大谷学園の校長左藤義詮先生は ある日大阪の船場にある問屋で不思議な光景を目にしました家じゅうに"みてござる"と書かれた額が飾られていたのですその家の父親は幼くして父を亡くし貧しさから13歳で大阪へ奉公に出ることになりました旅立つ前夜 母は何も渡せない代わりに火にも焼けない水にも流れない言葉として 少年に"みてござる"という言葉を贈ります奉公先での辛い日々少年はある時 悲しみに耐えかねて川に身を投げようとしましたその瞬間"みてござる"という母の言葉が心によみがえり一歩を踏みとどまらせたのですその言葉はやがて彼を船場の大商人へと導き75年の生涯を閉じる時子孫に"家宝として伝えてほしい"と遺しました私はこの話を校長から繰り返し聞かされ"見守られている"という深い安心感を心に刻みます夫とニチイを創業しましたが幾度もの困難な局面でもこの言葉が支えとなりましたたった一つの言葉が人生を救い経営の礎をも築いたのです"お天道様がみている"背筋が伸びる言葉です#西端春枝#致知