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彼方@休眠中

彼方@休眠中

#谷崎潤一郎 お艶殺し #彼方朗読感想会

内容を軽く紹介
真面目な奉公人の新助
その奉公先の主人の器量良しの娘、お艶
世間的に結ばれることのない二人は雪が降る夜に駆け落ちをするところから始まる

黙読ver.は原作を読んだ時のイメージ

雪の降る江戸の街
冷たく、二人の愛にも無情に降り注がれていく様子
それでいて一つの傘に寄り添いあった二人の手の温度は確かなもの
見える景色や描写がとにかく美しい
まるで物語の外側からの世界観
そこを大切に読ませていただいた

朗読投稿に関しては基本句読点を守るようにしている
作者の呼吸やリズムを感じたいから

声に出したらイメージが変わった

『あの鐘の音がうれしい。まるであたしたちは芝居のようだ』

お艶の一言
声に出すとこれが輝いて見えた
そうだ、この文章は、リアル目線だけじゃない
お艶の目線に立ち返る読みができる
もっとロマンチックに
もっとこの世の中全てが舞台装置のように
全てが絵空事のように

この後の展開は、サスペンス要素がある
全てがおぞましくみえてたはずが、
声に出せば途端にフィクション

谷崎先生、あなた人を殺したことないですね

文章からの美しい描写と、
不思議と谷崎の書いてるときの楽しげなリズムが見えてくる

あまりに大袈裟にやりすぎないよう少し抑えて読んだのが、二つ目の投稿

この読みで最後まで読むと、
これまで同じ地点にいたはずなのに、
ゆっくりセピア色の映像に代わり、
映写機にクローズアップ、フィルムが巻き戻り、また最初にループするイメージ

お艶は、自分の人生を謳歌した

好きに生きた

何度だって同じように彼女は好きに生きるだろう

一方新助はどうしても現実を生きている
生々しい感覚は消えることはない
それでも彼は、ずっと信じて、
愛しきった

外野からみれば、悲劇だ、悲惨だ、と見える

けど、本人たちにしてみれば後悔も何もないのかもしれない

黙読時はなんとも言えないラストを迎えたが、
声に出して読んでみたことで
これは舞台の上のお艶の物語なんだと悟った

#彼方朗読劇場
#GRAVITY朗読部
#朗読の星
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雨降る夜の向こう

Lamp

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彼方@休眠中

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投稿の朗読っていつも句読点めっちゃ意識してるんです

谷崎潤一郎さん、
息継ぎむずいです

でも声に出したら黙読の時と違う世界見えました

ありがとうございます

2度美味しいから2パターンやはり録ります

できれば今月中投稿目指します

#GRAVITY朗読部 #朗読の星 #朗読 #読み聞かせ
#谷崎潤一郎
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彼方@休眠中

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記録用に投稿

先週、谷崎潤一郎原作のお艶の恋の舞台観てきました

静岡の東海道遊郭跡地街歩きツアー→谷崎潤一郎講座→プレトーク→観劇→アーティストトーク→座談会

と、盛りだくさん

濃かった[目が開いている]

けど、すごく良い企画だったのですが、
個人的にいろんなものと戦ってたので、あまり頭に入ってこなくて残念でした[大泣き]

だけど、流石舞台のチカラはすごいですね
その間だけは全部を忘れられた

とりあえず、今言えるのはそれだけ

#谷崎潤一郎
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