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奏
布団にいれる


ゆうあ@
ないちゃん
実純
昼間の空いている電車、空席沢山。私はサンダルで、大きな荷物を持ち端に座っていた。
高齢女性が私の隣へ向かってきた。
女性が座ろうとした瞬間、足を思いっきり踏まれた。
私「…ッッッたぁぁィィィ…?!!?!!!」(変な声)
👵🏼「!ごめんなさい、大丈夫?! どうしたらいいのかしら……病院行きます?」
私「…いや…日曜日なので…」
👵🏼「そうですか、ごめんなさいね」
私(とりあえず痛いので鞄から凍ったペットボトルを取り出して冷やす)
👵🏼「私あなたに何か悪いことしてやろうと思ったわけじゃないのよ…どうしたら…あなた学生さん?」
こういう時、こちらの答えられる量を超えてずっと喋り続ける人いるよね
私「いや…」
👵🏼「そう、社会人ね…ちょっと手を退けて見せてくださる? どこが痛いかしら…」
私「全体的にジンジンする感じなのでどことかわからないし大丈夫です(?)」
👵🏼「そう……あの、これ、1000円入ってるから、明日病院行ってね」
そう言って1000円をティッシュで包んで差し出された。
いや…オバアチャンに悪気がなかったこともわかるんだ
私はオバアチャンに謝罪以上の何かをしてほしかったわけでもない
ただ単に痛くて上手く話せなかっただけ、どうしましょうと言われても痛い時は冷やす以上の知識がなかっただけ…
でも受け取らないと更に色々話しかけられ続けそうだし気にしちゃうかなと思って受け取った
これで良かったのかなぁ
ペットボトルの氷はすぐ解けてしまった。
次の駅で降りてこの1000円でコールドスプレー買えばいいや…と思うと
👵🏼「じゃあ私降りるけど、気を付けて…」
私「あっ私も降ります」
👵🏼「荷物持とうか?!」
私「めっちゃ重いので(10kg超)大丈夫ですよ(?)」
👵🏼「そう…?!」
ぶつかりおじさんに慣れすぎて、足を踏んでお金渡してくる人がいるなんて思わなかった。
最初に思わず悲鳴を堪えるみたいな変な声が出てしまいオバアチャンを驚かせてしまった。私も若干罪悪感…そんな大事にする気はなかったの…ただ痛かっただけなの…
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