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周磨

周磨

綺麗に
スプリントをカーインライジング、
マイルをヴォイッジバブル、
香港カップをロマンチックウォリアーが勝利
強い馬が王座に君臨する姿はやっぱり絵になるなぁ
#競馬
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るーく

るーく

ロマウォ
香港カップ4連覇

カーインライジング
香港スプリント連覇、海外GI含む16連勝

ヴォイッジバブル
香港三冠 香港マイル連覇

ちょっと前にはゴールデンシックスティいたりしたけど香港やばくねーか?
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若(白)髪

若(白)髪

香港スプリント…
ハナ差で三連単逃したっ…!!
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湾星☆爆走族2025

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#香港スプリント

これ予想あげなかったけど、まあ。。。カーインライジング最後100くらい流してただろ。それであれは、ヤバすぎる。
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さとみばなな

さとみばなな

香港馬スプリント強すぎ
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にゃむ

にゃむ

香港スプリントは怖い記憶があるんだよ。
全人馬無事に。
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先生(ポたト)

先生(ポたト)

将棋ウォーズのスプリントってまじで五分五分じゃないよ

お互い最善手を指し続ければ五分かもしれないが、次善手が許されるレンジが狭い時と広い時で大きく勝敗を分ける
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へい

へい

芸能人の伝説(8割くらいは面白おかしく話されていたもの)
和田アキ子編
・CDケースの開け方が分からず、叩き割って取り出していた。
・ビートたけしの昔の愛車をシートベルトごと背負った
・靴のサイズが合わないので、カヌーを履いていた
・道頓堀に男五人を投げ飛ばした
・手が大きすぎるせいで、おにぎりやハンバーグがとてつもなく大きくなる
・握力が強すぎて、おにぎりが餅になる
・ロケでドローンを蚊と間違えて叩き落とした
・故 梅宮辰夫さんの車のドアロックを素手で破壊した
・本当は身長が7mあり、遠近法でテレビの撮影をしている
・走ってるタクシーを素手で受け止めた
・大爆発に巻き込まれるも、擦り傷(テレビドラマ上のフィクション)
あくまでも、和田アキ子さんの人柄やパワフルな立ち居振る舞いから湧き出た伝説をまとめただけなので当人を貶める発言でないことをおことわりしておきます。
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ハーロック

ハーロック

第二話 (全二話)


「ママね……ずっと、わたしのせいで泣いてるの」

「ちゃうな」

男は、はっきり言った

「自分のせいやない
あれはな、“愛し方が分からん涙”や」

「……?」

「大切すぎて、手放し方が分からんだけや」

女の子は、唇を噛んだ

「でも……わたし、もう寒くないし、苦しくもない
ちゃんと、だいじょうぶなのに……」

「せやな
せやから今日は、それを伝えたらええ」

女の子の目が大きくなった

「え……できるの?」

「声は届かん
でもな、“気配”は届く」

男は、喫茶店のドアを指差した

「中、よう見てみ」

母親が、カップを持つ手を止めていた
ふと顔を上げ、窓の方を見ている

理由もなく
ただ、何かを感じたように

女の子の胸が、どくんと鳴った

「ほな、自分
伝えたい言葉、まとめてみ」

「……まとめる?」

「長いと、重なる
短い方が、心に落ちる」

女の子は、必死に考えた
ママに言いたいこと
パパに言いたいこと

「えっと……」

唇が震える

「“ごめんね”じゃない
“ありがとう”でもない
それより……」

男は黙って待っている

女の子は、ゆっくり息を吸った

「……『もう、笑っていいよ』って、伝えたい」

男は、静かに頷いた

「ええ言葉や」

「でも……どうやって?」

「自分は、ここにおる
ワシは、ちょっと道を整えるだけや」

男は、女の子の背中に、そっと手を当てた

「思い出してみ
ママとパパが、一番笑ってた時」

女の子の頭に、景色が浮かぶ



家族で来た日
パパがカヌーを引っ張って、ママが写真を撮って
自分は、笑いすぎて転んで

「あの時……」

「その“あの時”の空気を、今、思い出すんや」

女の子は、目を閉じた

胸の奥が、あたたかくなった

その瞬間――

喫茶店の中で、母親が、ふっと息を吸った
そして、小さく、ほんの一瞬、笑った

「……今、なんか……」

「どうした?」

父親が尋ねる

「分からないけど……あの子が、そこにいるみたいな……」

父親は驚いた顔をしたが、すぐに、静かに笑った

「そうだな
いつも、いるんだよ」

母親の目から、涙が落ちた
でも、その涙は、さっきよりも、やわらかかった

女の子は、胸がいっぱいになった

「ママ……パパ……」

男が、静かに言った

「今や、自分
最後にもう一つ」

「……なに?」

「自分が“だいじょうぶ”やってこと、ちゃんと見せたれ」

「見せる……?」

女の子は、少し考えて、窓の外で、両手を広げた
昔、パパに抱きつく前にやっていた癖

ぎゅっと
精いっぱい

その瞬間、母親が、突然カップを置いた

「……あの子、よく、こうやってたよね」

両手を広げる仕草を、無意識に真似る。

父親は、驚いてから、目を伏せた

「……ああ
抱きつく前にね」

二人の間に、静かな空気が流れた

「……大丈夫なんだな」

父親が、そう呟いた

「きっと……寒くないし、泣いてない」

母親は、ゆっくりと頷いた

女の子の目から、涙がこぼれた
でも、それは、悲しい涙ではなかった

男は、立ち上がった

「自分、ようやったな」

「……ママとパパ、もう、だいじょうぶ?」

「時間はかかる
でもな、今夜で一つ、軽なった」

女の子は、窓の中の二人を見つめた
寄り添って座る姿は、さっきより少しだけ、近く見えた

「ワシ、そろそろ行くわ」

「……ありがとう」

男は、軽く手を振った

「ありがとうて言われること、してへん
これは、自分の力や」

そう言って、雪のない地面の向こうへ、溶けるように消えた

女の子は、最後にもう一度、窓に手を当てた

「ママ、パパ
わたしね、もう、ほんとにだいじょうぶだよ
だから……たまには、あったかいココア、ちゃんと味わってね」

その夜、喫茶店の明かりは、いつもより長く灯っていた

湖は、静かだった
けれど、冷たさは、どこにもなかった

七歳の女の子は
両親の心に、そっと寄り添いながら
あたたかな夜の中へ、歩いていった


#希望 #自作小説
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