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けい
仕事の帰り。
ひどい雨に降られた。
雷鳴が轟き、稲光が空を駆けていた。
仕事とどしゃ降りの雨に疲れて家に着く。
部屋でボーッとなにも考えずに、
いや、なにも考えられずにいた。
少し、頭も休ませよう。
テレビの音もしない部屋。世の中の全てから切り離され、たったひとりで生きている。
そんな映画の主人公のような気分になった。
しばらくすると雨の匂いが消えていた。
まだ濡れているベランダに出てみると、
分厚い雲が夜を覆っている。
まぁ、そうだよね。
星空が見たいな、と思った。
部屋に戻ると
東側の窓の外が少しだけ明るく見える。
気のせいかな。
窓を開けてみる。
綿菓子のような柔らかそうな雲が
ほんのり明るく光っているのが見えた。
もしかして。
そう思って玄関を出た。
真っ黒な夜空に
ぽっかりと浮かぶ月。
いつもより、少し黄色みを帯びたその月は
「私が一番綺麗な昨日の姿を見せられなくてごめんね」と。
そんな声が心に聞こえた。
いつも綺麗だよ、
今夜も、とても。
おやすみなさい。
#イマソラ #小さな幸せ #お月様 #今日のお月様
#小説のようなもの

けい
蒸し暑いですね。
日頃の挨拶のように
交わされる言葉。
いつからなんだろう。
こんなにも蒸し暑い夏になったのは。
子供の頃、どんなに日中は暑くても
夕方になると夕涼みという言葉のとおり
うちわ片手に蚊取り線香を焚いた縁側で
父親がラジオの野球中継を聴いていたのを思い出す。
今では夜遅くなっても
ベランダにも出られやしない。
きっと、父親がいたらそう言うんだろうな。
西の少し低い空に冷たく輝く月。
この蒸し暑い夜に、触れると冷たそうな
あの日と同じ月が浮かんでいた。
#イマソラ #お月様 #小説のようなもの #夏の思い出 #日常を撮り続ける


白上ツキト🌕🐇
「俺は大丈夫だ!は、早く逃げろ…」
「でも、ツキトあなたを見捨てるなんて私には出来ないよ」
「ルナ、君には愛する家族がいるんだ…だから…死なせる訳には行かない」
「俺は天涯…孤独な…独り身、俺は死んでも悲しむ相手はいないから…くっ」
「私が悲しむよ、ツキトとずっと旅してきた仲間だもん!大丈夫?今、治癒魔法を…!」
「ツキ!いつまで起きてるの?早く寝なさい」
と1階から母の声が聞こえた
「俺の名は水無 月(みずなし つき)あだ名はつっきー又は水無月(みなづき)」
今、話題のVRのファンタジードラゴングラビティにハマって夜遅くまでゲームしてるんだけど、面白くて時間を忘れてた…ははは
「さてと、セーブして寝るとするかな」
(朝起きたらゲームの世界だったら面白そうだし、くだらない学校も行かなくて済むのにな)
そんな事を思いながら俺は深い眠りについた
そして、朝、目覚めるとそこは…!?
的な感じで続くto be continued
次回「新しい世界へ」
けい
暑苦しい。
そんな蒸した夜。
外の風に触れたくて、
窓の外の暗闇に手を伸ばすと
心地よい風が肌を撫でる。
そういえば、今夜は七夕だっけ。
お伽噺の恋人たち。
そんなのはどうでも良かった。
でも、なぜか気になって
窓の外の暗闇に目をやった。
見えるのは都会の明かり。
天の川なんて、どこにも見えなかった。
まぁ、そうだろう。こんな都会じゃ星ひとつも見えやしない。
遠くの空に月が見えていた。
雲に隠れるように。
まるで恥ずかしがっているかのように見えた。
良く見ると、暗い夜空に雲がかかっているのは月の辺りだけだと気付いた。
あぁ、そういうことか。
都会の明かりで見えない暗闇の向こうには
天の川を挟んで光る星が二つ。
月の光がこの二つの星々の輝きを消さないように。二人の逢瀬の邪魔にならないように。
この一年に1日しかないこの夜を
二人が楽しめるようにと。
そんなことを思った。
お伽噺なんて。
たまには、いいじゃないか。
そんな素敵な夜も。
おやすみなさい。
#七夕の願いごと #七夕 #小説のようなもの #ひとりごとのようなもの #空

白上ツキト🌕🐇
第2話「新しい世界」
深夜1時過ぎ
母に言われて俺はゲームを止めて寝ることにした。「VRゴーグル外すさなきゃ…」夜更かししたせいか、強い睡魔が襲いかかり俺は深い眠りへと落ちていった。ゴーグルを付けたままで…
朝、起きたら「新しい世界」になってるなんてこの時の俺は知る由もなく深い深い眠りについたのは夜更かしのせいなのか、とても疲れていたんだろう。そのまま朝までぐっすり眠っていたらしい。
「おはよう、朝だよ。ル…起きて…ナ起きて」
(どこかで聞き覚えのある声が聞こえる。自分を起こそうとしているのか?いや、ル…ナ!?)
「もう、ルナ起きないとご飯冷めちゃうよ」
ハッキリと聞こえた「自分」の事を「ルナ」と呼ぶこの声は…!
「つきと」そう言いながら飛び起きた
目の前にいるその姿はあのゲームのつきと…に似た女性!がいる?
「やっと起きたね、ルナおはよう!起きないんじゃないかって心配してたよ」
「つきとだよね?なんで女性になってるの?」
自分がルナになってる事よりもつきとが女性になってる事の方が不思議と思い尋ねてみる
「ルナ、覚えてないの?ルナのせいなのに…」
「え〜、私のせいなの?!覚えてない…ごめんね」
「謝らないでよ、冗談なんだから」
「えっ!」
「あの時、死を覚悟したオレにルナは助けようと魔法辞典を見ながら蘇生の魔法をかけてくれてる時にページがくっついてて転生の魔法を唱えたらオレは女になっていた」「それを見た瞬間にルナは気絶してそのまま」
「思い出した!」(夢の中でそんな事をしたのを)
「ありがとう!ルナ性別は変わったけれど、こうして、ルナとまた一緒にいられて嬉しい」
「つきと」
To Be Continued
次回「新たな仲間」
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