歌手志望の人に、「歌唱力って『歌が上手い』かどうかですよね?」と聞かれることがある。確かに、音程やリズムが正確で声量があって声質が心地よくてテクニックがある。それも大事。でも、歌唱力はそれだけじゃない。そして、好みの問題でもない。歌唱力の本質は、歌で何を、どれだけ相手に伝えられたかという“伝達の技術”。ただし、芸能界ではその「伝わったかどうか」を動員力や売上という数字で判断する。これが現実。しかも、その数字には・ビジュアル・キャラクター・パブリックイメージ・純粋な評価・宣伝や導線・応援の仕組み・いわゆる組織票——すべてが混ざっている。だから売上がある=歌唱力が高いとも言い切れないし、売れていない=伝わっていないとも限らない。歌唱力は「原因」。売上や動員は「結果」。結果だけを見て原因を語ると、人は簡単に道を見失う。それでも、この世界で生きていくなら現実から目を背けるわけにはいかない。だからこそ大事なのは、数字に振り回されず、自分は何を届けたいのかを忘れないこと。技術を磨き、現実を受け止め、それでも人の心に向き合い続ける。その先に、数字の向こう側にある人の“感情”が見えてくる。そして、本当の意味での結果とは、どれだけの笑顔が生まれたか。それが、俺の言う「笑顔の法則」😊#毎日ポスト#ゆうたん#笑顔の法則#歌唱力とは#芸能界の現実#数字の読み方