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general
1万3500点の絵画作品
10万点の版画作品
3万4000点の本の挿絵
300点の彫刻と陶器作品
なんと計14万7800点もの
作品をつくったとされている
8歳頃から絵を描き始め
92歳で亡くなった
これを平均すると1年で1760点
1日に5点描いていることに
これは平均なので最盛期には
倍近く描いていたはずだ
"量は質を凌駕する"
という言葉がある
量をこなすには
完成にはこだわらない
"完璧主義を脱する"ことだ
すべてはプロセスである
軽さがなければ多くの
チャレンジはできないからだ
失敗を恐れない姿勢が
成功をもたらす
日本の古い寺社仏閣では
建物は完成と同時に崩壊が
始まるという考え方がある
だから一部をワザと
未完成にしておくことで
謙虚で驕らない姿勢ができる
人生に通ずるものがある
#齋藤孝


general
~葉隠~
大きなことを決めるときは
むしろ軽くやれ
普段から覚悟を持って事に
立ち向かっている人は
人生の大きな決断も
サッと決めてしまう場合があります
特に財界トップにいる人たちは
ちょっとした立ち話で
じゃあ君に頼むよと簡単に仕事を
決めることがあると聞きます
長年積んだ経験に基づく直観力が
あるので確信があるのでしょう
仕事がさっさと進んでいくのです
結婚も人生の大きな決断でしょう
大きなことだからと
考えてすぎているとそのうち
列車が過ぎ去ってしまいます
私の知人の女性は男性からずっと
好きだ結婚してほしいと言われて
いたのに放っておきました
しかしいざ
やっぱりあの人がよかったなと
思って連絡をとったら
つい先日婚約が決まったんだと
返事があったそうです
結婚というのは常に時間に
追われるものなので
いい人はどんどん相手が
決まっていきます
少しでも気持ちが向いたなら
サッと決めてしまうのも
一つの方法ですよね
家を買うことや結婚など
人生の大事な場面では
あるところで決断をしなければ
いけないし その基準があまり
複雑すぎると決断できません
考えすぎると決断しかねるので
縁を大事にすると決め
流れを切らないことが重要です
プロサッカーの選手が移籍を
勧められるのは大事の思案と言えます
どうしようと迷ってもサッと決め
ないと時間切れになることがある
FCバルセロナは
世界的に強いチームですが
"バルセロナ行きの列車は
一生に一回しか停まらない"
という名言があります
来たときに乗らなければ
二度とチャンスはめぐってきません
ノーベル賞を受賞した
ダニエルカーネマンは
ファスト&スローという本の中で
人間の心理について書いています
ファストとはファストシンキング
スローとはスローシンキングのこと
ファストシンキングは
直感を生かした考え方です
我々は人の写真を見るとその人が
怒っているのか笑っているのか
直感的にわかりますね
一方ゆっくり考えて分析して
決めるスローシンキングもあります
それを組み合わせるといいというのが
カーネマンの考え方です。
直感的によいと思うほうに行き
チャレンジしてダメなら戻ればいい
失敗してダメなら
また次を考えたらいいのです
そういう意味で大きなことを
軽くすべしというのはよい考え方です
#齋藤孝
#図解葉隠


general
かよわい葦(あし)である
しかしそれは考える葦である
パスカルは17世紀の
フランスの哲学者で数学者だ
このパンセは
パスカルが生前に思いついて
書き留めた数々の断片を
死後にまとめたものだ
ここで特に有名なのが
人間は考える葦である
という言葉
自然の中にはいろんな
弱いものがあるけれど
人間はその中でも
一番弱い葦のようなものだ
と言っている
でも人間には
考える力があるから
考える葦なんだというんだ
確かに人間は
小さな存在だけれど 宇宙に
ついて考えることができるし
宇宙がビックバンから
始まったことを知っている
そう考えると人間の
思考は宇宙を包み込んでいると
言えるかもしれない
ちっぽけな頭だけれど
考えることは無限なんだ
パスカルは
"われわれのあらゆる尊厳は
思考のうちに存する"
とも言っているけれど
それはそういう意味なんだ
だから考えることを大事に
しなくてはいけない
考えるから人間なんだ
人間に生まれ 考えることが
できるというのは
素晴らしく
ラッキーなことなんだ
#齋藤孝

general
身滅すれば即ち共に滅す
智は是れ 万代の財
命終れば即ち随って行く
富は生きている間は
役に立つ宝ですが
死んでしまえば
体とともに消滅します
智は万代までも
残る宝になります
それは自分が死んでも
子々孫々まで 何代も超え
受け継がれていきます
物質的なものに
価値を置くのではなく
自分の中に積み上げた
智を財産にする
江戸の儒学者
佐藤一斎は言います
"老いて学べば、
則ち死して朽ちず "
老年になって学べば
死んでも朽ちないと
何かしら後生に残せると
またソクラテスは
"自分の魂の世話をする"
といっています
生きているうちに自分の
魂の世話をしっかりして
善き人間になる
逆にいうと
善き人間になろうと
努力することで
魂の世話ができると
そうして磨き上げた
高貴な魂であれば
自分の死後も
続いていくのです
"智を磨き続ける"のは
遠大に感じますが
逆に 今生の話だけでは
ないと考えることが
学ぶ意欲になるのでは
ないでしょうか
#齋藤孝

general
~葉隠~
大きなことを決めるときは
むしろ軽くやれ
普段から覚悟を持って
事に立ち向かっている人は
人生の大きな決断も
サッと決めてしまう
場合があります
特に 財界トップにいる人たちは
ちょっとした立ち話で
簡単に仕事を決めることが
あると聞きます
長年積んだ経験に基づく
直観力があるので
確信があるのでしょう
私の知り合いの女性は
男性からずっと"結婚してほしい"
と言われていたが
結婚に気持ちが向かなかったため
放っておきました
しかし いざ
自分がある年齢になったとき
"やっぱりあの人がよかったな"と
思って連絡をとったら
"別で婚約が決まっている"と
返事があったそうです
結婚というのは常に
時間に追われるものなので
いい人はどんどん
相手が決まっていきます
少しでも気持ちが向いたなら
サッと決めてしまうのも
一つの方法です
大事の思案は軽くすべし
この言葉の後には
小事の思案は重くすべし
という言葉がくる
そして
武士は何事も七呼吸で決断せよ
という…およそ十数秒だ
大事の思案を軽くできる人は
普段から 肚を練って
自らを高めている人だ
大事は思わぬときにやってくる
大災害だったり 未知のウィルス
突然の災難や疫病にもうろたえず
速やかに判断し決断できるのが
肚ができている人であり
覚悟ができている人
また ささいなこと とるに足りない
小事をおろそかにしたばかりに
屋台骨が傾いてしまうという
ことはよくある
"千丈の堤も蟻の一穴から"
大きくて頑丈な堤防も
蟻がつくった小さな穴から
崩れることもある
ほんのわずかな不注意や油断が
大きな失敗に
つながるという戒めだ
だからこそ 常日頃
小事の思案は重くする必要がある
その積み重ねが
非常のときの覚悟につながる
覚悟ができれば
あとは損得は関係ない
直感や縁のあるなしなどで
深く考えずに即決できる
大事の思案を
軽くできる人でありたい
#齋藤孝

★tom★
古本屋で日本語の本を物色してきたw
以前、一緒に働いてた社員の子が失念とか、ご査収を普通に使ってて、日本語ってやっぱ綺麗だなと思って、学び直し中
接客してて、綺麗にスムーズに話せると気持ち良いのよね~


シリウ
kee
中高生向けの本だからさくさく読めたし、大人の私にとってもすごく勉強になる本だった!
今まで読んだ本の中で1番好き📖
#GRAVITY読書部
#読書
#齋藤孝

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