流諏が永鳴刺刺刺と音がするるすがとお とげとげとげと おとがする(解説)流諏(るす)という名の風鈴が遠くで、永く、鳴っている誰の棘か、誰の音かとげとげとげと、時を裂く音刺々しいのは、音のほうか、心のほうかでも確かに聞こえる“とおくで鳴ってる”あの永い、ひとつの気配#雰囲気回文詩 #ことばりうむの星 #音と言葉の余白 #感覚の詩学