こんにちは読書記録ですファスト&スローあなたの意思はどのように決まるか?ダニエル・カーネマン著村井章子 訳ハヤカワ・ノンフィクション文庫東大でいちばん読まれた本という帯に惹かれて本書を購読したのですが、とても勉強になりました人間は生きていく上で、毎日多くの意思決定をしていますが、しばしば決定を誤ってしまうことがありますそれは、人間が直感的に信じてしまう認識の誤りによるものです題名のファスト&スローは人間の意思決定は直感的で感情に根ざす「速い思考」と論理的だが努力を要する「遅い思考」の相互作用によるものということを意味していますそれは必ずしも合理的ではないようです本書では、この二つの思考の特徴を分析し、人がいかに錯覚に陥りやすく、不合理な決定を行なうかを浮き彫りにしています例えば、フレーミング効果というものがあります*10%の確率で95ドルもらえるが、90%の確率で5ドルを失うギャンブルをやる気があるか?*10%の確率で100ドルもらえるが、90%の確率で何ももらえないくじの券を5ドルで買う気があるか?二つとも同じことを聞いているにも関わらず、前者は選択せず、後者は選択するという人が多いようですこれは、損失という認識は、費用という認識より、ずっと高い嫌悪感を抱くからだそうです人間の直感的な認識はバイアスがかかりやすいということを肝に銘じておくことが大事かなと思いましたただし論理的な「遅い思考」にも弱点はあって、知識や能力が不足していると、誤りを犯してしまいます人間の意思決定の非合理性ゆえに、エコノミストや政治評論家による将来予測は外れやすいということも勉強になりました#読書 #読書感想文 #意思決定 #直感 #論理