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アクア−Devil
むかしむかし、ある小さな山のふもとの村に、ミコという女の子が住んでいました。
ミコは、おばあちゃんと二人暮らし。
おばあちゃんはいつも優しくて、冬になると薪ストーブに火を入れて、ミコに温かいココアを作ってくれました。
ある年の冬は、特別に寒かったです。
雪がしんしんと降り積もり、村の道は真っ白に埋まってしまいました。
おばあちゃんは、ある夜、ちょっと遠くの町へ薬を取りに行くことになりました。
「ミコ、一晩だけお留守番できるね?」
「うん、大丈夫。おばあちゃん、気をつけてね。」
おばあちゃんは、厚いコートを着て、雪の中へ出かけて行きました。
家の中はすぐに静かになって、ストーブの火だけがぱちぱちと音を立てていました。
ミコは少し寂しくなりました。
窓の外は真っ暗で、雪が舞う音しか聞こえません。
「早くおばあちゃんが帰ってきてくれたらいいな……」
すると、キッチンの棚の上に、いつもと違う小さな缶が見えました。
古びた銀色の缶で、ふたに小さな星のマークがついています。
ミコは、そんな缶を今まで見たことがありませんでした。
缶を開けてみると、中にはいつものココアとは少し違う、きらきらした粉が入っていました。
甘い香りとともに、ほんのり星の光のような輝きが……。
ミコは不思議に思いながらも、鍋にお湯を沸かして、そのココアを一杯作りました。
カップから立ち上る湯気は、ふわふわと小さな雪の結晶の形になって舞い上がります。
ミコはストーブのそばに座って、ゆっくりと一口飲みました。
すると……。
ふっと、目の前が優しい光に包まれました。
光の中から、おばあちゃんの笑顔が浮かび上がってきたのです。
でも、それは遠くの町にいる、今のおばあちゃんでした。
おばあちゃんは、雪道を歩きながら、ミコのことを思っています。
「ミコは寒くないかな。ちゃんとストーブに薪をくべてるかな。」
そんな声まで、温かく聞こえてきました。
ミコはびっくりして、でもすごく嬉しくなりました。
「私も、おばあちゃんのこと、ずっと考えてたよ。」
ココアをもう一口飲むと、今度は光の中に、もっとたくさんの大切な人たちが現れました。
幼なじみのトモくん、村の優しいおじいさん、去年旅立った大好きな猫のミルク……。
みんなが、遠くにいても、ミコを想ってくれている。
ミコも、みんなのことを想っている。
温かい気持ちが、胸いっぱいに広がりました。
寂しさは、もうどこにもありませんでした。
ココアを飲み終えると、光は静かに消えていきました。
でも、心の中には、優しい灯りがともったままでした。
その夜遅く、おばあちゃんが雪を払いながら帰ってきました。
「ミコ、寒かったろう。大丈夫だったかい?」
ミコはにっこり笑って、抱きつきました。
「うん、大丈夫。おばあちゃんが帰ってくるまで、ずっと一緒にいたよ。」
おばあちゃんは、少し不思議そうな顔をしましたが、ミコの温かい手に安心したように微笑みました。
次の朝、ミコがキッチンを見ると、あの銀色の缶はもうどこにもありませんでした。
でも、ミコにはわかっていました。
あのココアは、冬の夜に一番大切な人を想う気持ちが、ちょっとだけ魔法になってくれたんだって。
それからというもの、ミコは寒い夜になると、いつもより少しだけ丁寧にココアを作ります。
そして、遠くにいる大切な人を、心の中でそっと呼びます。
あなたも、冬の夜にココアを飲むときは、誰かを想ってみてね。
きっと、その想いは、雪を越えて、ちゃんと届くから。
おしまい。


みみ



バイキンマン好き
現れてくるんだもん
そりゃ忘れられないわ
おかげで出会って4年経ってるよ
意外と早いね
なんで冬の夜に会いに来るのよ
なんでいつもあったかいココア買ってくれるの
なんで今は彼女いらないとか言ってくるのに
キスしてくるの
なんであんたがたばこ吸った瞬間
あんたの匂いだって分かっちゃうの
なんで昔のまま変わってないあんたなの
なんで元彼で唯一切れないの
たばこ

えび散れ

きる。
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