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また突然喋るよ。

"こころを許してなんでも話せる同職者"が、職場にいない。
同期がいない、って言ってもいい。

入職同期は3人いた。でもブラック環境すぎて、みんな辞めた。私は、休職をフルで使った上で、別フロアに逃がしてもらう形で復帰した。
経験値とか年数とか何かしらの資格とか、得るものを得てから辞めたかったから(その気持ちはいまも変わっていない)。

異動先にも、いわゆる入職同期は、存在はしている。けど既に結束力が高かったし、私が訳ありで異動してきたからか、少しだけ歳や経験が違うからか(大学▶ちょっと社会人▶学校入り直し▶いまの仕事)、何かしら距離がある。
少なくとも『あだ名で呼ぶ間柄』にはとても入れなかったし、入れてもらえていない。

それから、数年経った。
異動時期も特殊だったこともあり、"○年目"という括りには入らず、誰とも比べられずに過ごしている。自分が掲げた目標は師長も応援してくれている。前向きな異動希望は早々に出すことになった。
だから、経験年数だけは少ないけれど、私は自分なりに自分の進路をかき分けていられるのだと思う。
この世界で強く生きようと思う気持ちだけはある。
仕事はすきだし、自分で言うのはなんだけど、きちんと傾聴するひとだと感じる。この仕事は、大好きとは到底いえないけど、会社員してた時よりはすきな自分では居られている。日々考えることもあるしずっと研鑽し続けていけるのは性に合っている。

歳の近いママさんや少し上の先輩で、よく接してしてくださる方は何人か居る。でも、軽い口調で仕事のささやかな雑談や吐露をしたり(水面下の情報戦とか、オツボーネこわいよぅとか)、私というニンゲンをある程度知ってくれた上で仕事の相談をし合ったり、という関係は、存在しない。

いま、進路で、頭打ちになっている。

元病棟薬剤師さんも、女医さんも、師長も主任も、話は聞いてくれる。助言もしてくれる。
好きなひとも、想い人も、近いところに居る。
そういう"立場の違う人間関係"にはむしろ恵まれているって、解ってるし、何故かそういう関係を開拓するほうが楽だった。
でも職種や立場が違うから、細やかな日常のなやみまでは話す時間もない。この仕事ならではの人間関係とか、板挟みでしんどいとか、ちょっと肩の荷をおろせるようなひとが、私には存在しない。

学校の輪から出た地点で覚悟しとけよって話だ。(附属施設で資格をとったから、みんな隣の病院に就職していった。Instaとかで軽く繋がってるけど、近況報告程度の関係。)
あと、そもそも群れるのがすきじゃないから結果としてこんな関係しかないんだ、ってことも、薄々わかってる。

それでも、同期同士で支え合っているひとたち(先輩/同期/後輩)に囲まれて、ひとりで居るのは。
なんかちょっと、つかれちゃった。

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