人気
ポポー
#読書
#読後感
#笑顔
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「楽しいときは思いっきり、しんどいときもそれなりに笑っておかなきゃ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
友達より
オススメされたにも関わらず
数年寝かしつけておいた本
瀬尾まいこ
「そして、バトンは渡された」
を読了致しました。


ロゼ
ならばと過去も未来も今も見れば、手元が疎か気もそぞろと来るこんな世の中が、私は好きだ。
若い頃はそれはそれは大層なお小言と受け取りまして
悲しくなったり悔しかったり、憤慨したり、いつかギャフンと言わせて差し上げたい気持ちもあったけど。
今はもう、ご感想ありがとうございます、さぞ素晴らしい人生を送ってこられたのですね!ご心配なく!と笑顔で返せる。
そんな少しひねくれて、少しだけ大人になって、ほんの少し受けながせ術をいつしか会得した私は
林真理子氏の11年前のこの連載を読んでとても小気味良かった。
歳を取ることは平等だ。
年齢は記号でしかない?そうは思わない。
年輪である、年齢とはそう言うものだと思っている。
日に当たれば守るために厚くなる。
寒ければ大きくならずに強くなる。
簡単ではない、一朝一夕でもない。
季節はめぐる、平等に。
寿命が尽きれば倒れて土に還って養分となりたい。
私は私の人生を今、大切に生きている。
#出好き猫好き私好き
#林真理子
#読後感
#読了


ロゼ
取り留めがなく、論点の定まらない恐怖。
空を見つめている誰かの視線の先を追うような本、
梨さん、どうしたらいいですか?
けれど最後の最後まで裏切らない薄気味悪さは
本に閉じ込められた悪いもののような気がして
読むだけに留めなくては。
ニチャニチャと、本から何かが漏れだしそうな。
そうなったらきっと、空を見つめる事になる。
そうなったら、もう真空ではなくなって。
そうならばおそらく、異形のものなんだろう。
虹色の水泡、薄皮に包まれたシロップがとても怖い。
きれいなまま?
なに?
意味を成さない濃厚なホラー。
お好きな方はぜひ。
不思議なものを読みたい方も、ぜひ。
#ここにひとつの□がある
#梨
#読後感
#読了
#読書記録
#読書


ロゼ
未来の不確定さと人生の危うさと命の権化に生命の神秘。
この本は私の好きな作家、燃え殻さんが著作『深夜、生命線をそっと足す』でシャワーを浴びながら当時読んでいたと仰っていた本で、同じ本を読みたくて購入。
主人公の男性がとても繊細で優しくて荒々しくて。
相手の女性は神々しくて正直で臆病なのに大胆で。
本当に富士山の火口のすぐ側に立っていて
今にも落ちてしまいそうな危うさが迫ってくる。
落ちても良いような気がしている2人は結局、
お互いの真意を確かめる勇気を持たない。
自分の気持ちも定まらないし、定めようともしていない。
けれどズル賢い訳ではなくて、そうするしかない。
決めてしまえばそうせざるを得なくなるから。
1日が5日になり、1週間になり。
離れたていたはずの距離は年数に比例せず全然遠くない。
ヤケになる事なんて生きていれはたくさんあって
どれもがウヤムヤに残るから
いっそたぎる火口にくべてしまえばいいのに、できない。
神話のようなお話。
官能と刹那は濡れて固まる火山灰みたいだ。
#火口のふたり
#白石一文
#燃え殻
#読後感
#読了


ロゼ
それができる人はお付き合いをしていて心地よい
私もそんな人になりたいしそういう人と出会いたい
少し前から私の周りに変かが起こるようになった
決断をしたり、違和感、さよならがあった分、
新しい出会いと新しい世界が広がった
この本を読んでしっくりくる箇所があった
人に敬意をもつこと、自分を律すること
相手の良いところを見つけること
負のラリーは必要がないこと
そして言葉を選ばずに言えば、
どんな人に大切にされたいか、
どんな人と繋がっていきたいか、
それが答えであること
いろんな人がいる
だからこそどんな人になるかを考えて行きたい
#本物の気づかい
#井上裕之
#一瞬の気づかいが一生の武器になる
#読後感
#読了


ロゼ
みんなもとは野良猫だけど、慣れれば家から出たがらないのはそれほど怖い思いをしてきたからかも。
大きな音や知らない人を怖がる。
その割には私には目一杯わがままを言う。
誰も居なければ一番偉そうな顔をして家中を闊歩し
安全な窓の内側から外を眺めてパトロールしている。
そんな私の猫が私は愛しくて大切におもっている。
この本では新入り猫が脱走してしまい
飼い主が肝を冷やして右往左往する。
気持ちわかるなー。
飼い主も最初から完璧ではないし
経験は猫を飼う上できっと今後に活かされると思う。
でも無事で見つかったからそう思える訳で
やっぱり猫は室内で安全に飼って欲しい。
それが猫の安全であると、猫にも伝わるといいなー。
とにもかくにも、猫は最高にファンキー!
猫が好きです!
#しみことトモエ
#shimico
#読後感
#読了
#保護猫を家族に


ロゼ
人がいなければ存在すらしない亡くなった人々。
忘れてしまうことが存在の証。
忘れないために人々に知らしめるために。
なんて切ないんだろう。
単行本の『近畿地方のある場所について』から
この度新しく出版された文庫本の『近畿地方のある場所について』をどちらも読んで
改めて著者、背筋さんのファンになった。
サラサラと隙間に滲みてくる恐怖から
どっしりと深みを見る本質。
ただの怖い話しでは無い内容がとても良かった。
同じタイトルではあるけれど、ぜひ
前作、今作と順番に読んでみて欲しい。
悲しみは昇華されましたか?
答えを知りたい、そして幸せを願っています。
#近畿地方のある場所について
#背筋
#読後感
#読了



ロゼ
やっぱりいい、とてもいい、すごくいい。
影のある女性が言葉少なに伝えたこと。
そして青春と現実。
夢は叶わない方が多いらしいと言うことに人はいつ、
知るんだろう。
誰かの夢を笑う人は笑えばいい。
誰かの夢を笑わない人は夢を追いかけたことがある人。
私は笑わない、笑うことなんてできない。
夢が叶っても辛いことはあるし
夢が叶わなくても中身が変わる訳じゃない。
現実を着実に生きることは恥ずかしくない。
恥ずかしいのは、人の心をバカにする人。
間違いに気付かず、後悔をしない人。
燃え殻さんが好き。
久々にマンガを読んだ。
ラストの一言がとても素敵でした。
#あなたに聴かせたい歌があるんだ
#燃え殻 原作
#おかざき真里 漫画
#読後感
#読了


ロゼ
知的な人は一見、内向的に見える。
実際内向的であるけれど、ものすごく奥が深い。
自ら奥に潜って行く勇気のある人にしか纏えない空気。
それが私はとても好き。
市川拓司さんは学生時代から読んでいる。
登場人物が少ない代わりに濃い。
とてもいい。
天体観測がしたくなる本だった。
プラネタリウムで下準備をしてから
サンルーフから天体観測がいいと思う。
幸い私の車にはサンルーフがある。
いいと思う。
#僕の手は君のために
#市川拓司
#読後感
#読了

もっとみる 
新着

ロゼ
いつも燃え殻さんが好きだ、とても好きだ。
私がいつもいつも燃え殻愛をInstagramに書き綴るのは
きっと作家と読書の関係が未来永劫変わらないから。
変わって欲しくない、好きだから。
だからいわせて欲しい。
ずっと好きだと言わせて欲しい。
せめて燃え殻さんだけは、私に好きと言わせて欲しい。
おじいちゃんに会いたくなって寂しくなって。
豚足なんて落ちてるの?と笑って。
爪切男さんの『愛がぼろぼろ』で号泣したあの日。
遠くで見ているくらいがちょうど良かったはまさに!
知り合いの知り合い、つまり他人が通じない人が私の近くに居てすごく驚いて、かなり落ち込んだ事。
いつか自分より好きな人ができたら『生きていてくれてありがとう』と伝えてみようと思いつつ、難しくて。
燃え殻さんが読み返している本を買ってみた。
買い方を間違えて高額な送料がかかるけど
死ぬほどではないので勉強代とします。
(『火口のふたり』はもう読みました)
全部ぜんぶゼンブ、好き。
燃え殻さん、私、燃え殻さんが好きです!
先月の燃え殻さんの読後感は愛を連ねただけだったので
今回は恋心をセーブしながら(必死に!)読後感。
あー、燃え殻さん。
好きですーー。
#夢に迷ってタクシーを呼んだ
#燃え殻
#読後感
#本が好きな人と繋がりたい


ロゼ
そしてラストの衝撃とささやかな希望!
すごくおもしろくて一気に読んでしまった!
未解決事件にもいろんなドラマがある。
時には思いもよらないストーリーがある。
それを読み解けないと真相は分からない。
読み解いてほしくないのかもしれない。
読み解かれることを、望まないのかもしれない。
悲しみと憎しみが生み出すものはなんだろう。
何かを生み出すはずはない、そう思えるのは
悲しみと憎しみを知らないから。
悪いこと、良いこと。
それを教えてくれた人から平和を受け取った子。
それを知らずに育ち粗暴なまま大人になった兄弟。
大切な人を傷つけらて見ていられない優しい甥。
悪事と戦う姿を信じて刑事になった人。
それをかつて教えていた自分に気づいた人。
それはその人のディテール。
中身はもっときっとたくさんのものがつまっている。
だから最後は…。
#いけない
#道尾秀介
#ミステリー
#読後感
#読了


ロゼ
この本の中の台詞と同じように
なあ、今の君に今の僕はどんな風に見える?
そんな風に聞かれたら、悲しくなるだろうか。
一瞬で当時を鮮明に思い出すのかな。
それか、思い出せない人もいるかもしれない。
ばったり会う訳だからそれはなんの因果もなくて
でもきっと私は少しだけ、昔の恋人を案じると思う。
辛くはないか、困っていることはないか、悩みはないか。
幸せに満ちていて欲しいと思うと思う。
私はどう?
なんて聞かない。
私の恋人だった人達はみんな優しかったから。
そのままでいて欲しいから。
今でも数人、昔の恋人と仲がいい。
メカニックだったり、よき友人だったり。
もう2度と会わないだろう人もいる。
大好きだった人、とても大好きだと言ってくれた人。
みんな幸せだといいな。
#真夜中の五分前
#本多孝好
#SideB
#読後感
#読了


ロゼ
物事を選択する度に世界が増えるとして、
と言うことは、今ここにいる私はほんの欠片。
そんな事をツラツラと4人の視点で書かれている。
シュレディンガーの猫、パラレルワールド、記憶。
生きているのに亡霊のような時間を過ごしたり
生死をわけるような経験をしたり、
好きかどうか解らなかったり。
物理的に考えるととんでもなく説明が難しそうだけど
案外、凡庸な毎日こそが不思議だ。
哲学も物理法則も重力も心理戦も全てある。
生きるとは、死とは、時間とは。
難しいのか単純なのか、わかりませんねぇ。
#たとえば世界が無数にあるとして
#生田紗代
#読後感
#読了


ロゼ
読みやすく213頁の4編の短編集。
とても読みやすい上にかなりの感動作。
私が1番好きなのは椿の葉に雪の積もる音がする。
かなり感情を持っていかれる。
本をあげると言われて断ってしまった事、
それは悪くないし幼く悪気は無かったけれど、
きっとずっと心に残るんだろうなぁ。
私にも思い当たる節があって、ジーンとする。
大人になると季節がとても早く移り変わる。
花にも旬がある、すごい事だと思う。
もう少し季節に降れる時間を持ちたいと思う今日この頃。
#花が咲く頃いた君と
#豊島ミホ
#椿
#読後感
#読了


ロゼ
次に読む本が見つからなくて、
でもずっと昔に読んだこの本を思い出して
膨大な読了本の中から見つけ出した。
本が好きで大量にある。
その中から昔読んだ本探しは難航するかと思ったし
何度か引っ越しをして、
その度に断腸の思いで本を整理することもあったから
もしかしたら見つけられないかもしれないと思いつつも
案外あっさり見つかって一気に読んだ。
濃厚な大人の恋愛のあとの、幼い純粋な恋愛。
ドロドロと沼のような恋のあとの、星稜のような恋。
この対比をチョイスした自分、と言うか
昔この本を読んだ私と、
ずっと手元に置いていた自分を褒めたい。
『神様の暇つぶし』からの『恋愛寫眞』
私個人の中でここ最近、1番の柔和だと思う。
もしよければこの組み合わせをぜひ。
どちらもきっとまたいつか読む気がする。
そんな本がとても好きだ。
#恋愛寫眞
#もうひとつの物語
#市川拓司
#読了
#読後感


ロゼ
後書きの写真家、石内都氏はあえてこの本について写真と食事に注目していたとしてけれど、
それがまたこの本を表していてオシャレだ。
恋はうまくなんていかない。
思い通りになんて、なるはずがない。
だって、私も相手も生身なんだから。
解っていてもこの本を読んでしまって苦しい。
すごく色んな事を思い出すし、もう戻れないし、
かといってもう、身動きも取れなくて、無慈悲。
えぐられる。
本が読みたいと仕事を早じまいした。
本が読みたくて家事を急いで片付けた。
あまりにも心を囚われ、夢を見た。
わたしは結構本を読んでいると自負しているけれど
その中でもとてつもなく引き込まれてしまって
ずっとこの本が続けばいいのにと思った。
苦しくて悲しいのに、終わらなければいいと思った。
この恋の終わりも、この恋の渦中も
きっと裏切りでも嘘でもなくて
確かめようはないけれど、恋だったと思う。
最後にガードレールから小川を眺めたシーンで言う、
あの一言が全てだと思う。
神様の暇つぶし、残酷な宝石。
ぜひ、ご一読を。
#神様の暇つぶし
#千早茜
#読後感
#読了


ロゼ
じっさいに熱烈に早く読むように薦められた本。
おもしろいとか、興味深いを越えてくる。
長編だからこそ、ある意味一気に読まなくてもよくて
だけど続きが気になって時間があれば読んでしまう。
取り憑かれてしまうような内容。
ネタバレはしない主義なので深くは語りませんが
もう、ため息が出る。
バターは体温で産まれ、冷えて固まり、熱で溶ける。
でも気を抜くとすぐにまた冷えて固まる。
バターの本当の姿は一体、どこにあるのだろう。
あんなに美味しく美しく獰猛で優しい。
そんな慟哭がつまっている。
とにかくおもしろい。
柚木麻子さんの女性と食は素晴らしい。
まだ読んでいない方は至急、お読みください!
本当におもしろかったです!
#BUTTER
#柚木麻子
#読後感
#読了

もっとみる 
関連検索ワード
