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定期的にふと思う事を書きます

不快になるかもしれない独り言です。

学生時代、中学の時にすごいいじめられてる子がいました。
その子はたぶん親に問題があったのか(父親が仕事をせず、貧乏だったと聞いた記憶があります)
、定かでないですが、小学校の時から
ちょっといじめられる存在でした。
それが中学生になっていじめ激しくなり、どんどんエスカレートしていきました。
特に技術の授業の時が、酷かったと思います。
技術教室はテーブルがあって何班かに別れるのですが、いじめっ子とその子が同じテーブルになった時、センマイ通しで刺してるのを見ました。そんな激しくはないと思うのですが、当然痛がってました。
また別の日にハンダゴテで制服が焦がされてるを見ました。それから
まだ、最悪な事をしてるのを見ました。
そして、自分を含め誰も止める人はいませんでした。というより、止める事など考えなかったと思います。この子はそういう事をされてもしょうがないんだ、だから、自分がどうこう思う必要もないし、関わらない方がいいと、
たぶん周りの人もそう思ってたと思います。
でも、その子はそれだけいじめられても
学校に毎日来てました。
一度お母さんを見ましたが、たぶんいじめの件で呼ばれたのだと思います。
それから中学卒業してその子はお菓子屋さんで働いてたけど、辞めたみたいだと聞きました。
そして4、5年前にその子が30代で亡くなったと聞き、
かわいそうだな、きっといい人生ではなかっただろうなと思いました。
その時はただそう思っただけです。　
でも、なんかのひょうしに、この事が頭に浮かんできます。
もし、この子の親がちゃんと働いていたら、もし、このいじめっ子がいなければ、もし、止める事ができたら
と考えます。
それでこう考えてると自分は何いい人ぶってんだ、何もできなかっくせに
ただ、罪悪感をいい人ぶって誤魔化してるだけだろって思うのです。
そして、忘れます。
あれ、欲しい、この歌いい、この酒うまい…
全然その子の事など頭に浮かんできません。
でも、また浮かんできます。

同級生に会う時があるけど、この子の話題などでてきません。
あのいじめを知ってる人は
たぶん、あのいじめも、あの時はしょうがなかった、みたいな感じで自分を納得させてるのだと思います。
じゃないと、耐えれないのだと思います。

つくづく人間って弱い生き物だとおもいます。

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