恋愛は、好きになったら負けのデスゲーム。私はWARNINGの赤く染まる画面を閉じた。だからこそ見えた色があったよ。モノクロの世界が、色付いた。人を理解することは、できない。ただ、自分がどうされたら嬉しくて、どうされたら嫌か。それは、分かる。せめて、自分に置き換える。それが精一杯で、最高の誠意。私もエスパーではない。さらに宇宙人でもある。そして、“携帯”を携行している。“無”のなり方を覚え、彼らの笑顔を願い、彼らの傍らで生きている。拾った羽を見てほしい。その羽は、青色ですか?私は……存在してはいけない存在だったのかな、と思ってるよ。私の想いが、あなたを不快にさせないか……そう考えてた。私は、あなたの笑顔だけを望んでる。“約束”という言葉を使わないのは、あなたの笑顔を曇らせるものになりたくないから。ここにいる。掴むも、離すも、あなた次第。誰かに何かを強要することはできない。ただ、思う――「あなたの笑顔をつくるのが、私であってほしい」と。でも、それを選べるのは、私ではない。#宇宙人の恋文#毎時毎分毎秒 #満ちる空#返詩#ことばりうむの星