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coco

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私、今年八方塞がりの年なのね
もういっそ笑ってくれって感じなんだけど、
ブロックに車ぶつけたり
デリカシーのない言葉を言われたり
ライブで、推しのタオル無くしたり
(見つかった)
推しのキーホルダーいなくなったり
(これも見つかったけど)
取りに行くのに1時間電車に乗ったり
自分の車に知らないおじいちゃんが乗っていたり
Amazonで見覚えのない10万の請求が来ていたり

これだけじゃない
もっと今年だけで色々起きてる
ぎっくりもなったし
いろんな人に迷惑かけたり
他人にイライラしたり
相手悪くないのにね

来年はいい年になるのかな
今年はたくさん遊んで、
ダイエットも始めて順調で、
いいことももちろんあったけど、悪いことが悪いことすぎて、、、
お祓いに行くべきだったんだな…
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ムンチャクッパス

ムンチャクッパス

ぐへへ見覚えのあるダウンですねぇ
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れもん

れもん

往日の海にある安息の殿堂、どこかで見覚えあると思ったらモルガンの玉座だ
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埴輪天麩羅

埴輪天麩羅

そういや続編出てたんだっけって思って見始めたけど
なんか見覚えあるュ
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ちゃり

ちゃり

会社ノベルティ制作調査で、同僚くんが「色んなグッズ制作会社が載ってるブログ見つけました!」って教えてくれたnote、今月参加したゲーム開発Webイベの主催者さんで草だった。
そして見覚えのある印刷所がずらりとならんでおり…
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フェンリル5150

フェンリル5150

『Oneday in Autumn 完』



その後のことはあんまり覚えてない。

気がつくと、久美子に貰った住所を頼りに、千秋の家まで全力疾走してた。

なかなか出逢わなかったのは、入退院を繰り返してたからだ。

クリスマスが毎年来ないだなんて、千秋には明日も不確かだったからだ。

一気に符合する彼女のピース。

俺はバカだ。本物の大バカだ。
くそったれ。

家に着くと
優しそうなお父さんが出迎えてくれた。
お母さんは一緒にアメリカに渡ってるらしい。

僕の名前を告げると、涙を滲ませて、奥から何冊かのぼろぼろのノートを出して来た。

「もしも君に会えるなら、渡そうと思ってたんだ。これは千秋の日記だよ。5年前。あの子が病院で王子様に出逢った時から書き始めた、王子様への想いを綴った日記だよ。君にはとても重いものだろうし、申し訳ないとは思うんだけど、帰って来れるか分からない娘のためにも、それを読んでやって欲しいんだ。あの子の王子様、君への想いがどれほどのものかを、覚えていてやって欲しい。どうかお願いします」

僕は黙ってうなずき、ノートを開いた。


***


涙が止まらなかった。

高1の秋。
僕は確かに千秋に逢っている。

大事故に遇って、大手術からの奇跡の生還。
しかし、楽しいはずの高校生活を送るはずだった彼女に与えられたものは、いつ爆発するかも分からない爆弾だった。

体力的にも精神的にも限界だった頃に、ふと、見舞いで病院を訪れていた僕に出逢って、病院の庭に咲いていた金木犀の花を手渡され、がんばろうって励まされた。

僕が、同じ高校の同級生と知った彼女は、辛いリハビリにも耐え、退院後も何度も何度も挫けそうになる自分を、僕が渡した金木犀で作ったポプリを身にまとって、奮い起たせながら頑張って来た。

いつか、僕と並んで歩く日を夢見ながら。

大学で初めて出逢った時、僕が見覚えがあるって言ったことが、どれほど嬉しかったか。

どんな無茶を言っても、どんなわがままを言っても、優しく受けとめてくれたこと。

そして、生命を脅かされ、ずっと苦しんで来たこの血腫に立ち向かおうと決められたって。

来年も再来年も、ずっとずっと僕と一緒に笑っていたいって。

僕が、笑ってない千秋は嫌だから、元気に直してまた逢おうぜって、背中を押してくれたって。

くそったれ。
僕はどんだけバカなんだ。
君は、どんだけ身勝手なんだよ。

君が。

君が居ない世界なんて、もう考えられなくなってるんだよ。

神様。
どうか、彼女を
僕の千秋を無事に帰して下さい。

千秋の笑顔が見たいんだよ!

神様!


***


10月。
あれから一年。
お父さんからはわりと細やかに連絡を貰ってた。

手術は成功。
生命に危険はもうないらしい。

千秋は、爆弾に勝ったんだ。

術後の処置やらリハビリやらで、ずっとアメリカに居たんだけど、つい先日、帰国して、かかりつけの大学病院に転院してる。

結論を言うと、彼女の記憶はない。
家族すら忘れているほど
見事に記憶が抜け落ちているらしい。

でも、僕は待つんだ。
あの日、千秋が言った言葉を信じてる。

「また逢おうね。行ってきます」

だから今日も
僕はここで座って、帰りを待ってる。

世界中にひとりくらい
こんな王子様、居てもいいだろ?

僕のお姫様が
目覚める日を夢見ながらね。

ほら。

金木犀のにおいが。




#GRAVITY創作部
#短編小説
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紺 ー𝐊𝐨𝐍ー🖋

紺 ー𝐊𝐨𝐍ー🖋

薬の副作用がだいぶ抜けてきて、以前の自分に戻りつつある。今日は点滅しかけた青信号を走って渡れた。足はそんなに痛くない。
年始までは自由に過ごす!

強い風が吹く中、仕事をしていた頃によく通っていたアパレルショップに行ってきた。
3年振りの表参道。変わらぬ場所に建つお店。
仲良くしていたスタッフさんは今も働いているのだろうか。敢えてシフトを問い合わせずに向かった。

果たして…。
店のドアを開けると、真正面に立つ見覚えのあるシルエット。
3年しか経ってないのにお互い老けたなぁ。
強風のせいで目がショボショボしていたから。
涙がスゥーっと流れたのはきっとそのせいだ。

接客業の人って凄いな。名前は当然のように、さらに僕の好みの服まで覚えてるんだから。
今日は欲しかったものが在庫がなくて連絡先を交換した。入荷したら連絡をくれるとのこと。

とりあえず定番のお香を買って帰った。
「PURPLE HAZE」
久しぶりに嗅ぐ香り。
自室が一気に古着屋のような空気感になる優れもの。

僕は今日限りなく元気だ
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Purple Haze

ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス

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