許された。

愛娘のまるとの出会いをここまで読んでくれた人ありがとうございます。

以降亡くなった時の話

愛娘が亡くなったのは昼頃
出会ったのも夏の昼頃だったなと思い出していました
その日の夜に、外から虫が入ることがない我が家にﾘ､ﾘ､ﾘ､ﾘ､と鳴く音が聞こえ始めた
かなり驚いたけど49日の間虫の体を借りると聞いたことがあったから何となくそれだろうと思っていた。

亡くなった翌日に火葬場に預けに行った
翌日には火葬が終わるので明後日にはお返しできますとの事だった。
預けて帰ってから涙が止まらなかった
人生であそこまで泣いたのは初めてかもしれないなぁ

翌日、今頃火葬だろうか？と思っていたら
なんの前触れもなく地響きがするほどの雷が2度落ちた
びっくりして検索したところ
天からの贈り物というそうで、天に召される故人を天が祝福する意味があるそうです。

そしてその翌日、小さな骨壷に収まった愛娘を迎えに行き家に帰ってきた時
棺に入れた百合を家にもと花瓶に挿していたのが一気に開花していた。
本当に帰ってきてくれたんだと思いました。

そしてまだ部屋のどこかでﾘ､ﾘ､と鳴く虫は少しずつベッドに近づいていました。
このままでは寝てる間に踏み潰してしまうのでは？と思い、捕まえることにしました
正体はカネタタキという11~12月頃に出るという小さな可愛い虫でした。
花の蜜で生きると書いてあったので、昆虫ゼリーを与えて大切に飼育することにしました
ケージ越しによってきたり、本当に愛娘だったのでは？と思ってる
ピッタリ49日が過ぎてからカネタタキも亡くなってしまった

転生先が見つかったのかもしれない。

早く再会したい
きっと転生してくるはず
また会えるはず

昨日の夢では額をいつものようにゴッツンコしながら、やっぱりマルじゃないとね！
やっぱりラスティじゃないとね！と言い合った
幸せな夢だった。

偶然が多くて、ハッとすることの多い子だった
どんな毛皮に着替えて帰ってくるのか楽しみです。

ここまで読んでくれた人本当にありがとうございます。
長くて雑な文章ですみません。

人気

関連検索ワード

新着

おすすめのクリエーター