読書猿に関するコミュニティ投稿【2025】|ひまじんなぎさるーむ,読書ログ-Gravity SNS

大事に読んでいる本のひとつに、独学大全があります。

読書の星はどうしても小説が多いと思うので、
そもそもどんな本かを説明したいのですが、この本は自己啓発やら勉強法やら書店でも置き場所が定まっていません。

例えば小説でも、恋愛の要素もミステリーの要素もSFの要素もある純文学があるように、横断的かつポリフォニー（多声音楽）的な書籍の扱いって難しいですよね。

そんな独学大全に書いてある様々な独学法の中でも、かなり強く意識したのが「私淑」でした。

現実には会えない、教えを請えない人（遥か遠くの人、遥か昔の人、もう亡くなった人など）に、自分の中で、心と頭の中で勝手に私的に師事する。

それは例えば僕だったら、高畑勲や高橋源一郎、谷川俊太郎。それから三島由紀夫、村上春樹や大江健三郎、夏目漱石。
（元々、文学や哲学の勉強してたので、ITも会計も専門外なんすよね）

彼らだったらどうするか、どう考えるか、どう表現するか。
それを自分の人生や仕事に自分なりに想像して翻訳して、息も絶え絶えに自分の言葉に何とかカタチを成して（しばしば大失敗するけど）いる。
文学や映画とは全然関係ない仕事だけど、彼らの精神や思想や作品の強い影響下にある自覚があります。

寄り道して正解だったようで、少し自分の頭の中が整理進んだ気がします。
例の異動の件、メンバーの皆さんに話したい事がまとまってきました。
1on1ミーティングもやろう、ひとりひとりのためにレジュメを用意して。

少し涼し過ぎますね、今夜は。
頭が冴えすぎるので、帰ったらまたお笑いとお酒で休ませましょう。
皆様も秋の夜長をお楽しみ下さい。

#独学大全 #読書猿 #私淑