紙の本にはあって電子書籍では楽しめないものがあるそれは装丁だ趣味のコミックスを例にあげてみる新刊や重版等で付く帯ちゃんとカバーの上につけることを想定しタイトル文字のかぶりやキャッチコピー書体にも神経を使うカバーカバーのデザインって巻き込んでいる部分にも気を遣う作者の絵をどこで切り取ったら映えるのかタイトルの配置や書体にサイズ平積みされることを想定し他の本に埋もれぬよう背表紙の見せ方も書棚に収まっているイメージが大事某作品などは背表紙に絵が各巻続いて一枚絵になるようなそんな仕掛けがあったりそして紙質多くのコミックスは表紙にコーティングが施されるツヤの有無で手触りは変わるたまに和紙を使用するものもあってハードカバーの世界感を持たせてみたりそしてカバーをはぐってみる表紙は必見何もない一色だったりそこに気の抜けたイラストがあったり作品を象徴する図柄が秘められたり各巻毎に変化していたりとそこらに思わぬ仕掛けがあるとゾクゾクしてくるええええしっかり変態ですねw紙の本の独自性は視覚だけでなく紙質次第では触覚にも大きな作用を施すコストを抑えながらも質を高める試みが汲み取れるとああプロの仕事だなあって思う昨今は紙質が向上したせいか昔のようにページ数が多くても薄く上質な紙で厚さを抑えていたりするまぁコストダウンに特化したペーパーブック的な存在も必要なんだけども昨今はアプリで気軽に漫画が読めるそれはとても便利で良いことだでもどこか消費の早さや軽さが気になり読後に湧き上がった作品自体への気持ちをそっと有形に留めておきたいようなそれは紙の本がベターなような気がするそして僕は紙の本が大好きだ#想うことを徒然 #紙の本が好き #日に流れて橋に行く