30年前 アメリカでブルースシンガーとして活動していた私がニューヨークの高齢者施設でセラピードッグの優しい姿に心を奪われたんですそれがすべてのはじまりでした帰国後80年代の日本で目にしたのは年間100万匹もの犬猫が殺処分される犬猫のアウシュビッツと呼ばれる現実でしたガス室で苦しむ動物たちの姿に幼い頃吃音で孤独だった私を救ってくれた愛犬を重ね涙が止まりませんでしたあの愛犬も貧困で手放した後ガス室に送られたかもしれない…その悔悟が私を動物愛護の道へと導いてくれたんです1992年千葉の廃墟でチロリと出会いました後ろ足が不自由で殺処分寸前だった雑種の彼女を救い日本初のセラピードッグとして育てましたチロリは驚く速さで訓練をクリアし15年間介護施設や病院で人々を癒してくれたんですある日脳障害で動けなかった女性がチロリの優しい眼差しと触れ合いで"チロちゃん…いい子"と言葉を発し頭を撫でた瞬間 動物の無償の愛の力を確信しましたチロリとの活動が実を結び2005年に動物愛護法が改正されました殺処分はピーク時の5分の1に減りセラピードッグは今 年間1万2000人以上を支えています人に捨てられた犬たちが逆に人間を救うチロリから学んだどんな命も祝福されて生まれ幸せになる権利があるという信念をこれからも伝え続けたいと願っています#大木トオル#致知