単語リストの記憶課題において自由再生だけを実施して再生数や再生率だけを数値化するだけでは記憶障害を十分に評価したとは言えません。自由再生で検索に失敗した項目に手がかり(例えば、カテゴリー名など)を与えた場合は当該の項目を検索できるのか、手がかり再生でも検索できなかった場合に、再認を用いても検索に失敗するのかを評価することは重要です。#記憶障害の評価 #自由再生 #手がかり再生 #再認
対象者に学習した単語リストを自由再生を用いて検索させると、学習リストの最初と最後の部分が最もよく記憶されるという結果が得られます。学習リストの最初の部分の再生率が高いことを初頭効果、最後の部分の再生率が高いことを新近性効果と言います。#自由再生 #初頭効果 #新近性効果