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ぬっこ🐈🐈‍⬛

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ビャクヤ ワタシ ココニイル
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それもまた過ぎさる

それもまた過ぎさる

久々にギャラクシーに戻ったような気がします。

今回は読んでいる途中の小説「タイタンの妖女」
の感想を語ります。まず、265Pより透明な生物たちの会話とその前後を一部抜粋します。

 彼らは二つのメッセージしか持っていない。最初のメッセージは第二のそれに対する自動応答で、第二のそれは最初のそれに対する自動応答である。
「ボクハココニイル、ココニイル、ココニイル」
「キミガソコニイテヨカッタ、ヨカッタ、ヨカッタ」


これは人間に必要なコミュニケーションの本質を見事に要約してくれた文章であるように、私には感じられました。そういえば、ゆる言語学ラジオで語られていたピダハンと呼ばれる民族もよく似たコミュニケーションをしていましたね。透明な生物にしてもピダハンにしても、私たちよりよほど豊かなコミュニケーションスタイルを構築しておられる。基本は存在の確認や受容、ただそれだけ。

私にとって小説は難しい概念や言葉使いが多く、1ページ読むのにも苦労しますが、入門の数冊の内の一つがこれで良かったのは間違いありません。正直、一般向けの評論本や漫画の類いよりも遥かに読みづらいですが、1000円で苦労の機会が欲しい方にはオススメできます。

読み終わった頃に再度感想を投稿します。ここまで読むのに半年ほどかかったので、次は3か月くらい後ですかね。

ではまた[ほっとする]
GRAVITY
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