#読書その2大手ゴシップ誌に就職した主人公が、初日の通勤路で射殺体を見つけた事によって騒動が起き………ない!という、このお話。砂糖に群がるアリのように有名人のスキャンダルを狙う話(パパラッチなんて言葉がない時代)で、ずいぶんフザケたミステリーだと思ってたら、宮部みゆき(これもビックリ)のあとがきで、この作者の別名義が"リチャード・スターク"で、あの超クールな『悪党パーカー』シリーズ(映画化もしてる)の作者だと知って2度ビックリ!まるで高森朝雄と梶原一騎みたい(コチラは作風は一緒)!どちらの作風にも振り切れて書けるんだからスゲェな!と、作家という職種の可能性の広さを痛感した次第。オススメです。