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風翠 ヒバリ

風翠 ヒバリ

ああ、そうなのか
君は 何も持っていないと感じているのか

けれど、それは違う
君は未来への扉を開くための
ありとあらゆる鍵を、既に持っている

君が見つけられずにいるのは、扉の方だ


#自由詩
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みにん

みにん

忘れられない山小屋と平標山。

#登山 #平標山 #手書き #自由詩 #写真好きな人と繋がりたい
登山登山
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詩を描き詩を生む者

詩を描き詩を生む者

#詩
#自由詩
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えのき

えのき

『フェードアウト』#詩 #自由詩 #poetry
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大介

大介

『自作の詩の星』用(。・・。)

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『存在の余白』


風は誰にも属さず
空は誰にも応えない

それでも
ひとは 声なき声に応えようと
影を纏い 名を捨て
存在の輪郭を探す

寄る辺なく
依るものは遠い幻

あてのない 粒子として
沈黙の深みに触れる

誰かのためでもなく
何かのためでもなく
ただ 人間であることを 希み

終わりの気配に 儚い夢を描く
だが その根は 時の砂に 流されてゆく

夢は ただ夢と知りながら──

その静けさに ひとは沈む
誰にも知られぬ あの場所に

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#詩 #自由詩 #文芸
自作の詩の星自作の詩の星
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daisuke107

daisuke107

『朝の光』



朝の光が、障子を透かして、
そっと、部屋の奥へと忍び込んでくる。
何事もなかったような顔をして、
畳の上に、淡い影を落としていた。


けれど、その光が照らすものは、
もう、かつてのそれではなかった。
湯気もなく、声もなく、
器に満たされた静けさだけが、置かれていた。


あの頃──
朝の光は、ひとつの舟の中心に、
囲む者たちの食卓を照らしていた。
笑い声が、湯気とともに立ちのぼり、
それが、わたしたちの朝だった。


舟は、くだっていく。
音もなく、時の流れに身をまかせながら。
岸辺に着いた者から、
ひとり、またひとりと、舟を降りていく。


気がつけば、
わたしひとりが、舟の記憶を宿すこの食卓に、
取り残されていた。


それでも、朝の光は、変わらずここにある。
けれど、その光が照らす食卓には、
もう、誰の影もない。


その不在のかたちが、
わたしの風景を、静かに、かたどっている。


ときおり、心の奥に、
あの頃の談笑が、ふと、よみがえることがある。
なごやかで、そして、どこかさみしい──
まるで、遠い夢のなかの出来事のように。


悔いという名の小石を、
ポケットに忍ばせながら、
わたしは、凍てついた荒野のような日々を、
ひとり、歩いている。


そして、ふと立ち止まり、
あの光景に、そっと、まなざしを落とす。
それは、もう戻らぬもの、
もう届かぬものへの、
終わらぬ葬送だった。



#自由詩 #断章形式
自作の詩の星自作の詩の星
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daisuke107

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『音なき舞台』


かつて
ひとつの風が 舞台に立った

比類なき疾風が 空を舞うとき
あらゆる旋律が 響きをあげた

天翔ける 風は
ある日──
空から消えた

なんの前触れもなく
ひとつの響きが──

深みへと 沈んだ

誰の目にも映らず
誰の耳にも届かず

その響きは
沈黙の器となり
忘却の水底に 沈んだ

記憶の切れ端を
ひそかに湛えながら

光の届かぬ層を
ひとすじの旋律が
すべるように 通りすぎた

それは かつての風ではない
けれど 風の記憶を孕み
新たな風音を 奏でていた

そのとき
器の奥に残っていた 最後の音が
ふっと ほどけた

今もなお──

沈黙は 底にとどまりながら

かすかな鼓動を
胸に秘めていた

沈黙の風は
空駆けるものとは 成り得ない

───

あの記憶が
いつかの空で 
ふたたび疾風として響くことは
もう ないのだと
舞台は 照明を そっと落とした

沈黙は
もう 響くことなく 
夢の底で 眠りつづける


#自由詩 #創作
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daisuke107

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『螺旋の書』


螺旋の書は 語らない
音もなく 回り続ける

私という物語の
始まりも
終わりも知らぬまま

 
指先に残る
誰かの手の ぬくもり

波紋のように 広がる記憶
石に刻まれた
暗黙の約束
 

私は 読む
誰かの夢みた 痕跡を

私は 綴る
私の まだ知らぬ言語で

 
ある章は 閉じられたまま
ある章は 書きかけのまま

ある章は
見知らぬ筆跡で
いつしか 塗り替えられてゆく

 
それでも 私は
この書を 抱いて生きる

語られぬままの 物語を
ひとつずつ
呼吸のたびに 辿りながら

 
螺旋の書は 語らない
それでも 私は

その太古の うねりに
私という存在を 聴きとる


#自由詩
自作の詩の星自作の詩の星
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氷柱


か細い
氷柱
鋭利な
氷柱
尖った
氷柱
ぶーら
ぶら
暖かい
が舞い
降りた
暖かい
 が
暖かい
溶けた
氷柱
自由に
なった





*読み方
 氷柱(つらら)

#詩的小品
#自由詩
#創作詩
#短文詩
#note
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daisuke107

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『そこに──』



わたしは 終わりなき回廊を
静かに ただ 彷徨っていた。

声なき傷が 夜気に滲み
わたしの輪郭を ほどいていく。


闇の裂け目に 耳を澄ます。
けれど そこには 音もなく

囁きも 叫びも 気配すら
すべては 沈黙に 呑まれていた。


言葉は 届く前に 崩れ
かすかな震えだけが 残る。

語られぬものは 消えずして──
わたしは 今も そこにいる。


誰にも知られず──
それでも 確かに そこに──


#自由詩 #創作
自作の詩の星自作の詩の星
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「ブヒヒッw」

何を書く
言葉と
戯れる
「遊んじゃえ!」
右脳が囁く
「ブヒww」
が出て来た
つい鼻で
笑ってしまう
「ブヒヒッw」
面白いだろう
うん
面白い
もう1人の自分
が相槌を打った




#詩的小品
#自由詩
#創作詩
#短文詩
#note
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HAKU


HAKU

空白

余白

HAKU

一拍
息を
吐く

HAKU

純白
箔の
告白

黄金の輝き

HAKU





*読み方
HAKU(ハク)
 箔(ハク)の

*色々な「はく」を
 並べてみました
 楽しんで下さいね



#詩的小品
#自由詩
#創作詩
#短文詩
#note
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15歳のプリン

真夜中の
台所で
僕は甘い
涙を流した
冷蔵庫は
そこに佇み
換気扇は
静かに
拍手を
送った
言葉が
誘う
15歳の
プリン





*読み方
 佇(たたず)む

#詩的小品
#自由詩
#創作詩
#短文詩
#note



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daisuke107

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『欠けた場所に咲くもの』



欠けたるものよ
それは風の通り道
誰にも見えぬ傷の奥で
ひそやかに 光が芽吹く


幼き日に閉ざされた扉の向こう
言葉は凍り 夢は影となり
けれど その音なき世界で
耳は 誰よりも遠くを聴くようになった


見えぬものに触れようと
指先は 空気の震えをなぞり
名づけえぬ痛みを 色に変え
誰も知らぬ歌を 編みはじめる


人は問う なぜそんなに
深く 細く 感じすぎるのかと
けれどそれは 欠けた場所に
そっと降りてきた 世界──


欠損は 奪うだけではない
そこにしか咲かぬ花がある
夜の底でしか開かぬ
透明な花が


#自由詩 #自閉スペクトラム
自作の詩の星自作の詩の星
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ぐーちょきぱー

月曜日は
ぐー
ちょき
ぱー

ぐーは
にぎりっぺ
すかして
ぷぅー

ちょきは
かにさん
あぶくだ
ちょき 
ちょき

ぱーは
きらきら
おほしさまも
わらってる

おはよう

月曜日だ
ぐー
ちょき
ぱー






#詩的小品
#自由詩
#創作詩
#短文詩
#note
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daisuke107

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『風の頁』




夢みてゐた
いつからか
呼ばれることを 

聲を持ちながらも
それを使ふこともなく──


沈黙のなかに 身を沈めてゐた

聲を出せば 
何かが壊れてしまふやうな
そんな── 
気がして
 

靴音が 通り過ぎる
だれも 知らぬはずの
わたしの記憶に ふれながら

それは 忘れられた頁の
角をなぞる 風の指先のやうだった
 

わたしは
世界の片隅に 置かれた手紙

風が その頁を
そつと めくるたびに

わたしは まだ
讀まれることを 夢みてゐた



──遠くで 笑ひ聲がした

その聲は── 
わたしではない わたし

風のなかへ 消えてゆく
かすかな 呼び聲──



#自由詩 #創作
自作の詩の星自作の詩の星
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daisuke107

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『白い手』



わたしの白い手を見ていた。
何も汚れていないと思っていた。

けれど、その手は
いつのまにか
誰かの肩を押していたのかもしれない。

声を、いつしか、塞いでいたのかもしれない。
涙を見ないまま、
通り過ぎていたのかもしれない。
 

わたしは、ただ立っていた。
何もしていないつもりで、
何も壊していないつもりで。

けれど、
その「つもり」が、
誰かの沈黙を呼んでいたのだと、
いまは、思う。
 

自分の痛みを言葉にしたとき、
空気が、音もなく、凍った。

誰かが、黙った。
その沈黙に、
耳を澄ますことを、しなかった。

沈黙の奥に、
沈んでいたものを、
知ろうともしなかった。
 

靴の裏に
乾いた泥がついていた。

どこで踏んだのか、思い出せない。

けれど、
それが誰かの庭だったことだけは
その庭の静けさが、わたしに告げていた。

足跡が
そこに
残っていた。
 

白い手は
きれいなままで
何も掴まず
何も手放さず
ただ
すべてを通り過ぎていった
まるで
何も関わらなかったかのように
 

けれど
その無垢さこそが
誰かの痛みを
見えなくしていたのかもしれない
 

いま、
その手を洗う水が、冷たい。

それは、わたしのせいかもしれない。

水は、沈黙の重さを
冷たさで、ただ、伝えていた。


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