お独り様のおでん作りほど悩ましいものはない。(適量を買って来いと言うツッコミはなしですよ)手間とかそういう話じゃなくて、量の問題なのだ(具材毎の別茹でなど手間をかけたことは勿論やらずにセット売りの種と少しばかり多めに野菜や卵などを加えるだけ)。せっかく時間をかけて作るのに少ない量を作る気にはならず、かといっておでんの柔らかな食感は食べ続けるとすぐに飽きてしまう。だからこそ分量の加減が難しい。鍋物は大概そうんだけどね。。けれどもおでんが楽しいと思うことの一つに日本全国何処でも食べられていて、お雑煮のように各地の郷土色がとても豊かでバリエーションの多いこと。具材はもちろん、出汁や付けダレに至るまで、少しずつ真似してはニヤけている。#夜中の酒呑み