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大介
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『存在の余白』
風は誰にも属さず
空は誰にも応えない
それでも
ひとは 声なき声に応えようと
影を纏い 名を捨て
存在の輪郭を探す
寄る辺なく
依るものは遠い幻
あてのない 粒子として
沈黙の深みに触れる
誰かのためでもなく
何かのためでもなく
ただ 人間であることを 希み
終わりの気配に 儚い夢を描く
だが その根は 時の砂に 流されてゆく
夢は ただ夢と知りながら──
その静けさに ひとは沈む
誰にも知られぬ あの場所に
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#詩 #自由詩 #文芸

大介
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『夢織りの森の隠者』
夜の縫い目にほどかれる
昨日の声――
忘れかけた名を呼ぶ風が
眠りの帳に微かに触れる
記憶は静かに
水面のように裂け
沈んだ言葉が泡になって
浮かびあがる
レムの森の奥深くに
時の先端に揺れる未明の気配
森の中に潜む隠者が
まだ破られる前の約束を編んでいる
夢は
朧の中にいる昨日までの私を
約束のない明日へと
そっと縫い合わせる
目覚めの直前
その継ぎ目は
去りゆく隠者の残す
見えない ほつれとなる
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#詩 #文芸 #daisuke0107sasaki

daisuke107
Ⅰ
わたしの中には
ひとつの声が 灯っていた
けれど
それを あなたに向けて
灯すことはできなかった
Ⅱ
あなたの名を
知らなかったからではない
名を呼べば
あなたが わたしに
かたちを与えてしまうようで
それが──
こわかった
Ⅲ
わたしは
あなたの知らない時間を
あなたの知らない言葉で
ひとり 生きていた
Ⅳ
それゆえに
黙していた
Ⅴ
けれど その沈黙のなかに
あなたが
耳を澄ませているのを
どこかで 感じていた
Ⅵ
それは
問いでもなく
答えでもなく
ただ ひとつの
かたちのない
声だった
Ⅶ
いまも わたしは
その声のまわりを めぐっている
あなたに届かぬまま
あなたを 呼ばぬままに
#自由詩 #創作 #文芸

あき
#町田町蔵
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メシ喰うな!

つは

あき
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魂達アヤネ
怒号と混ざり
死んでいく
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